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【JAL A350-1000 ビジネスクラス】パリ行き欧州長距離路線で最新鋭ビジネスクラスの個室空間を堪能。全席通路アクセスの1-2-1配列、24インチ4K大画面モニターによる圧倒的エンタメ性能を徹底レポート

ゴールデンウィークといえば航空券もホテルも軒並みピーク料金に跳ね上がる、旅行者にとっては最も悩ましい時期。それでも2024年の宝塚歌劇団雪組の「ベルサイユのばら」や、2026年上映の映画「パリに咲くエトワール」を観ていると久々にフランスに行きたくなってしまい3月末にノリで夫婦で航空券を予約。今回は昨年2025年のウズベキスタン旅行記すら書ききっていないあーるのフランス旅行2026の旅行記1記事目です。

今回の旅程はパリを起点にTGVでストラスブール、さらにエクス=アン=プロヴァンスへと南下する9日間のフランス周遊。パリではルーヴル美術館やノートルダム大聖堂、映画の聖地であるパッサージュ巡りを予定しています。GWのパリは気候的にもベストシーズンで、日照時間が長く街路樹の新緑がセーヌ川沿いに映える季節。まずは往路のJAL A350-1000ビジネスクラスの搭乗記からお届けします。

香港発券+マイルで狙う!GWのJALビジネスクラス・アップグレード戦略

GWの日本発欧州便はエコノミーでも往復40万円超えが当たり前の世界。そこで活用したのが香港発券です。香港発の航空券は日本発と比べて同区間でも大幅に安い設定になっていることが多く、アップグレード可能な高めの予約クラスでも手が届く価格帯で往復を確保できました。先日掲載した深圳でのXiaomi&HONORの最新ノートPC記事のように当ブログは中国・深圳への取材に行くことも多く、香港に行くのは実益にも適っていることもあり、香港→東京→パリ→東京→香港という旅程に。今回はこの有償航空券にマイルを使ったビジネスクラスへのアップグレードをかけるという作戦です。

今回の旅行では私は5月2日のパリ行き、妻は仕事が落ち着いていたこともあり4月30日の2日前にパリ行きに予約を変更して別行動。両方の便についてアップグレードキャンセル待ちを入れていたのですが、妻側の便は4月26日頃にアップグレード確保の連絡が入りビジネスクラスが確定。対する私は出発当日を迎えても肝心のアップグレードはキャンセル待ちのまま確定していない状態。自分だけエコノミーで13時間を過ごす可能性が残っていました。Amazonで買った激安のキャリーケースひとつを引いて、西船橋から羽田空港行きのリムジンバスに乗り込んだ時点では半ば諦めかけていたところです。

状況が変わったのは空港に向かうバスの中。JALのサイトを開いてみると、JL045便のビジネスクラスに残席のアイコンが出ているのが目に入ったわけです。キャンセル待ちの画面ばかり見ていたので、まさか空席があるとは思わず二度見してしまったほど。羽田空港の予約・発券カウンターの順番が回ってきたタイミングで、GSの方にアップグレードを申し出ました。

羽田空港国際線の場合、チェックインカウンターのとなりに予約・発券カウンターがあるのでここを利用する

GSが内線電話で確認に動いてくれた結果、あっさりと確定。あれだけ毎日キャンセル待ちの画面を眺めていた日々はなんだったのかという気分です。有償航空券のマイルアップグレードを狙う場合、事前に確定しなくても当日カウンターで空席が出ているケースはあるので、搭乗当日でもJALのサイトを確認する価値はあるかと。

羽田空港国際線の場合は、当日アップグレードの申し込みは通常のチェックインカウンターのほかに【予約・発券】カウンターでも行うことが可能。エコノミーの場合チェックインカウンターが相当混雑していることもあり、アップグレードの申し込みでも時間を要してしまいますが、Gカウンターの一番奥にある予約カウンターなら混雑することもなくスムーズに申請が可能です。

航空券購入時にはアップグレード可能運賃で購入する必要がある

注意点として、JALのマイルによるアップグレードは対象となる予約クラスが限られていること。安い予約クラスのチケットではそもそもアップグレード申請ができないため、香港発券で対象クラスのチケットを現実的な価格で手配できたのは大きかったかと。当然ながらアップグレードにはそれなりのマイル数が必要になるので、マイルの残高と相談しながらの判断にはなります。※パリ=東京線の場合、エコノミー→ビジネスは33,000マイルが必要

GW初日でも快適な穴場空間だった、羽田空港サクララウンジ・スカイビュー

航空券にはビジネスクラスを示す”C”が大きく印字

アップグレードが確定したので、さっさとチェックイン、手荷物預入を済ませて手荷物検査と出国審査へ。Fast Trackが利用できることもあり10分ほどで出国まで完了し、羽田空港第3ターミナル5階のサクラ ラウンジ スカイビューへ。朝食には定番のJALカレーを少なめに盛り、サラダを添えた構成にしています。機内食のフルコースが控えているのでここで食べすぎると後が辛くなるところ。これから14時間飛行機に乗るだけなので朝7時半ごろでしたがシャンパンも決めてしまいます。

羽田空港国際線のサクララウンジは4階の通常のサクララウンジと、5階のサクララウンジ・スカイビューの2フロア構成。通常のサクララウンジにはシャワーがあるのに対し、スカイビュー側には無いのが違いくらいで食事や飲み物は特に変わりない構成。ただ、フロアを一つ上がるのが忌避されるのかスカイビュー側はGW初日であっても空いており、ゆったり窓際で外を眺めながら朝食を楽しむことが出来ました。

今回のパリ行きは搭乗口114番を利用。ちょうどラウンジの眼の前のスポットだったこともあり、ラウンジで作業をしていたら今回搭乗する機体がスポットインする様子を見ることもできました。A350はエアバスの最新の航空機でJALでは国内線では国内線仕様のA350-900は2019年から飛んでおりだいぶ一般化しましたが、国際線仕様のA350-1000は2024年から投入の新鋭機。コックピット周辺が黒く塗装されているのが格好良いデザインで個人的には外から見るのも好きな機体です。

JAL A350-1000のビジネスクラス。引き戸付き個室の設備と気になった点

搭乗は概ね予定時刻の10時前に開始。ビジネスクラスは優先搭乗対象のグループ2に当たるため列を気にせずに搭乗することが可能。とはいってもそれなりにJGC会員もいたり、ビジネスクラス自体も54席設定されているため、少し並んで搭乗という感じでした。

JALのA350ではANAで2019年からボーイング777-3000ERで採用された個室型ビジネスクラス「THE ROOM」に遅れること5年、JAL初の個室型ビジネスクラスとなった機種。全席が通路にアクセスできる1-2-1の座席配列と、132cmのドア付きプライバシー壁を備えます。ANAのTHE Roomは前後の向きを組み合わせたシート配置のため、約半分の席は飛行機の向きと反対向きの座席の向きになっています。対してJAL A350のビジネスクラスは全席が進行方向を向いており反対向きになる心配はないのがポイント。

機内エンターテイメントは24インチの大型4Kディスプレイを搭載。4Kの高精細さと、大画面で映画を楽しむのも、フライトマップを表示するのも自由に楽しむことが可能。また、機内ディスプレイを利用してそのまま機内食や飲み物をオーダーしたり、機内販売を注文するということも可能です。

専用のコントローラーも備えており、これもディスプレイを搭載したタイプ。通常は座席の奥の棚側にはめ込まれていますが、取り出してケーブルを伸ばして手元に引き出すことも可能。ただ、操作性は直感的かと言われると微妙なところもあり、あまり利用することはなかった印象。普通に座っていても十分ディスプレイに手が届くので直接操作してしまったほうが楽な印象でした。

JAL A350-1000のビジネスクラスは個室仕様。引き戸を閉めると通路から遮断されたパーソナルスペースになります。安全上の理由で離陸時は引き戸を開放しておく必要がありますが、最初の食事サービスが終わるとCAが閉めてくれる流れ。座席下に荷物収納があり、ベッドモード時には脚を伸ばせる広さも確保されています。ジャケットを格納するワードローブも用意されており、上着を持っていても座席でシワをつけることなく着陸地まで持っていくことが出来ます。

国内線機材でもすでに当たり前のコンセントも用意。コンセント部分のスペースも広いため、最大140W出力で3ポートを備えるAOHi MAGCUBE 140Wであっても余裕で利用することができました。それに加えてUSB Type-Aポート×1、USB Type-C×1を備えます。また、QI1企画のワイヤレス充電も備えるため対応しているスマートフォンであれば充電することが可能。ただ、ワイヤレス充電はそんなに出力が強くないのと、場所の判定が厳しく余り充電は進まなかった印象。大人しく有線で充電するのがベターです

大型のダイニングテーブルも備えており、座席横から引き出すことで15.6インチの大型ノートPCを置いても十分な広さを確保。片持ちの設計ではあるものの結構しっかりとしていることで、PCでの作業をしていてもガタつくことなく利用することが出来ました。テーブルの引き出し/収納は一癖ある印象。詳しくは実際に試してほしいですが、慣れるまでには3,4回収納と引き出しをしてみないとやり方は覚えられませんでした。

JALは国際線の場合、エコノミークラスの場合は1時間、ビジネスクラスの場合は飛行中無制限でインターネット回線を利用する事が可能。欧州線の場合、欧州行きは北回りの航路を通るため東京を出発してからアリューシャン列島から北極圏、グリーンランドの上空を通っていく経路を通ります。北極圏以外の空域ではそれなりに快適にインターネットを利用できましたが、北極圏ではインターネットの利用は不可。離陸してから6,7時間ほどはインターネットが利用でき、その後は北極圏周辺を飛行していたこともあり繋がらなくなりました。もしも作業をすることが前提なら最初の機内食のあと作業に勤しみ、夜食を食べて北極圏のタイミングで一眠りすると丁度良いかと。

フルフラットにできる座席で足を伸ばして就寝可能。ただ耳栓は必須

JALのA350のビジネスクラスでは座席のヘッドレスト内にスピーカーを内蔵。ヘッドフォンやイヤホンを利用しなくても音楽や、映画の音声を楽しめるというもの。食事中や、就寝時はヘッドフォンは邪魔ですが、ヘッドレスト内蔵スピーカーでヘッドホンなしで空間オーディオを楽しめるというのが売り。ただ、音質面ではヘッドホンに軍配が上がる印象でした。

今では多くの航空会社の長距離ビジネスでは当たり前になってきていますが、本機も座席を倒してフルフラットにすることが可能。座席脇に用意してある操作用のボタンや、ディスプレイを利用して座席の角度を自由に調整することができます。離着陸時には緑色になっているボタンで通常の座席モードに、安定飛行時には少し座席を前方に動かしてリクライニングさせたリラックスモードに、そして就寝時にはフルフラットにと過ごしやすい角度に調整することが可能です。

リラックスモードとフルフラットの中間のような形で、ほぼフットレスを伸ばして、リクライニングは少し傾けた状態がのんびり過ごすときにはいい感じ。備え付けの掛け布団をかけてのんびりフライトマップを見ながら満腹の状態でウトウトするのは至福の時間です。

アメニティはJALの福祉カンパニー「HERALBONY(ヘラルボニー)」のオリジナルアメニティキットを用意。中には歯磨きセット、耳栓、アイマスク、スマートホンスタンド、USB充電ケーブルが同梱されています。スリッパも厚手のものが用意されていたのでわざわざ別途用意する必要がないのもポイントです。アメニティキットのパッケージデザインはHERALBONYの各契約アーティストによって異なっており、席によっていろいろなデザインのものを楽しめるようになっていました。

今回は窓側の座席を利用したため、2つ分の窓からの景色を楽しむことが可能。今回の6Kは座席は通路側ですが、眺望は十分という感じでした。就寝時には手元のリモコンディスプレイか、窓側の操作ボタンから窓の電子シェードを調整することで暗くすることが可能。各部屋が個室になってはいるものの、就寝時間帯には暗くしておくとベターです。トイレはビジネスでは合計3つ設置。ホテル日航でよく見かけるTea Toniqueの化粧水とクレンジング、歯ブラシ、無くなるまでの限定ですがマウスウォッシュが設置されています。就寝前に歯を磨いたり顔を洗って化粧水をつけて保湿、というのも完結できるようになっていました。

今回は離陸後6,7時間後くらいのタイミングで座席をフルフラットにして仮眠を取りました。フルフラットでの睡眠についても、個室型とはいえ密閉ではないため環境音はそれなりに入ってくる印象。ワイヤレスヘッドホンのSONY WH-1000XM6を装着したまま横になると邪魔だったため、結局耳栓に切り替えての仮眠になりました。

同便に乗り合わせた外国人ファミリーの声が耳栓越しにも聞こえてくるのは仕方のないところで、睡眠の質という点ではウズベキスタンの寝台個室のほうが上だった印象です。WH-1000XM6については出張ガジェット記事でも触れていますが、移動中の必須アイテムであることに変わりはありません。

もう一点知っておきたかったのが、エアウィーヴのマットレスが座席上部の荷物棚に収納されていること。フルフラット時に敷くことで寝心地が改善されるアイテムですが、CAからの案内が特になく、着陸時のエアウィーヴを格納するよう伝えるアナウンスで初めて存在に気づくことになりました。次回搭乗する方は荷物棚を確認するか、搭乗直後にCAに聞いてみるのが良いかと思います。

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レフェルヴェソンス生江史伸シェフ監修の離陸後コース。アラカルトのゆず中華そばまで

離陸後の機内食はシャンパンとアミューズ・ブーシュから始まります。白い磁器の小皿にオレンジ色のカボチャのピューレとナッツの盛り合わせという構成。離陸後のフルコースは東京西麻布のレフェルヴェソンスを率いる生江史伸シェフの監修で、和の素材感とフレンチの技法を融合させる料理人として知られる方です。オードブルはイセエビ入りの春の豆サラダに真鯛の炙りを合わせた一皿で、複数の食材が層になったプレゼンテーション。横にはメゾン・カイザー特製のプチナチュールとオレンジカンパーニュの2種類のパンが添えられています。

メインディッシュは魚料理をオーダーしたつもりでしたが、なぜか牛フィレ肉のステーキが提供されることに。注文と違うのは少し困惑したものの、赤ワインとわさびの2色ソースをまとった肉は柔らかく、映える焼き色とソースの照りも含めて結果的には満足できる仕上がりでした。デザートは桜と苺のムースで、断面が層になった春らしい一皿です。

アラカルトではJAL定番のソラノイロ監修「ゆず香る中華そば」がおすすめ。透明感のある淡麗スープにストレート細麺、中央に柚子の皮があしらわれた一杯で、機内食としてはかなりのクオリティかと。ハーゲンダッツのバニラ(JALロゴ入り)も同時に追加できるので、着陸前にもつい頼んでしまうのが困りどころです。

アラカルトの注文時間前にコーヒーが飲みたくなり、ギャレーまで歩いて口頭で頼んでみたところ、席番号を伝えていないにもかかわらず正確に届けてくれたのは印象的でした。前述のように北極圏を飛行中はインターネット接続が不可になるため、機内での時間配分は「離陸後コース → PC作業 → 間食 → 就寝 → 着陸前コース」の流れが個人的にはおすすめです。

été庄司夏子シェフ監修の着陸前セット。国産牛の赤ワイン煮と焼きとうもろこしご飯

着陸2〜3時間前のラストオーダーで頼んだのが、東京・神宮前のété庄司夏子シェフが監修するセット。étéは予約困難店として知られており、その監修メニューを機内で食べられるのは面白いところです。ちなみに人気のJALチキンやカレーは自分がオーダーした時点で品切れだったため、早めに動くのが良さそうです。

メインは「国産牛の凝縮バルサミコ酢と赤ワイン煮」。赤ワインで煮込んだ国産牛にバルサミコの酸味とバターの艶が加わった一品で、フォークを入れると崩れる柔らかさとコクのバランスが良好です。付け合わせの北海道産インカのめざめはキャラメリゼオニオンとパルメザンを合わせたローストで、メインの深い色味のソースと対比が効いています。

ご飯ものの「焼きとうもろこしのご飯」は、卵黄と醤油をまとわせて直火で炙ったとうもろこしの炊き込みご飯。仕上げのバターと胡椒、フライドオニオンの食感がアクセントになっています。サイドには「ホワイトアスパラガスのピクルス 柑橘と柚子皮添え」が付き、ビネガーに漬けたホワイトアスパラにグレープフルーツの果肉と刻んだ柚子皮で爽やかさを加えた構成。コースではなく1枚のトレイにまとめて提供される形式ですが、それぞれの完成度は高い印象でした。

シャルル・ド・ゴール空港到着からRER乗車まで:ターミナル2Eからパリ市内への移動術

着陸前の食事を食べてのんびりしていたらあっという間にイギリス上空を抜けてフランスへ。機内サービスも終了しているため、PCで作業をするか、映画を見るかくらいしつつ降下していき、シャルル・ド・ゴール空港に着陸。JAL便はターミナル2Eのサテライトターミナルに位置しており、着陸後は一度ターミナル間シャトルに乗ってメインのターミナル2E本館に移動する必要があります。ターミナル間シャトルで本館に到着したら入国審査へ。

現在EUを始めとするシェンゲン協定内への入境時にはEESと呼ばれるEUおよびシェンゲン協定加盟国が導入した非EU市民向けの新しいデジタル国境管理システムにより入国審査の前に事前登録キオスクを利用して指紋の採取を行う必要があります。ただ、私が到着した2026年5月2日の段階ではシャルル・ド・ゴール空港の入国審査では事前登録キオスクを停止し自動化ゲートのみを運用しており、サクッと入国することができました。ただ、今後どのような運用になるかは流動的なためこの点は要注意。

最終的に降機からおよそ25分で手荷物受取エリアに到着し、バゲージもほぼ待ち時間なくピックアップできました。ビジネスクラスの場合は、預け荷物の引き渡しについても優先扱いになるためこれもスムーズ。降機から約40分でRER B線の駅にたどり着けたので、スムーズに動ければCDGからRER乗車まで40分は十分現実的なラインになってきます。

RERに乗車するためには交通系ICカードであるNavigoを利用するのが一番楽ちん。Navigoはスマートフォンアプリの「Île-de-France Mobilités」を利用することでスマートフォンのNFCを利用してそのまま端末内で利用することも可能。今回は、ターミナルから駅までの道中でアプリのインストールから、Navigoの発行、市内までの切符の購入までまとめて済ませてしまいました。なお、アカウント作成は最後までうまくいかなかったので、このアプリの仕組みを信じてログインなしで切符を購入するのがベターです。

RER B線からメトロ4号線へ乗り換え、Mairie de Montrouge駅で下車。RER B線はパリ屈指の治安の悪いエリアであるパリ北駅を経由するためRER B線についてもスリに気をつけるようにと言われていますが、単身の日本人男性に関しては周りから興味を持たれることもなく4号線へ乗り換えることができました。土曜の夕方の時間帯はそんなに混んでいる印象でもありませんでしたし。私は特に何事もありませんでしたが、RER B線は治安の悪さは有名なため油断は禁物です。

Mairie de Montrouge駅は2013年に開業した新しい駅。パリ地下鉄4号線は1904年に改行した非常に古い路線。ただこの駅は2013年に延伸開業した際の終着駅、そして2022年に再延伸をしたことで中間駅になった駅で、ホームにはフルスクリーンのホームドア、そして地上まではエスカレーターが完備されています。ただ、新しい駅のわりには日本の東京メトロに比べるとやけに汚いんですけどね。

新駅なので地上に出てもギマール様式の「METROPOLITAIN」アーチは迎えてくれません。ただ、湿った石畳とアパルトマンが並ぶパリらしい風景が広がります。宿泊先のアダージョ パリス マラコフ シャティヨンは白を基調としたアパルトマンタイプの客室で、想像以上に広めの空間が確保されていたのは良い誤算。シャワーの水圧が弱めなのはパリではよくある話なので割り切りが必要です。今回は先にパリ入りしていた妻がチェックインしていたのでホテルで合流して就寝しました。

JAL A350-1000ビジネスクラスは欧州長距離便に適した構成

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JAL A350-1000のビジネスクラスは、引き戸付きのSuite個室、生江史伸シェフ・庄司夏子シェフ監修の機内食、24インチ4Kモニターと、長距離フライトに必要な要素が一通り揃った構成です。有償航空券へのマイルアップグレードを当日カウンターで確保できたという経緯も含めて、14時間の移動としては十分に快適でした。

AC電源と機内Wi-Fiを使ったPC作業環境は実用的で、長時間フライトを仕事や記事執筆の時間に充てられるのはメリット。映画を4K大画面で消化する時間としても優秀です。有償航空券のマイルアップグレードを狙う場合、対象の予約クラスであることが前提になりますが、事前に確定しなくても当日空港で確認してみる価値はあるかと思います。

ワイヤレス充電の実用性、ヘッドレストスピーカーの音質、密閉ではない個室の睡眠環境には課題が残るものの、機内食のクオリティとプライベート空間の確保という点では満足できる内容でした。次回はパリ到着後のルーヴル美術館やノートルダム大聖堂、映画「パリに咲くエトワール」の聖地であるパッサージュ巡りを含む観光編をお届けします。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています