中国のスマートフォンメーカー、OnePlus。同社は2013年に中国・広東省にて設立された企業で、翌年に発売された初号機であるOnePlus Oneは、「Flagship killer」のキャッチコピーで一躍有名になりました。そんなOnePlusはアメリカ・ニューヨークにて2017年6月20日(現地時間)に新製品となる「OnePlus 5」を発表し、同27日より米国市場での発売が開始されました。今回、筆者もOnePlus 5を購入したので早速レビューをしていきます。
OnePlus 5は、昨年OnePlus 3(レビュー)や3Tを発売していたOnePlusが放つ最新スマートフォン。プロセッサーにはQualcomm Snapdragon 835を搭載し、8GB RAM(最上位版)、UFS 2.1採用の128GBストレージ(最上位版)、更に2,000万画素+1,600万画素のデュアルカメラを搭載した最強スペックのスマートフォン。GearBestでは6GB RAM・64GB ストレージモデルは“ROnePlus”で479ドル。8GB RAM・128GB ストレージモデルは“RTOnePlus5″で569ドルです。
【OnePlus 5】圧倒的スペック、撮影力、コスパの揃った最強Snapdragon 835搭載OnePlus 5レビュー
黒のマット仕上げが美しい、薄くて軽い本体
本体は黒が映える仕上がり。全面をガラスで覆っていたXiaomi Mi 6(ハンズオン)とは異なり、OnePlus 5では、マット仕上げに。公称の重さは153gで、実際持ってみてもとても軽く感じます。
同じ位のサイズ感のGalaxyS7edge(左)が158gで、それよりも薄く軽いOnePlus5はとても嬉しいところ。ただし、マット仕上げのため本体がサラサラしており、滑らせて落とさないかは若干不安。
ディスプレイは5.5インチ・フルHDのOptic AMOLEDです。AMOLEDは液晶とは違い発色がとてもよく見やすいディスプレイと評判。特に、黒色に関しては電力を消費量が少ないためバッテリーの持ちにも貢献。
左側面:3段トグルスライダー・ボリュームキー |
右側面:SIMスロット・電源キー |
上部には特にボタンの配置などは無し |
下部にはUSB Type-C端子と3.5mmステレオミニジャック |
Antutuベンチマークは18万点超。最強の仕様に
流行りが続いているアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(通称デレステ)もテスト。LIVE動作設定はデフォルトで3D標準。特にカクつくこともなくヌルヌルと動作し、快適にプレイすることができました。
また、先日のアップデートで登場した3Dリッチでもゲームに支障が出ることなく快適にプレイ可能。流石、最新のSoCという実力を見せてくれました。
鮮やかで、ボケ感もバッチリなデュアルカメラ
OnePlus 5では、背面カメラには2000万画素+1600万画素のデュアルカメラ構成のセンサーを採用。既に表現力に関して高い評価を得ているHuawei Mate 9(レビュー)等と同様のモノクロ+カラーセンサーの構成で、作例の通り非常に鮮やかに映し出します。
初心者の私でもかんたんにボケ風味を出すことができました。さらに色の風味もとても鮮やかで個人的には色の味付けは好み。初めてデュアルカメラ搭載のスマートフォンを所有しましたがデュアルカメラがこんなにも簡単にボケ感のある写真を撮れたのは感動です。
撮影モードは「コマ撮り」、「スローモーション」、「パノラマ」の3種類のみ。今流行りの「食事モード」は搭載していませんでした。
インカメラでは「自撮りモード」を選択可能に。インカメラも高画質の1,600万画素と非常に高画質な仕様で、自撮りも自由自在です。
なお、気になるシャッター音に関しては、通常時は無音。ただし、国内のSIMカードを刺したところシャッター音が鳴るようになりました。
痒いところに手が届くOxygen OS
OnePplus独自のOxygenOSはAOSPと比べて、カスタマイズがほとんどされていません。痒いところに手が届くカスタマイズが少しだけされていました。
BluetoothのオーディオコーデックのaptX,aptX HDに対応。aptX HDはサンプリング周波数は最大48kHz、量子化ビット数は24Bitまでの伝送に対応。aptX HDに対応した機器を持っていればさらに高音質で音楽を楽しむことが出来ます。
画面の寒色や暖色をスライダーで自由に選択することができます。また、ナビゲーションキーはAndroid標準の右メニュー・左バックキーの他に、Galaxy等で採用されている右バック・左メニューキーに配置を入れ替えることができOnePlus 5に買い替えた際に違和感なく使い始めることができると思います。
“Flagship killer”の名にふさわしい端末でした
ゲームの複数起動だってへっちゃらのスペックで、しばらくスマートフォンを買い換えることが無くなりそう。ソフトウェアに関しては素のAndroidを生かしつつもその良さを引き出していてとても使いやすい端末となっていました。
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スペック
液晶: 5.5inch 1920 x 1080
CPU: Qualcomm Snapdragon 835
OS: Android 7.0 Nougat
RAM + ROM: 8/6GB RAM + 128/64GB ストレージ
カメラ: 2000万画素+1600万画素(バックカメラ)、1600万画素(フロントカメラ)
指紋認証: 搭載
Bluetooth: 5.0
USB:Type-C
SIM Card:デュアルSIM・デュアルスタンバイ(nanoSIM*2)
バッテリー:3300mAh
重量:153g(本体のみ)
大きさ:15.27 x 7.47 x 0.72 cm
ネットワーク:
GSM 850/900/1800/1900MHz CDMA EVDO BC0
WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39
FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20
TD-LTE B38/B39/B40/B41