【ファーストインプレッション】MacBook瓜二つのXiaomi Mi Notebook Air(12)レビュー。綺麗な液晶、機敏な動作、軽量で薄型な筐体、どれも文句なしです。日本語もバッチリ
先日のフォトレビューから大分間が空いてしまいました。特に昨日公開したGearBestとガジェットブログとの関わり方に関して意見を述べた記事は大きな反響を頂きました。様々な意見を拝聴し、私自身まだまだ考えるべきかなとも感じました。ただし、私が提起しているのは感情論ではなく論理的にGBとの関わり合いについて考えようとのことであって、ただの妬みに関しては意見に値しないと思っています。わざわざ時間をかけてあの記事を書いたのですから、妬み以外のご意見をお聞きできればと思っております。さて、大変お待たせいたしました。中国Xiaomiによる初のノートPC、Xiaomi Mi Notebook Airのファースト・インプレッションをお届けします。
Xiaomi Mi Notebook Air(12.5インチ)は、12.5インチでありながら1.07kgという軽量な筐体にフルHD液晶、Core M3プロセッサー、4GB RAM、128GB SSDを搭載した機種です。若干RAMとSSDが小さい気もしますが、それに関しては今後色々と弄っていければと思っています。外見はフォトレビューでも触れていたようにMacBookをかなり意識したデザインで、スタバでドヤ顔しててもそこまで違和感ない(と、勝手に思い込んでる)機種です。実際にスタバではなくタリーズでドヤ顔してみましたが、だからなんだといった感じでしたね。
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液晶が綺麗、とっても。ベゼルも狭くて良い感じ
最初に液晶から入りましょう。私がこれまで使用してきた端末、特にモバイル向けの端末としては10.1インチのCHUWI HiBookや11.6インチでありながら12.5インチレベルの大きさになってしまっていたTeclast X3 Proはあくまでもタブレットだったため液晶のベゼルは大きく、また、タッチパネル他を搭載する関係から厚くなっていました。Mi Notebook Airは写真の通りかなりベゼルは狭いですね。
液晶部はノングレア加工はされていないグレアパネル。画面消灯時には「鏡か?!」というレベルで反射する液晶ですが、画面転倒時は特に気にならないものだと感じました。グレアパネルの方が発色は一般的に綺麗になりますしね。ただ、直射日光下では反射は強くなりますから要注意。電車の車内で隣の方に光線を浴びせないように気をつけましょう。
日常使用ではパワー不足を全く感じさせないスペック
今回のMi Notebook Air購入の一番の理由は、注文報告の記事の段階でも触れていたように持ち運びやすく、そして長時間にわたって作業しやすいことを挙げていました。外に簡単に持ちだして、大学のレポート課題をこなしたり、ブログを書いたり、メールを送ったりといった作業を簡単にできるようにしたかったわけです。あとは、もし可能であれば旅行中にも写真の編集もできればいいなとは思っています。
まだ、Lightroomをはじめとする高負荷なソフトウェアはインストールしていないため、MS OfficeやGoogle Chrome、Skype、Evernoteくらいを起動しての作業での感想しかありません。要は日常使いでの感想ですね。日常使いでは、少なくとも私はパワー不足を感じることはなかったと感じます。WordやPowerPointを始めとするOffice系のアプリも、Google Chromeもパッと起動し、サクサク使えます。RAMが4GBなので、流石に20タブ開いたらどうなるかの保証はできませんが、常識の範囲内であれば全くストレスを感じさせないサクサクさです。
起動時間はたったの16秒
実際にシャットダウン状態から、デスクトップが表示されるまでの時間を測ってみました。
高速スタートアップをONにしている状態では、電源ボタンを押してからログイン画面まで8秒、そして、そこからデスクトップの表示まで8秒の計16秒という記録でした。MacBookの起動速度がどれだけのものかは知りませんが、実用上は十分ではないでしょうか…?
PCMARK8では3052点
一応ベンチマークも回してみました。結果としては、PCMARK8では3,052点でした。8GB RAMで同じくCore M3搭載のTeclast X3 Proでは2,072点でなぜかMi Notebook Airの方が高いスコアとなりました。
参考程度ではありますが、比較用のグラフ並びに、当機のスペックに関しても貼っておきます。
AnTuTuベンチマークでは187,044点
AnTuTuのWindows版ではこれも165,140点だったTeclast X3 Proを大きく引き離す187,044点でした。3D性能とRAMでスコアを大きく引き離している印象ですね。
Crystal Disk Markの計測結果
このスコアの捉え方に関しては個人差があるので貼るだけにしておきます。
バッテリー持ちは体感ではそこまで長くない印象
Mi Notebook Airが家に届いてから大分経ち、あちこちに持ち出して使ってみましたので、バッテリー持ちに関しての感想も書いておきましょう。計測に関しては、時間があるときにできればまた書いておきます。
バッテリー持ちに関しては、公称の11.5時間をどのようにしてはじき出したのか分からないため単純に述べることはできませんが、少なくとも11.5時間は持ちません。100%から画面輝度100%で1時間ほど使っただけで75%までなっているというのは、結構厳しいなという印象を抱かせました。
モバイルバッテリーや汎用の充電器では充電不可
先日のフォトレビューの際に、ACアダプターの出力が可変だからモバイルバッテリー等でも充電できるのでは?と書きました。実際に幾つか手元にあるモバイルバッテリーや、USB Type-Cの充電器等で試してみましたが、その全てで充電できませんでした。
MacBookへの充電に対応したモバイルバッテリーというものも世の中には存在しているのですが、残念ながら現在は所持していないため試すことができません…もし購入したら試してみてご報告いたします。
日本語化は可能、ライセンス認証も問題なしです
Mi Notebook Airに搭載されているOSは、Windows 10 Home Chinaと呼ばれる中国向けにカスタマイズされたWinsows 10です。このバージョンの厄介なところは、通常のWindows 10では可能な言語パック適用での言語追加機能が封じられていることで、通常時には中国語でしか使用できません。
ただし、一度ライセンス認証を通してしまえば、全く同じ構成であれば他の言語版のWindows 10 Homeも利用できることがはんぺんさんをはじめとする方から報告されており、実際に私も無事に日本語版Windows 10 Homeを使用することができました。
日本語化の手順に関しては、はんぺんさんのブログで詳しく解説されているので、そちらを参考ください。
ただし、ライセンス認証をプリインストールされているバージョンでしただけでは、日本語版をインストールしてもライセンス認証が弾かれる様で、プリインストール版でライセンス認証後に、一度Home Chinaをメディア作成ツールで作成し、クリーンインストール、そしてそのHome Chinaでライセンス認証後に、日本語版のクリーンインストールを行うことでようやく認証された状態の日本語版が使用できるようです。
順番としては【プリインストール版でライセンス認証】→【Home Chinaをクリーンインストールしライセンス認証】→【日本語版をクリーンインストールしライセンス認証】となります。すべて順序良く行けば2時間もかからずにすべての日本語化が終了できるかと思います。
これ一台でモバイルの作業環境は完璧。さぁ、ドヤ顔しに行きましょう!
何かがおかしいドヤ顔画像も投稿できますよ!! |
さて、久々のノートPCということで、気合を入れてファースト・インプレッションといたしました。キーボードの打鍵感についてはフォトレビューの段階で触れていましたから、今回は割愛しましたが、他はまんべんなくMi Notebook Airに関してレビューできたのではないでしょうか?
あとは、軽量で薄型のMi Notebook Airを持ってお出かけし、外出先でドヤ顔するだけですね!後ろにリンゴのマークがついてなくて何が悪い!便利で快適なんですから、いいじゃないですか!
Xiaomi Mi Notebook Air(12)は中華通販サイトBanggoodやGearBest、Geekbuyingで購入可能(GBは予約受付中)です。各サイトでHome China版とNon Activated English版が販売されていますが、購入時にはHome China版を購入し、日本語化される方が確実に正規ライセンス版のWindows 10にできるかと思いますのでご注意ください。
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