伊丹空港の窓際でJALの機体を背景にASUS ROG XBOX Ally X20を手に持つ
ガジェット レビュー

【ASUS ROG XBOX Ally X20】新幹線でも飛行機でも充電なしで遊べる大容量80Whバッテリー。シリーズ初の7.4型有機EL(120Hz/HDRピーク1,400nit)とRyzen AI Z2 Extreme・24GBメモリを載せたASUS ROG XBOX Ally X20を旅行に持ち出して徹底レビュー【PR】

PR

本記事はASUSより製品(ASUS ROG XBOX Ally X20)の貸与を受けて作成しています。

伊丹空港の窓際でJALの機体を背景にASUS ROG XBOX Ally X20を手に持つ

PCゲームを外に持ち出して遊べるポータブルゲーミングPCは、ここ数年で一気に選択肢が増えたジャンル。当ブログでも去年、ASUSとXboxが共同開発したROG Xbox Ally XとROG Xbox Allyをお借りして沖縄旅行に持ち出し、飛行機の中やホテルでPCゲームを遊んでみました。そのシリーズの最新モデルとして、2026年9月のメディア向け内覧会で発表されたのが、ROGブランド設立20周年を記念した「ROG XBOX Ally X20」です。シリーズで初めて有機ELディスプレイを載せ、スティックやD-Padといった操作系にも手を入れたモデルになっています。

伊丹空港の窓際でROG XBOX Ally X20を手に持つ。窓の外にJALの機体

今回はASUS ROG XBOX Ally X20をメーカーよりお借りして約2週間使用しレビュー。東京から新大阪への新幹線、旅先のホテル、伊丹空港、伊丹から羽田へのJAL便、そして自宅と、移動を挟みながらゲームを遊んでみました。AMD Ryzen AI Z2 Extremeに24GBメモリ、1TB SSD、7.4型の有機EL(120Hz)、80Whバッテリーを備え、重量は約756g。価格は258,800円(税込)。ROG Allyシリーズの最上位モデルです。

ROG XBOX Ally X20のスペック

付属スタンドに立てたROG XBOX Ally X20とXboxアプリのゲーム一覧
項目スペック
製品名ROG XBOX Ally X20 (RC74XA)
OSWindows 11 Home 64ビット
プロセッサAMD Ryzen AI Z2 Extreme(8コア/16スレッド、最大5.0GHz)
キャッシュ3次キャッシュ 16MB
NPUAMD Ryzen AI(最大50 TOPS)
グラフィックスAMD Radeon グラフィックス(CPU内蔵)
メモリ24GB LPDDR5X-8000(オンボード)
ストレージ1TB SSD(PCI Express 4.0 x4 NVMe/M.2 2280)
ディスプレイ7.4型 有機EL(ROG Nebula HDR)、グレア、タッチ対応
解像度1,920×1,080ドット
リフレッシュレート120Hz(FreeSync Premium Pro、VRR 30〜120Hz)
応答速度0.2ms
輝度SDR 600nit / HDRピーク 1,400nit
HDR規格VESA DisplayHDR True Black 1400、Dolby Vision
画面保護Corning Gorilla Glass Victus + Corning DXC反射防止
インターフェースUSB4 Type-C×1(Power Delivery・映像出力対応)、USB3.2 Gen2 Type-C×1(Power Delivery・映像出力対応)、マイクロホン/ヘッドホン コンボジャック×1
カードリーダーmicroSDカードリーダー(microSD Express対応)
無線Wi-Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4
生体認証指紋認証対応電源ボタン(Windows Hello)
スピーカーステレオスピーカー(1.5W×2)
センサー加速度センサー、ジャイロセンサー
入力左右スティック(TMR)、可変式D-Pad、Xboxボタン、A/B/X/Y、マクロ1/2(背面)、LB/RB、LT/RT ほか
冷却ROGインテリジェントクーリング(デュアルファン)
バッテリー80Wh(4セル リチウムポリマー)
駆動時間(JEITA 3.0)動画再生時 約14.0時間 / アイドル時 約25.7時間
充電Type-C 68W ACアダプター、充電時間 約1.8時間
サイズ幅300.0mm×奥行121.0mm×高さ27.5〜51.3mm(スティック先端まで59.75mm)
重量約756g

半透明の筐体にゴールドを効かせたROG20周年デザインと上部に集約したUSB4・microSD Express

ROG XBOX Ally X20の化粧箱。ゴールドの20周年ロゴ

ASUS ROG XBOX Ally X20は幅300.0mm×奥行121.0mm×高さ27.5〜51.3mmというサイズに約756gの重量を持つポータブルゲーミングPC。まずはパッケージから確認すると、黒地の化粧箱の中央にゴールドで「20 ANNIVERSARY」とROGのロゴが入り、その下に「ROG XBOX ALLY X20 GAMING HANDHELD」の文字。左上には「REPUBLIC OF GAMERS」「EST 2006」と、ブランドの20年を意識したデザインになっています。

ROG XBOX Ally X20の背面。半透明の筐体とゴールドのライン、20周年プレート

カラーはオフブラックで、筐体は半透明の素材を採用しています。光にかざすと内部の基板パターンやファン周りの構造がうっすら透けて見えるのが特徴。背面には斜めに走るゴールドのラインと、20周年ロゴを刻んだゴールドのプレートを配置し、左右の上側には背面ボタン(マクロ1/2)を用意しています。グリップ部分は滑り止めのテクスチャを施したラバー素材で、ここだけは不透明な黒です。

手に取った第一印象は、ゴールドの差し色がよく目立つということ。左右のスティックはゴールドのリングで縁取られ、Xboxボタンの横に並ぶ小さなボタン2つもゴールド。ABXYボタンは本体と同じく半透明で、ボタンの中の構造が少し見えるという凝りよう。前モデルのROG Xbox Ally Xは黒一色のボディにRGBで光るリングという組み合わせだったので、だいぶ印象が変わっています。

インターフェースは本体上部にまとめて配置。左から指紋認証対応の電源ボタン、マイクロホン/ヘッドホンのコンボジャック、microSDカードリーダー、音量ボタン、そしてUSB3.2 Type-CとUSB4 Type-Cの2ポート。microSDカードリーダーはmicroSD Expressに対応し、前モデルのUHS-IIから世代が上がっています。USB Type-Cは2つともPower Deliveryと映像出力に対応しているので、片方で充電しながらもう片方に外付けSSDやディスプレイをつなぐという使い方も可能です。ASUSによると、ゲーム中に操作の妨げにならないよう上部側にまとめた配置なんだとか。

ROG XBOX Ally X20の背面を手に持ったところ

重量は公称約756gで、前モデルのROG Xbox Ally X(公称約715g)から約40g増えています。去年のレビューで実測したROG Xbox Ally Xは711gでした。数字の上では重くなったものの、旅行中や自宅で長めに遊んでみても、前モデルとの差は感じない程度という印象。7.4型の有機ELとゴールドの装飾を載せてこの差に収まっているのは個人的には十分すぎるレベルかなと。

ROG XBOX Ally X20の同梱品。68WのACアダプター、スタンド、保証書類

同梱品は本体のほかに、ACアダプター、スタンド、製品マニュアル・保証書類というシンプルな内容。ACアダプターはケーブル一体型のUSB Type-Cで、本体に68Wの表記があります。前モデルに付属していたのは65W出力のアダプターだったので、わずかに出力が上がっています。スタンドは本体を立てて画面を眺めるときに使えるもので、ROGロゴ入りの小ぶりなものです。

【ASUS ROG Xbox Ally X】AMD Ryzen AI Z2 Extreme搭載の超高性能ポータブルゲーム機でどこでもPCゲームをサクサク楽しめるROG Xbox Ally Xシリーズレビュー【PR】

ROG Allyシリーズ初の7.4型有機EL。ベゼル約60%縮小で7型並みの本体に大画面

ROG XBOX Ally X20の正面。7.4型有機ELディスプレイ

ASUS ROG XBOX Ally X20は、ROG Allyシリーズで初めて7.4型の有機ELディスプレイ「ROG Nebula HDR」を搭載。解像度は1,920×1,080ドットで、リフレッシュレートは120Hz、FreeSync Premium Proによる30〜120HzのVRRに対応しています。前モデルのROG Xbox Ally Xは7型のIPS液晶だったので、パネルの種類もサイズも変わりました。ASUSの資料によると、ベゼルは前モデル比で約60%狭くなっているんだとか。本体の幅は290.8mmから300.0mmへ約9mm広がっただけで、画面は7型から7.4型にサイズアップしています。

実際に使ってみると、ベゼルが狭くなったぶん画面がひと回り大きく感じます。ACE COMBAT 7の機体選択画面や飛行シーンでも、本体の幅いっぱいに映像が広がる印象。輝度はSDR時600nit、HDR時のピークは1,400nitで、VESA DisplayHDR True Black 1400とDolby Visionにも対応。前モデルの500nitから明るさにも余裕が出ており、窓から光が差し込む空港や機内でも画面が見やすかった印象でした。

引き上げて回すだけで4方向/8方向を切り替える可変式D-Padと約90gで押せるABXYボタン

ROG XBOX Ally X20の可変式D-Padを引き上げる

ASUS ROG XBOX Ally X20は、TMRジョイスティックと可変式D-Pad、再設計したABXYボタンを採用。なかでも使ってみて印象に残ったのが可変式D-Padです。D-Padをつまんで引き上げ、回すことで、4方向入力と8方向入力を切り替えられる仕組み。ASUSの資料によると、8方向にすると斜めの入力部分が4方向キーと同じ高さまで上がり、斜め入力がしやすくなるとのこと。パーツを付け替える必要がなく、本体だけで切り替えが完結するのは便利です。格闘ゲームのようにコマンド入力が多いゲームと、方向キーをメニュー操作に使うゲームとで、遊ぶタイトルに合わせて変えられます。

ABXYボタンは約90gの力で入力できるよう再設計したもので、押し心地も印象に残ったポイント。ASUSは長時間のプレイでも疲れにくく、連続入力が必要なコマンド操作にも向くと説明しています。左右のスティックはTMR(トンネル磁気抵抗)方式で、ASUSによるとデッドゾーンを3%まで詰め、消費電力も従来比で75%削減しているんだとか。スティックの周りのリングはAura RGBで光り、ゲーム中はゴールド系の色で点灯しています。

ROG XBOX Ally X20のラバーグリップを両手で握る

グリップには、ROGのエンボス加工を施したラバー素材を採用しています。表面に細かな凹凸が入った滑り止めのテクスチャで、両手で握ったときの感触も気に入ったところ。半透明のハードな筐体の中で、手が触れる部分だけがラバーになっている作りです。

電源オンでXboxアプリが全画面で立ち上がるXboxモードとArmoury Crate SEの2つのランチャー

ASUS ROG XBOX Ally X20は、Windows 11 HomeにXboxモード(Xboxフルスクリーンエクスペリエンス)とArmoury Crate SEを組み合わせて搭載。電源を入れるとWindowsのデスクトップではなく、Xboxアプリが全画面で立ち上がります。Xboxモードは、従来のWindows特有の複雑さを排除したことで動作面と使い勝手の両面でメリットのあるモードです。最大の特徴は、バックグラウンド処理の抑制によるシステムリソースの最適化。余計な描画やプロセスを省くことでゲームにパワーを集中させ、フレームレートの安定化やロード時間の短縮を実現。さらに発熱やバッテリー消費も抑えられ、マウス不要でゲーム機感覚の快適なプレイ環境が手に入ります。

今回のレビュー期間中は、ほとんどの時間をこのXboxモードで過ごしました。「マイゲーム」にはXbox経由のゲームだけでなく、Steamで購入したACE COMBAT 7やApex Legends、The Exit 8(8番出口)なども並び、コントローラーの操作だけで起動できます。ホームからはストアやGame Passのタイトルも探せるので、遊ぶゲームを探すところから起動するところまで、Xboxアプリの中で完結するという感じ。

Xboxアプリのフレンドとチャットのパネル

フレンドやチャットのパネルもXboxアプリから呼び出せます。ASUSの資料によると、Xboxボタンを押すとGame Barを、長押しすると起動中のアプリの切り替え画面を呼び出せるとのこと。ゲームとDiscordなどのアプリをLB/RBで行き来できるようになっています。

もう一つのランチャーがASUSのArmoury Crate SE。こちらもインストール済みのゲームを一覧で表示し、起動中のゲームには「実行中」の表示が付きます。プラットフォームのタブにはXbox、Steam、EA app、Epic Games、Ubisoft Connect、GOG Galaxy、Battle.netの7つが並び、まだ入れていないストアもここからダウンロードできるようになっていました。

Armoury Crate SEの本領は設定まわり。コントロールモード、パフォーマンス、電源管理、ディスプレイ、ライティングなど、本体の設定をゲームパッドの操作だけで変更できます。コンテンツのタブにはヘルプセンターやGame Deals、フィードバックハブへの入口もまとまっています。

動作モードを切り替えると、画面の中央に「Turbo」のように現在のモードが表示されます。内覧会でも紹介したとおり、Armoury Crate SEでは13W〜25Wの4段階の動作モードから選べる仕様。充電ケーブルを抜いたときには「バッテリー駆動」の表示が出て、給電が切れたことがひと目で分かるようになっていました。

もちろん中身はWindows 11なので、デスクトップに切り替えればエクスプローラーや設定アプリも普通に使えます。ASUSの資料によると、切り替えはXboxボタンの長押しか、画面の下から上へのスワイプでWindowsデスクトップのタブを選ぶとのこと。設定アプリのバージョン情報では、Ryzen AI Z2 Extremeや24GBのメモリ、1TBのストレージを確認できます。

なお、今回お借りした機材は発売前のOSやバージョンで初期化された状態だったため、メーカーの案内に沿ってWindows UpdateとArmoury Crate SEのアップデートを適用してから使い始めました。Windows Updateは複数回に分けて降ってくるので、初回はある程度時間を見ておいたほうがよさそう。購入後もまずはWindows UpdateとArmoury Crate SEの更新を済ませてから遊ぶのがベターです。

【ASUS ROG XBOX Ally X20】ベゼル約60%縮小の7.4型有機ELとデッドゾーン3%まで詰めたTMRジョイスティック、引き上げて回すだけで4方向/8方向を切り替えられる可変式D-Padを搭載。Armoury Crate SEで13W〜25Wの4段階から選べる動作モードまで徹底レポート

Ryzen AI Z2 Extreme+24GBメモリでApex Legendsも遊べるゲーミング性能と本体上部の発熱

ROG XBOX Ally X20でApex Legendsを起動

ASUS ROG XBOX Ally X20はAMD Ryzen AI Z2 Extremeプロセッサを搭載。8コア16スレッド・最大5.0GHzのCPUにRadeonグラフィックスを内蔵し、メモリは24GBのLPDDR5X-8000という仕様です。ストレージはPCI Express 4.0 x4接続の1TB SSDで、M.2 2280規格で、ASUSはアップグレードしやすい設計としています。プロセッサ、メモリ、ストレージの構成は前モデルのROG Xbox Ally Xと共通。性能面での進化というより、ディスプレイと操作系を作り直したモデルという位置づけです。

ROG XBOX Ally X20でApex Legendsの試合をプレイ

自宅ではApex LegendsをSteamからインストールしてプレイしてみました。起動時にはEAのアンチチート(EA Javelin Anticheat)の起動が挟まり、そのままロビーへ。試合に入ってからも、スナイパーを構える場面から岩場を移動する場面まで、本体のスティックとボタンだけでプレイできます。マウスとキーボードで遊ぶことの多いタイトルも、コントローラー操作でそのまま試合に参加できました。

気になったのは発熱。Apex Legendsのような重めのゲームを続けていると、本体の上部が熱くなってきます。ASUSはデュアルファンと、プロセッサに直接外気を送り込むエアチャネルで冷やす仕組みと説明しており、排気口は本体上部に並ぶ構造。熱はそこから逃がしているという感じです。

東京→新大阪の新幹線と伊丹→羽田のJAL機内を充電なしで遊べた80Whバッテリー

新幹線の車内でROG XBOX Ally X20を使いACE COMBAT 7をプレイ

ASUS ROG XBOX Ally X20を今回は大阪出張の際に気晴らしグッズとして持参。東京から新大阪までの新幹線と、伊丹から羽田へのJAL便に持ち出してみました。新幹線では座席に座ってすぐに電源を入れ、Steamへのログインを済ませてからACE COMBAT 7を起動。Xboxモードのおかげで、Windowsのデスクトップを経由せずにゲームまでたどり着けます。座席のテーブルに置いたり、手で持ち上げたりしながらのプレイで、左手の親指はスティック、そのすぐ下にD-Padという配置。Xboxボタンにも指を伸ばせる位置です。

都ホテル尼崎の客室でROG XBOX Ally X20にACE COMBAT 7のタイトル画面

宿泊したのは都ホテル尼崎。客室の丸テーブルに置いたり、膝の上に乗せたり、手に持ったりと、姿勢を変えながらACE COMBAT 7の続きを遊びました。重さは前モデルと変わらない感覚で、手に持ったまま遊んでいても負担が増えたという印象はありません。遊ばないときは電源を切って、テーブルにそのまま置いておけるのもポータブル機の気軽さです。

帰りは伊丹空港から。待合のベンチで、出発までの時間にもう少しだけプレイしました。窓から日差しの入る明るい場所でも、画面の表示は十分に読み取れています。

JAL機内でもACE COMBAT 7を再開。座席モニターに実際の高度や速度が映るなか、ゲームの中でも空を飛ぶという組み合わせになりました。80Whのバッテリーのおかげで、往路の新幹線でも復路の機内でも、充電せずにゲームを遊べています。メーカー公称の駆動時間はJEITA 3.0の動画再生時で約14.0時間、付属の68Wアダプターでの充電時間は約1.8時間。今回は計測していないものの、移動中に遊ぶ分には電池残量を気にせずに済みました。

有機ELと操作性に妥協したくない旅好きのPCゲーマーに最適なROG20周年記念ポータブルゲーミングPC

伊丹空港の待合でROG XBOX Ally X20にSteamのライブラリを表示

ASUS ROG XBOX Ally X20は、258,800円(税込)という価格で、Ryzen AI Z2 Extreme、24GBメモリ、1TB SSD、7.4型有機EL、80Whバッテリーという仕様を実現したポータブルゲーミングPCでした。プロセッサ周りは前モデルと共通ながら、Apex Legendsのような対戦ゲームから、ACE COMBAT 7のようなフライトシューティングまで遊べる性能を備えています。電源を入れればXboxアプリが全画面で立ち上がり、ゲーム機と同じ感覚で使い始められるのも魅力です。

7.4型の有機ELは、ベゼルが狭くなったぶん本体の大きさに対して画面が大きく、空港や機内のような明るい場所でも見やすいディスプレイに仕上がっていました。可変式D-PadやABXYボタン、ラバーグリップといった操作系の作り込みも満足度が高く、重量は前モデルから約40g増えたものの、持ち歩きでその差を感じることはありませんでした。新幹線と飛行機の移動中を充電なしで遊べたバッテリーも含め、旅先や移動中にPCゲームを遊びたい方には、ASUS ROG XBOX Ally X20は最高の選択肢になるはず。

気になったのは価格。前モデルのROG Xbox Ally Xは発売時139,800円(税込)、2026年2月の価格改定後で169,800円(税込)なので、そこからさらに約9万円高い258,800円という設定です。有機ELと操作系の進化、20周年記念のデザインにこの差額を払えるかどうかで判断が分かれそう。ただ、ディスプレイと操作性に妥協したくない方と、旅行や出張の多いPCゲーマーや、格闘ゲームなどでコマンド入力をする方にとってはぴったりな製品といえました。

良かった点

  • ◎ROG Allyシリーズ初の7.4型有機EL。ベゼル約60%縮小で画面が大きく、空港や機内でも見やすい
  • ◎引き上げて回すだけで4方向/8方向を切り替えられる可変式D-Pad
  • ◎約90gで押せるABXYボタンとROGエンボス加工のラバーグリップ
  • ◎電源オンでXboxアプリが全画面で立ち上がり、Steamのゲームもコントローラーだけで起動できる
  • ◎新幹線・機内の移動中を充電なしで遊べた80Whバッテリー

気になった点

  • △258,800円と、前モデルROG Xbox Ally X(現在169,800円)から約9万円高い
  • △Apex Legendsのような重めのゲームでは本体上部が熱くなる
  • △プロセッサ・メモリ・SSDは前モデルと共通で、性能面の進化はない

Google検索で当サイトの情報を見つけやすくする

Google で優先するソースとして追加

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています