ガジェット レビュー

【Amazfit Cheetah 2 Pro & Ultra】74,800円と99,800円のチタン×サファイアガラス本格ランニングウォッチ。最大輝度3,000nit・GPT-4o音声操作・17種の科学的トレーニングメニュー搭載のAmazfit Cheetah 2 Pro/Ultraレビュー【PR】

本格的なランニングウォッチが欲しいけれど、GarminやApple Watchの上位モデルは価格が高すぎるし、かといって安価なスマートウォッチではランニング指標の精度や素材の質感に不満が残る。そんなジレンマを抱えるランナーにとって、Amazfitが投入してきたCheetah 2シリーズは非常に魅力的な選択肢です。ロードランニングに特化したCheetah 2 Proと、トレイルや長距離にも対応するCheetah 2 Ultraという2ラインで展開しており、いずれもチタン合金×サファイアガラスという高級素材を採用しているのが特徴の実力モデルです。

今回はAmazfitから発売されたランニングウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」と「Amazfit Cheetah 2 Ultra」の2機種をメーカーより提供いただき、1ヶ月以上にわたって日常利用とロードランニングで使い込みました。デュアルバンド6衛星GPS・円偏波アンテナ・GPT-4o搭載のZepp Flow音声操作・17種類の科学的トレーニングメニューなど、高機能を詰め込みながらProが74,800円(税込)、Ultraが99,800円(税込)という価格を実現した意欲作です。

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Amazfit Cheetah 2 Pro / Cheetah 2 Ultra スペック比較表

項目Cheetah 2 ProCheetah 2 Ultra
価格(税込)74,800円99,800円
OSZepp OS 5Zepp OS 5
スクリーンサイズ1.32インチ1.5インチ
ディスプレイAMOLEDAMOLED
解像度466×466480×480
最大輝度3,000nit3,000nit
カバーガラスサファイアガラスサファイアガラス
サイズ48.2×48.2×13.2mm47.4×47.4×13.3mm
重量(ストラップ除く)45.6g52g
本体素材チタン合金(ボトムケース・フレーム)チタン合金(グレード5・ベゼル・ケース)
ストラップ20mmシリコン(クイックリリース)22mmナイロン+シリコン(クイックリリース・2本付属)
GPSデュアルバンド(L1+L5)6衛星・円偏波アンテナデュアルバンド(L1+L5)6衛星・円偏波アンテナ
センサーPPG心拍・加速度・ジャイロスコープ・磁気・気圧高度計・環境光検出器PPG心拍・加速度・ジャイロスコープ・磁気・気圧高度計・環境光検出器
BluetoothVer. 5.3Ver. 5.3
Bluetooth通話対応対応
スピーカー / マイク有り / 有り有り / 有り
ストレージ32GB4GB
ボタン数4ボタン4ボタン
バッテリー容量540mAh780mAh
日常使用バッテリー最大20日間最大30日間
GPSモード使用時最大31時間(省電力モード69時間)最大60時間(高精度GPS)/ 35時間(AODナビゲーション)
耐水性5ATM5ATM
軍規格認証非該当MIL-STD-810G(6認証)
地形図オフラインマップ・スキー場オフラインマップ・スキー場
LEDフラッシュライト白色・単色白色+赤色+SOSモード
音声操作Zepp Flow(GPT-4o・読み上げ対応)Zepp Flow(GPT-4o・読み上げ対応)
食事管理機能対応対応
スポーツモード180種類以上180種類以上

チタン合金×サファイアガラスの高級感でビジネスシーンにも違和感なく溶け込むデザイン

Cheetah 2 Proのパッケージはマットブラックの箱に「CHEETAH 2 PRO」の文字とウォッチフェイスの画像が配置されたシンプルなデザイン。一方のUltraも同様のテイストですが、ウォッチフェイスには気圧や高度グラフなどが表示されており、よりアウトドア・トレイル寄りのイメージを強調しています。両機のパッケージを並べると、ProとUltraのキャラクターの違いが一目で分かるのが面白いところ。

Amazfit Cheetah Pro

Amazfit Cheetah 2 Proは48.2×48.2×13.2mmというサイズにストラップ除く45.6gのチタン合金ケースを採用したランニングウォッチ。インナーベゼルには0から100までの数字が刻印されており、高級スポーツウォッチのような雰囲気を醸し出しています。右側面の物理ボタンは上にブルー、下にレッドのカラーアクセントラインが入っており、視覚的なワンポイントとして効いている印象。左側面にはスピーカー用のスリットを配置しています。

Amazfit Cheetah Ultra

Amazfit Cheetah 2 Ultraは47.4×47.4×13.3mmというサイズにグレード5チタン合金をベゼルとケースに採用。Proより大きな1.5インチ画面を搭載することで、表示領域に余裕があるデザインになっています。MIL-STD-810G準拠の6つの軍規格認証(低圧・高温・低温・温度衝撃・振動・衝撃)の試験にクリアしており、過酷な環境での使用を想定した堅牢性が特徴です。二色多段階明るさの懐中電灯(白色光+赤色光+SOSモード)を搭載しており、夜間や緊急時にも対応できるようになっているのもポイントです。

手に取った第一印象として、Proはチタン素材特有のマットな質感と軽さの両立が際立つ感じ。インナーベゼルの数字刻印がスポーティかつ上品で、ビジネスシーンでスーツの袖口から覗いても違和感のないデザインに仕上がっています。

一方のUltraは、Proと並べて比較するとグレード5チタン合金×サファイアガラスの組み合わせが醸し出す高級感が格別。1.5インチの大画面も相まって所有感の満足度が非常に高く、個人的にはUltraの方が好みという印象でした。こちらもビジネスシーンで終日装着していましたが、まったく違和感なく過ごせています。

重量を計測してみたところ、Proはストラップ込みで実測60.0g、Ultraは同じくストラップ込みで実測70.0gという結果に。Proで60g、Ultraでも70gという軽さは、ランニング中の腕振りでも全く邪魔にならない水準です。1ヶ月以上にわたって終日装着してきましたが、軽量なおかげで腕への負担はほとんど感じませんでした。先日レビューしたAmazfit Active 3 Premiumと比較すると、チタン合金の採用によりスポーツウォッチとしての質感が大きくグレードアップしている印象です。

同梱品はProが本体(シリコンストラップ装着済み)、充電用マグネットドック、取扱説明書の3点。Ultraは本体に加えてナイロンストラップとシリコンストラップの2本が標準付属しており、シーンに応じて使い分けられるのが嬉しいところ。ナイロンストラップはグレー×グリーンの配色でカジュアルな雰囲気になり、ビジネスシーンではシリコンの黒に付け替えるといった運用が可能です。

最大輝度3,000nit AMOLEDで屋外日差しでも抜群の視認性。4ボタン+タッチの快適操作

Amazfit Cheetah 2 ProとUltraはともに最大輝度3,000nitのAMOLEDディスプレイを搭載。屋外の強い日差しの下でも画面がしっかりと読めるため、ランニング中にペースや心拍数を確認する際のストレスがほとんどありません。画面サイズはProが1.32インチ(466×466)、Ultraが1.5インチ(480×480)で、Ultraの方がひと回り大きく情報量も多い印象です。

操作系は4つの物理ボタンとタッチスクリーンの組み合わせ。右上が決定、右下が戻る、左上がアップ、左下がダウンという配置で、走りながらでもグローブ越しでも確実に操作できます。数日使えば直感的に操作できるようになり、特にランニング中のデータ表示切り替えは物理ボタンのおかげで快適でした。

通知はアプリアイコン付きで一覧表示。LINE返信は絵文字・音声・キーボードの3通り

Cheetah 2シリーズでは通知の確認方法が従来のAmazfit機種から変更されています。旧来は左右スワイプで通知一覧を表示する方式でしたが、本機では画面上部から下へスワイプするとクイック設定ツールと一緒に通知が表示される新方式に。通知一覧ではLINEやZoho Mailといったアプリ名がアイコンとともに表示。ひと目で通知の内容を確認できるため、誰からのどんな連絡かをすぐにチェックすることが可能です。

日本語の通知表示も非常に美しく、改行や文字組みに不自然なところがありません。LINEの通知を横にスワイプするとクイック返信画面に遷移し、絵文字・音声入力・キーボードの3通りから返信方法を選択できます。音声入力は「タップして話す」で起動し、「購入済み他にも色々と買っておいた」のような漢字混じりの文章もしっかりと正確に変換してくれました。走りながらでもサッと返信できるのは実用性が高くなかなか嬉しいところ。

有酸素持久力から乳酸閾値まで網羅した17種類の科学的トレーニングメニューとZepp CoachのAIプランで記録更新をサポート

Amazfit Cheetah 2 Proは17種類の科学的トレーニングメニューを搭載。有酸素持久力基礎クラス・強化クラス、乳酸閾値インターバルトレーニング1.0、エリート乳酸閾値チャレンジ1.0、30分間ファルトレク、5kmテンポインターバル走1.0、ストライド頻度と協調性トレーニング(強化版含む)、最大酸素摂取量インターバルトレーニング、リカバリーイージーラン、ピラミッドファイトレク走、ラン&ウォーク基礎・上級など、初心者から上級者まで幅広くカバーするラインナップです。

各メニューはウォームアップ・メイン・復元の時間が秒単位で設定されており、たとえば20分間のインターバルトレーニングならウォームアップ5分、復元1分といった具合に自動で構成が組まれます。ウォッチ画面には「長距離走 6.00km」「GO」のようにその日のプランがシンプルに表示され、ボタン一押しですぐにトレーニングを開始できる設計です。

Zepp Coachの利用はZeppアプリ上でのセットアップから始まります。まず「ランニングプラン」と「ベーシックAIプラン」のプランタイプを選び、次にチャット形式で走力レベルを診断。「初心者」「3KM、5KM、10KM」などの選択肢から現在の走力を申告すると、トレーニング日(月火木金日など)やターゲット距離(5kmなど)を指定する画面に進みます。大会に向けたプランを組む場合は終了日や目標タイムも設定可能です。

セットアップが完了するとZepp Coachが週単位のスケジュールを自動生成。「週 1/8」のように全体の進捗が分かる形で、日ごとに「ファートレックラン 00:20:30」といった具体的なメニューが提示されます。トレーニングカレンダーでは予定がない日が空白で表示されるため、「今日はノープランだから軽く走ろう」という動機づけにもなるのが良い点。

トレーニングプランと、実際の運動の結果はカレンダー形式で確認することも可能。毎月のセッションの合計や、実際に運動をした結果についてもひと目で確認できるようになっています。1か月でランニングであればどれくらい、ウォーキングも合わせた運動全体ではどれだけやったのかというのを簡単に見ることが出来るため、日々のモチベーションを維持できるのも嬉しいところ。

デュアルバンド6衛星GPS×円偏波アンテナの高精度トラッキングとZeppアプリによる徹底的なランニング分析

Amazfit Cheetah 2 Pro・Ultraともに、デュアルバンド(L1+L5)6衛星測位システムと円偏波アンテナを搭載。GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSSみちびきなどの衛星を同時に捕捉することで、高精度なルートトラッキングを実現しています。実際に屋外でランニングを開始した際のGPS捕捉は非常に速く、ほぼ待ち時間なしに運動を開始できました。ロードランニングでのルート記録をZeppアプリで振り返ると、コースにぴったり一致した軌跡が描かれており、街路樹の下でも大きなズレは感じません。

ストレージを活かしたオフラインマップナビ機能も特徴。Ultraは64GB、Proは4GBのストレージを活かしてあらかじめマップをダウンロードすることが可能。ランニング中でも画面を切り替えることですぐに地図を表示して現在地を確認したり、これまで走ってきた経路を確認することが可能。ランニング中に道に迷うということはそうそうないと思いますが、いつもと同じコースであればあとどれくらいかというのを視覚的に見ることができるので踏ん張りにもいい感じです。

ランニング中のウォッチ画面で特に便利だったのが、リアルタイムのペース管理機能。目標ペースを設定しておくと、ターゲット7’20-8’05に対して5’44/kmと速い場合に「ペースが速すぎる」と警告が表示されます。画面上部にはカラーゲージで「速い・適切・遅い」が視覚的に示され、目標ペース範囲に収まっているかを走りながら瞬時に判断可能。

心拍数はリアルタイムで波形グラフと数値(例:141bpm)の両方が表示され、ゾーンが色分けされて現在の強度が有酸素ゾーンなのか無酸素ゾーンなのかが直感的に分かります。運動時間20:03、心拍145(有酸素ゾーン)のように、走りながらでも瞬時に読み取れる視認性の高さは3,000nit AMOLEDの恩恵。ケイデンス174、平均ペース7’19/kmといったデータも同時に表示されるため、フォームの安定性をその場でチェックできます。

ランニング終了後はウォッチ画面上でラップごとの詳細結果がすぐに表示されます。トレーニング36:43.63、リラックス0:04.14のように練習と休息が正確に区分されており、有酸素TE 3.2といった負荷評価もその場で分かる仕組み。乳酸閾値が更新された場合は「乳酸閾値ペース 6’08″」のように通知が届き、自分の成長を実感できるのはトレーニングの大きなモチベーションです。

Zeppアプリを開くと、まず6.07kmのルートマップがペースに応じた色分けで表示されます。どの区間でペースが落ちたかがオレンジ色の濃淡で地図上に描かれるため、「この坂道で失速したな」という振り返りが非常にやりやすい設計。勾配補正距離(6.10km)も算出されるため、坂道の多いコースでも正確な負荷を把握できます。

Zeppアプリでランニングの結果を開くと、まずZeppコーチによるトレーニングスコアが表示。今回の長距離走では92点という高評価。ランニング乳酸閾値として心拍数164拍/分・ペース06’08″/kmが自動算出されており、次回のインターバルをどの強度で組むか判断する材料になるのが嬉しいところです。ペースや心拍数は時系列グラフで推移を追えるほか、心拍ゾーン別の滞在時間と割合まで表示されるため、自分がどのゾーンでどれだけ走っていたかを正確に振り返れます。

パワーや標高のデータも確認可能。ランニング中のパワー変動がグラフで可視化されるほか、標高は平均・最低・最大・獲得標高上りの4項目が並び、勾配分布では平地・上り坂・下り坂の割合が円グラフで一目瞭然。ケイデンスも時系列グラフ付きで記録されるため、ペースとの関係を照らし合わせながらの振り返りも可能です。

ランニングフォームの分析ではストライド・垂直振動・接地時間という3つの指標がそれぞれグラフ付きで。後半になるにつれてフォームが崩れているのか、それとも安定しているのかが視覚的に分かるのは非常にありがたい点。リアルタイムパフォーマンスの項目では、その日の走りがコンディション的にプラスだったかマイナスだったかが%のグラフで表示されます。トレーニング効果(TE)は有酸素と無酸素がそれぞれゲージ形式で判定され、1kmごとのラップ詳細ではペース・心拍数・経過時間が一覧に。どこで落ちてどこで粘ったのかという展開を後から数字で追えるのは面白いです。運動終了後にはRPE(主観的運動強度)の入力画面が出てくるので、体感のきつさを申告しておくとHybridChargeの精度にも反映されます。

週次フィットネスレポートでは総距離13.20km、平均心拍数98bpmといった1週間の成果がまとまり、12週間の長期トレンドでは3ヶ月単位でのパフォーマンス推移もグラフで追えます。月間カレンダーでは累計130.15km、112セッションという積み重ねが数値で可視化されており、自分の成長を客観的に実感できるのが嬉しいところです。

BioChargeからHybridChargeへ進化。主観的データを加えた新しいコンディション管理指標

健康管理機能が充実しているのもAmazfit Cheetahシリーズのポイント。専用アプリであるZeppアプリを開くと、画面上部にHYBRIDCHARGE・睡眠・努力の3タブが並び、中央にはHYBRIDCHARGEスコアが大きく表示されます。睡眠や努力の内訳も一目で確認できる設計。Zeppコーチからはその日の推奨アクションが届いており、直近のトレーニングバランスが持久系に偏っていれば筋力系セッションを勧めてくれるなど、日々の提案がなかなか的確です。なんとなく走るだけの習慣からもう一歩踏み込むきっかけになりそうという印象でした。

概要画面をスクロールするとコアメトリクスが表示され、安静時心拍数・HRV・睡眠時間・ディープスリープ・VO₂MAXなど10項目以上がカード形式で並びます。それぞれ緑やオレンジのインジケーターで状態が色分けされているため、すべての数字を読み込まなくても「今日は全体的に良好だな」「睡眠がちょっと足りてないな」といった判断がパッと付くのがありがたいところ。睡眠時無呼吸症候群リスクの項目まであるのは健康管理ウォッチとして頼もしい限りです。

さらにスクロールすると歩数・カロリー・PAI・ストレスとレディネスが続きます。カロリーは安静時消費と活動消費に分けて表示されるほか、レディネスのスコアで運動への準備がどの程度整っているかも把握可能。PAIは蓄積スコアとして管理されており、健康維持の目安となる100超えを目指すという使い方ができるのが面白いところ。

最後のカードにはバッジ機能の進行中チャレンジが表示されているほか、食事管理では残りの摂取カロリーが確認できます。ハートヘルスではRHR・SpO2・HRVがまとめて表示されており、日々の心臓の状態をざっくり把握するのに便利。画面下部のトレーニングカレンダーではその日のコーチからの指示が表示されており、ここから週間計画全体も確認できます。

Amazfit Cheetah 2シリーズには、2026年5月のZeppアプリ10.4.0アップデートからHybridChargeが導入されています。従来のBioChargeは睡眠・心拍数・トレーニングデータなどバイオメトリクスのみで算出する0〜100のエネルギースコアでしたが、HybridChargeではそこに主観的な自己申告データを組み合わせた新指標です。

Zeppアプリ上では「朝のHybridCharge:82」のようにスコアが表示され、睡眠での回復(+28)と活動での消耗(-18)がエネルギー収支として可視化されています。追加された主観入力機能としては、仕事のストレス・体調不良・飲酒・旅行・時差ぼけなどの外部要因を手動入力できるLifeLoad、運動後に「実際にどれくらいきつかったか」を申告できるRPE(主観的運動強度)、レディネスが設定した閾値を下回ると事前にアラートしてくれるBoundary Remindersの3つ。スコア判定は0〜59が不良、60〜79が普通、80〜100が良いという基準です。

センサーだけでは取りこぼしがちな「ストレスの多い日」「飲み会明け」「旅行疲れ」といった生活文脈をユーザーが補完できるようになった点は大きな進歩。なお現時点ではZeppアプリが「HybridCharge」表示に移行済みですが、ウォッチ本体側では「BioCharge」と表示される場合があり、この表記の統一はファームウェアアップデート待ちという状況です。

睡眠スコア70「可」から無呼吸リスク平均2.2回/時間まで。睡眠分析の情報量が圧倒的

睡眠トラッキングでは、まず睡眠スコアが「70 可」のように点数と評価ランクで表示されます。ステージ分析ではディープスリープ・REM睡眠(例:1時間25分)・覚醒回数が時系列グラフで描かれ、自分がどの時間帯に深い睡眠を取れていたかが一目瞭然。睡眠の規則性は81%(良好)のように就寝・起床時間のばらつきをパーセンテージで示してくれるため、生活リズムの乱れに気づきやすいのが良い点です。

さらに睡眠時無呼吸リスクは平均2.2回/時間(良好)、最大6.7回/時間という数値まで自動で分析。医療用ではないものの、健康上の不安を早期に察知するきっかけになります。睡眠時心拍数は平均53拍/分で、特定のタイミング(たとえば朝方)での心拍上昇も詳細にグラフ化されるため、寝ている間の身体の状態を深く把握できます。

HRV(心拍変動)は61ms(優良)でベースライン57msとの差分が表示され、安静時心拍数(RHR)は53BPMでベースライン54BPMとの比較が可能。これらの7日間推移グラフを見ることで、オーバートレーニングの兆候や体調変化を早めにキャッチできます。Zeppアプリは概要・HybridCharge・睡眠・努力の4タブ構成で、各種ヘルスデータがタブごとに整理されている印象です。

2026年のアップデートで追加されたメダル/バッジ機能も注目のポイント。「連続○日達成」「脂肪燃焼時間60%」といった実績バッジを獲得していくゲーム感覚の仕組みで、「歩き切ろう」バッジでは累計73回の獲得記録が表示されるなど、積み重ねが可視化される設計。他社ウォッチで人気だった要素がAmazfitでもようやく実装された形で、運動の習慣化を後押ししてくれます。

Pro公称20日間・Ultra公称30日間のロングバッテリーで充電ストレスから解放

Amazfit Cheetah 2 Proは公称値540mAhのバッテリーを搭載し、日常使用で最大20日間、GPSモードで最大31時間(省電力モード69時間)のバッテリー寿命を実現しています。Ultraは780mAhの大容量バッテリーにより日常使用最大30日間、GPSモード最大60時間(AODナビゲーションモード35時間)とさらに余裕のある仕様です。

実際の使用感としては、両機ともに1日以上は余裕で持ちます。毎日入浴時に充電ドックに置いておけば、シャワー程度の時間でもほぼ100%近くまで回復するため、充電のストレスはほとんど感じません。2泊3日の出張程度なら充電器を持っていかなくても大丈夫という安心感があります。ただ、ガジェット好きの性分で充電器の予備は常にガジェットポーチに入れているので、旅行時もこまめに充電してしまうのが正直なところ。充電方式は2接点の磁気充電ドックで、装着方向に迷わないフラットな設計です。

Proの1.32インチ画面サイズとアラーム上限に注意。正直に感じた気になった点

Amazfit Cheetah Proは1.32インチのディスプレイを搭載する

まず気になったのはProの画面サイズ。1.32インチというサイズは日常使用では十分ですが、走りながらペースや心拍数のデータを見る際にはやや小さいと感じる場面がありました。Ultraの1.5インチと並べると差は歴然で、ランニング中の視認性を重視するならUltraに軍配が上がります。

通知確認方法の変更も旧機種からの移行ユーザーにとっては最初戸惑うポイント。上から下へのスワイプでクイック設定に通知が表示される新方式は、慣れてしまえばスマートフォンライクで合理的ですが、最初は「通知どこ?」となる場面が何度かありました。Zepp Flowのアラーム上限10個も地味に不便で、特に出張や旅行で異なる時間にアラームをセットする機会が多い方は注意が必要です。

ProとUltraの機能差についてはスペック表上では差がありますが、ロードランニングでの実使用レベルではほとんど違いを感じませんでした。素材の質感やデザインの好みで選んで問題ないかなと。個人的にはUltraのグレード5チタンの高級感が好みです。

ビジネスにもランニングにも映えるチタン×サファイアの本格スポーツウォッチ

Amazfit Cheetah 2 Proは74,800円(税込)、Cheetah 2 Ultraは99,800円(税込)という価格で、チタン合金×サファイアガラスのプレミアム素材、3,000nit AMOLEDディスプレイ、デュアルバンド6衛星GPS×円偏波アンテナ、GPT-4o搭載のZepp Flow音声操作、17種類の科学的トレーニングメニュー、HybridChargeという充実した仕様を実現したランニングウォッチでした。

Zepp CoachのAIコーチング機能は大会でのタイム向上を目指す方にも、日常的に運動を続けたいという方にも有効な仕組みで、ランニングパワーや乳酸閾値、ゲイト解析まで計測できる指標の豊富さは、この価格帯のランニングウォッチとして間違いなく最高の選択肢になるはず。本業が多忙でなかなか思うように走れていないのが悩ましいところですが、Zepp Coachが「今日はリカバリーイージーラン」と提案してくれると、短い時間でも走りに出ようという気持ちになります。

Proの1.32インチ画面はランニング中の視認性でUltraに譲る部分がある点と、Zepp Flowのアラーム上限10個という制限は注意が必要です。ただ、チタン×サファイアガラスの高級感はビジネスシーンでも全く違和感がなく、日常装着からランニングまでシームレスに使える完成度の高さは大きな魅力。真剣にランニングと向き合いたい方にも、運動習慣をこれから始めたい方にとっても、ぴったりな製品といえました。

Amazfit Cheetah Ultraの良かった点悪かった点

良かった点

  • グレード5チタン×サファイアガラス×MIL-STD-810G 6認証で堅牢性と高級感を両立
  • 64GBストレージ + 二色懐中電灯(白+赤+SOS)+ 30日バッテリーでトレイル・長距離対応
  • 1.5インチ大画面でランニング中の視認性が大幅向上、情報表示に余裕がある

気になった点

  • 価格99,800円でProとの価格差が2万5千円ある
  • 重量70gはPro比10g重く、超軽量志向の方には重い
  • 本体側はまだBioChargeと表示される場合があり、HybridCharge表記統一待ち

Amazfit Cheetah Proの良かった点悪かった点

良かった点

  • チタン×サファイアガラスで高級感があり、ビジネスシーンでも違和感なく使える
  • 3,000nit AMOLED × デュアルバンド6衛星GPS × 17種科学的トレーニングメニューで完成度が高い
  • バッテリー20日間で充電ストレスがほぼなく、日々の運用が楽

気になった点

  • 1.32インチ画面はランニング中のデータ確認でやや小さい
  • Zepp Flowのアラーム上限が10個という制限がある
  • 通知確認方法が旧機種から変更(上スワイプ)で最初は戸惑う

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています