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【ALLDOCUBE M5X】外でも中でもパワフルに!10.1インチで4G対応でカーナビにも使えるALLDOCUBE M5X実機レビュー

昨日、今日と東京では雪が降り最低気温も氷点下と非常に寒い三連休。お出かけするよりも、家で暖房にあたりながらお茶でも飲んでいる方がよいかもしれません。そんなときに活躍するのが大画面を搭載したタブレット。今回はGearBestより高性能10.1インチタブレット、ALLDOCUBE M5Xを提供していただきました。

ALLDOCUBE M5XはMediaTek Helio X27を搭載し、さらにシャープ製2560*1600の10.1インチディスプレイ、4G回線にも対応したパワフルなモデル。でも、179ドルとかなりお買い得な製品です。CUBEといえば、現在でも売られ続けているCore-M3搭載の2-in-1タブレットCube Mix Plusもありますが、4G回線&Android搭載の本機も見逃せません。

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大きいけど全然持てる。見やすいディスプレイが目立ちます

パッケージデザインは白一色とシンプルなM5X。パッケージから取り出した本体もシルバーで統一され、シンプルにしあがっています。ディスプレイのベゼルは、中華10.1インチタブレットでは標準的なレベルで、可も不可もないといったところ。ちょっと広いおかげで手で持つ際にディスプレイに指がかからないのは嬉しいかも。

背面も基本的にシンプル。ロゴなどは下部に小さくまとまっており、デザインを損なうことがないのもグッド。背面カメラは500万画素でフラッシュも搭載しているのもポイントです。

重量は565g。タブレットの中ではかなり思い部類ではあるもの、大きさでカバー。実際に電車の中などで手持ちで利用していますが、意外と重さを感じないのは驚き。両手で持っていれば特に疲れることもなく気になりません。

液晶保護フィルムはあらかじめ貼付け済みで、保護フィルムを剥がせばすぐに使用可能。保護ガラスも販売されており、気になる方は同時に注文しておくのがベター。充電端子はmicroUSBでその他には3.5mmステレオミニプラグを搭載するのみ。SIMスロットはデュアルSIMで、対応バンドは広くないものの4G回線に対応します。

microSDスロットはSIMスロットとは別に搭載。DSDSではないので、SIMスロットを2つとも使うことはなさそうですが、microSDとSIMスロットをフル活用可能。スピーカーは左右側面に搭載したステレオ仕様。音質自体は大したことないのが事実なものの、本体からもステレオで音楽を再生できるのはちょっとしたポイントです。

付属品はmicroUSBケーブルと説明書のみとシンプル。正直なところタブレットの付属品になにか期待しているということもないので想定内。次回レビュー予定の同じくALLDOCUBEの8インチタブレット、M8と比べてみても、いかにM5Xが大きいかがわかります。

さくさく使える大画面。ネットサーフィンも、動画再生も

基本性能からおさらい。本機はMediaTek Helio X27を搭載しミドルハイクラスの性能を実現したモデル。4GB RAMに64GBストレージの搭載で、なんでも保存して、RAMも気にせずに使えます。

Antutuベンチマークでは106,758点。現在のVer 7での計測結果のストックが少ないため比較できないものの、ミドルレベルといったところ。Snapdragon 835搭載のHTC U11で20万点強、S660のElephone U Proで14万点と比較すると、それ以下というわけ。

大型モデルであることで、本機は6500mAhの大容量バッテリーを搭載。3C toolboxで実際の利用時間からのバッテリー使用可能時間を計測したところ、待受では2日と20時間と超長時間。画面オン時でも6時間強とロングバッテリーを達成。これなら、バッテリー無しでのお出かけも安心です。

OSにはAndroid 8.0を搭載。セキュリティーパッチレベルが2018年2月のもので若干古いのが不満ですが、アプリのインストール面でも、UI、細かな挙動の安定性までこれまでのAndroid 6.0系統のタブレットから大きく進化
システムアップデートも配信されており、随時バグの修正が行われているのも嬉しいところ。今後の配信予定に関しては現在は不明ですが、ある程度期待しても悪くはなさそうです。

クイック設定ツールや通知バーなどもAndroid 8.0系のマテリアルデザインに。Androidスマートフォンを利用している方にとっては馴染みのあるデザイン、使い勝手なのは好感。また、このバーは横画面時には指を置いた場所で表示される様になっており、使いやすさも抜群です。

高精細2560*1600ディスプレイは伊達じゃない!

Google Play Booksも軽快に動作

2K画質の動画もHWエンコーダで、スムーズに再生

リラックスタイムにあると便利

10.1インチで4G回線搭載、Helio X27の高スペックさによって、これまでの低価格Androidタブレットよりも活用の幅が広がるのが本機の特徴。自宅や外出先で電子書籍を読むのはもちろん、2K解像度の動画も十分なスペックでスムーズに再生。ちなみに、オーディオ部分はAKM製のHi-Fiチップを採用しているとか。ただ、イヤホンジャックは無音時にノイズが乗ってしまう場面もありイマイチかも。

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今回再生テストした動画:犬吠埼ドローン空撮

上で表示している画像

見ていただきたいのが、ディスプレイの精細さ。2560*1600と2K(2560*1440)を若干上回る高解像度を実現。私が撮影した写真ですが、等倍表示でもこの細かさ。ディスプレイはシャープ製。精細に、鮮やかに描き出します。

ただ、気になるのはディスプレイのサイドがかなり高いこと。実写写真は、Lightroomで実際に見たままになるように調整しているわけですが、かなり青色が強く出ており、楽しく見せることには長ける反面、色の正確さは低いことに注意が必要です。

4G回線対応で外で使えるだけじゃなく、カーナビにも!

10インチの大画面を活かせば、大型のカーナビとしても活躍

意外と持ちやすいから外出時にもサクサク

4G回線によって高速通信もOKだから、お出かけのときにも重宝。大画面で気になる記事を読んだり、インスタを見たり、誰かと会ったときに写真を見せたりするのもOK。ちょっとGoogle Photoの写真を…というときも、ルーターを別に用意せずとも良いのは結構嬉しいところ。

もう一つポイントになる使い方が、カーナビ。個人的に愛用しているYahoo!カーナビを表示させた状態で、自動車に取り付けてあげれば一発で高機能なカーナビに。通常の据え付けのものよりも大画面で、しかも常時最新の地図の表示に対応しているのはとっても便利。レンタカーでも、毎回同じ設定で利用できるのも手間が省けてよい感じです。

外でも中でもパワフルタブレット。10.1インチデビューはこれで

今回レビューしたALLDOCUBE M5X、MediaTek Helio X27中華タブレットの中ではなかなか高性能なSoCを搭載し、ミドルクラスのスマートフォンレベルの性能を実現したモデルでした。4G回線をバッチリ使えることで、外出先でも自宅と遜色ないネット利用も可能で、外でも中でもパワフルに活躍してくれるモデル。

それでいながら179ドルとかなりお安く仕上がっており、私にとっても欠かせないアイテムに。ぜひ、読者の方にも体感していただきたい製品です。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています