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【Xiaomi発表会】100インチテレビのXiaomi TV Max 100や究極のロボット掃除機Xiaomi X20 Max、イヤホンXiaomi Buds 5が登場。各製品を触ってきました

10月10日に開催されたXiaomiの2024下期発表会”Your Daily Hero”では、”スマートなくらしを、すべての人へ”と題して、いつでもどこでもきれいな写真を撮影したり、一台でおサイフケータイを使ってタッチ決済をしたり、SNSで思い出をシェアできるAI搭載スマートフォン、Xiaomi 14Tシリーズを発表。ただスマホだけを発表しただけではなく、100インチの超大型テレビや究極の性能を持つロボット掃除機も発表。本記事ではスマートフォン以外の発表製品をレポートします。

今回発表になったのはXiaomi 14Tシリーズ以外に、①イヤホン Xiaomi Buds 5、②Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max / Pro、③Xiaomi TV Max 100、④スマートウォッチ Redmi Watch Lite / Active、⑤Xiaomi スマート空気清浄機 4 Compact、⑥Xiaomi 33W PowerBank 20000mAh、⑦Xiaomi 5-in-1 Type-Cハブというように、スマートフォンだけでなくスマートライフのためにつながる製品を一気に7製品も発表。過去の発表分も合わせればXiaomiだけでスマートライフを完結することができるラインナップになりました。

インナーイヤー型で軽やかなつけ心地でも、ノイズキャンセリングと高音質な低音を実現するXiaomi Buds 5

XiaomiのEarPods対応のXiaomi Budsシリーズの第5世代、Xiaomi Buds 5が今回登場。インナーイヤー型を採用しイヤホン単体でわずか4.2gという軽量さと、耳の耳孔に直接入らないことで長時間でもつけていられるつけ心地の高さを実現したワイヤレスイヤホン。11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを採用したことで低音の再生能力の高さも実現した製品です。

音楽を楽しむ際の騒音軽減能力も高く、スマートブロードバンドとアクティブノイズキャンセリングによって静寂な環境での音楽再生を実現しているのも嬉しいポイント。通話時にはトリプルマイクによって風速12m/sの風であってもAIノイズキャンセリングによってクリアなコミュニケーションを可能にしています。Qualcomm aptX Losslessに対応しハイレゾ再生も可能なハイエンドなイヤホンに仕上がっています。

会場では展示されていたXiaomi Buds 5を試聴することが可能でした。実際に耳につけてみると、確かに軽く、また、耳孔にイヤーチップが入るわけではないため耳の上に乗っているだけの感覚。圧迫感がなく長時間つけていても苦にならない印象を受けました。ただ、それは耳に固定されていないのと同義でもあり、首を振ったりすると落ちてしまう感じ。ランニングなどで利用できるのか、などは未知数の印象でした。

実際の音質は予想以上という感じ。展示されていたXiaomi 14Tから無料版のYoutube Musicで何曲か聞いてみましたが、耳とイヤホンの間が密閉されていないインナーイヤー型なのに確かに低音も聴き取れるサウンド。また、ドライバーの大きさもあってか音の解像度の高さもグッドでした。ノイズキャンセリングも優秀で、眼の前で話しかけられない限りは周りの音を静かにしてくれた印象。11,480円という価格なら日常使いのイヤホンとしてなかなか良さそうでした。

Xiaomi Buds 5のスペック
項目スペック
ドライバー11mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
対応コーデックSBC / AAC / aptX Lossless / aptX Adaptive / LC3
マルチポイント対応
Bluetooth®5.4
バッテリー容量35mAh(イヤホン)/ 480mAh(充電ケース)
音楽再生時間6.5時間(イヤホン)/ 39時間(充電ケース併用)
充電時間10分で約2時間の音楽再生
充電端子Type-C
対応アプリAndroid™ 6.0またはiOS 14.0以降
防水防塵規格IP54(イヤホンのみ)
重量4.2g(イヤホン)/ 36.6g(充電ケース)
パッケージ内容Xiaomi Buds 5 / 充電ケース / Type-C充電ケーブル / 取扱説明書

8000Paの吸引力に髪の毛を自動裁断して徹底収集。最強のロボットXiaomi ロボット掃除機 X20 Max

Xiaomiはもともと、XiaomiエコシステムとしてIoT家電を製造するメーカーに対して出資をしたり、デザインや品質に対しての助言を行いXiaomi Mi Homeで統一感のある展開を様々な製品に対して実施してきました。ロボット掃除機であればdreameやRoborock社がそれにあたり、Xiaomi系メーカーとして日本上陸を果たしていました。今回はXiaomi本体のブランドで最新製品のXiaomi ロボット掃除機 X20 Maxを投入。69,800円という破格の製品です。

X20 Maxの凄さはロボット掃除機に必要とされるスペックをこれでもかと詰め込んでいること。他のロボット掃除機を圧倒する8,000Paの吸い込み能力と、部屋の隅々までを掃除するためにモップ自体が壁の隅に向かって伸長する新宿モップアームを搭載。ロボット掃除機の能力低下につながる髪の毛に対しては、ヘアカットブラシを内蔵することで自動的にカットしてしまうというもの。

全自動でのごみ収集機能を搭載するロボット掃除機は当たり前になってきましたが、Xiaomi ロボット掃除機 X20 Maxは水拭きモップの自動洗浄機能も搭載。なんと、単純にモップを水洗いするのではなく55℃の温水で除菌しながら洗浄してくれるというもの。床掃除に関して、これ以上求めるものはないと言える性能を実現しています。

会場にはこのXiaomi ロボット掃除機 X20 Maxが展示。伸縮するモップやブラシ部分の構造、ゴミとウォータータンクについても実機を確認することができました。タンクは汚水と洗浄用の水のタンクがそれぞれ大容量で200㎡以上の洗浄面積をカバーできるんだとか。モップは2つのモップが独立して回転することでどんな床の汚れでも確実に洗浄できるわけです。

ヘアカットブラシはメインブラシの内側に備えられており、直接手が入る場所にはないのもポイント。これによって不意に本体を触ったときに怪我をしないようになっているのは嬉しい配慮でした。Xiaomi ロボット掃除機 X20 Maxは通常価格74,800円、10月20日までの期間限定で69,800円です。機能を少し落としたX20 Proは69,800円(10月20日まで64,800円)で購入できます。5,000円の価格差なら個人的にはX20 Max一択に感じました。

自宅に常設できるホームシアター。100インチでも24万円のテレビXiaomi TV Max 100

度肝を抜かされるサイズの製品が100インチの超大型テレビ、Xiaomi TV Max 100 2025。”ホームシアターへようこそ”と謳っているように、もはや家庭用のプロジェクターで投影するのと同じレベルの超大型サイズのテレビになっており、美しい映像を没入感の高いレベルで楽しめる製品になっています。大の成人男性が2人並んだ状態でもこの大きさ。なにせ横幅で2m20cmあるという成人男性の身長をゆうに超える画面の大きさを実現した製品です。

100インチという大きさは、”没入感が高い”という言葉では言い表せないくらいの大きさ。量子ドット(QLED)を採用し10億色を超える広い色域のカラーディスプレイで明るさと色鮮やかさを両立。会場では、でも映像が流れていましたがプロジェクターでは作り出せないレベルの鮮やかさで、確かに「ホームシアター」と呼べるクオリティでした。あとは、どこに置くかの問題だけ解決できればベストなテレビと言えます。

3,980円で手に入るスマートウォッチRedmi Watch 5 Active

Xiaomiが様々なスマート機器の価格破壊を引き起こしてきたことは記憶に新しいはず。日本でのXiaomiの知名度を高めたのはTJCが代理店として国内販売をしていたスマートバンド、Xiaomi Bandかと。Xiaomi Bandの価格破壊は凄まじく、現在では世界で第一位のスマートバンドになっているんだとか。そんな中登場するのがスマートウォッチのRedmi Watch 5シリーズです。

上位モデルのRedmi Watch 5 LiteはGPS内蔵で単体でGPSを利用した運動計測に対応したスマートウォッチ。1.96インチの有機ELディスプレイに5ATMの防水性能、150種類以上のワークアウトモード、デュアルマイクノイズリダクションを採用したBluetoothでの音声通話に対応し、スマートウォッチにほしい機能を一通り満たしたモデル。18日間のバッテリー持ちも魅力的です。

そしてもう一つ発表されたのがRedmi Watch 5 Actvie。こちらは2インチのLCD(液晶)ディスプレイを搭載したスマートウォッチ。Liteに比べてGPSを搭載していないことと、ディスプレイの明るさ、鮮やかさの低い液晶を採用したことで低価格化を実現。140種類以上の運動計測や心拍数、血中酸素センサーの搭載、18日間のバッテリー持ちも実現しつつ3,980円という低価格を実現していました。

空気清浄機にモバイルバッテリー、USB Type-Cハブもまとめて発表

最後にまとめて一気に登場したのが空気清浄機にモバイルバッテリー、さらにはUSB Type-Cハブ。空気清浄機は日本でこれまでも販売していましたが、より廉価なものとしてXiaomi スマート空気清浄機 4 compactが登場。他のモデルと同様にスマートフォンを利用したスマートホーム機器としての利用が可能です。価格は9,580円です。

XiaomiやXiaomiエコシステムのZMIのポータブルバッテリーは、性能が高く私自身も中国でXiaomiのものを購入したり、ZMIのモバイルバッテリーを購入して利用していました。日本でも最近ではモバイルバッテリーの販売を開始しており今回は33W出力の20,000mAhモバイルバッテリーを発売。USB Type-Cケーブルを内蔵していることで持ち運びの際の使い勝手の高さを実現した製品です。

そして最後に登場したのはなぜかUSB Type-Cのハブ。だいぶ当たり前になっているUSB Type-CハブをXiaomiも発売。会場ではサラッと登場していましたが、Twitterでは”PCを販売できない代わりに”とのこと。私自身はRedmi Book Pro 16 2024を利用しており、PCの品質の高さを毎日実感しているためPCの販売も楽しみにしつつ今回はこれくらい、といったところかと。100WのUSB PDのスルー充電も対応するのできっと便利なはず。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています