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【FiiO M11,Q5S,FH7,BTR5】FiiOの春の新商品発表会開催!フラグシップモデルが一挙登場し、今年のFiiOも見逃せません!

新商品が出るたびに狂ったように購入し、国内最速レビューを実施している新進気鋭のオーディオメーカー、FiiO。3月16日にそのお膝元中国広州市で春の新商品発表会を開催。なんと7製品もの新商品、しかも上位機種を発表。今回はその中でも特に注目すべき数機種をご紹介いたします。

ここ最近であれば、当ブログではポータブルプレーヤーのFiiO M7とM6、BluetoothレシーバーのFiiO BTR3にFiiO RC-BTをレビュー。昨年は実は13もの製品を新発売しており、当ブログでも追いきれていない製品も多々ありました。(その中でも上位モデルは基本カバーできているハズ)

そんな13製品も2018年に登場させながら、今回は基本的にそれらよりも上位モデルを発表。しかも、世界初を達成したものも多々ありオーディオ好きなら見逃せない発表会です。そんな発表会の様子をFiiOの公式レポートからご紹介。

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FiiO X5 3rdを超える、新しい最強のDAP。FiiO M11

FiiO M11

まずはFiiOの今を支えるデジタルオーディオプレーヤーの新製品、FiiO M11から。XシリーズからMシリーズに変わり、これまで若干ライトな製品に振っていたFiiOから本格的に音質を追求したモデルが登場。FiiO M11です。

FiiOのハイエンドDAPというと、アンプ交換式のFiiO X7 MK2、そしてバランス出力にも対応しているFiiO X5 3rdの2機種が未だに君臨。その中でもX5 3rdは購入しやすい価格と、高音質の両立、高い操作性で未だに多くの方の支持を得ている製品。当ブログでもレビューしていますが、今でも戦える高い性能が魅力です。

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今回登場したFiiO M11はFiiO X5 3rdで実現していた機能の殆どを踏襲。2.5mmと4.4mmのバランス出力の両方に対応し、DACはデュアルAK4493を採用。アンプ部も含めて完全にデュアル構成にしたことで、完全バランス出力を達成。高い解像度とダイナミックレンジを達成した製品。

さらにDSDはDSD256へ対応。再生するすべてのファイルをリアルタイムDSD変換して、再生する”ALL To DSD”もMeizu M6sで採用されているSoC Exynos 7872によって実現。高スペックだからできる暴力的な高音質化を達成したわけ。

この他にも、Bluetoothの送信コーデックではapt-X、apt-X HD、LDAC、Huawei HWAと何でも送受信対応。AirPlayにも、FiiO Linkにも対応し、ワイヤレスの性能も大幅に向上。5Ghz帯のWi-Fi搭載もストリーミング配信が増える今は見逃せないはず。449ドルで5月末までに発売の予定です。

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Bluetooth性能も万能。DACとしても、アンプとしても最強のQ5s

2017年末に登場したヘッドホンアンプFiiO Q5。その順当進化版のQ5sが今回登場。DAC部はAK4493EQのデュアル構成DSD512、786KHz/32bitまで対応する高いデジタル性能を実現。また、CSR8675の採用で、Bluetoothもapt-X HD、LDAC、Huawei HWAに対応し、ありとあらゆる入力に対応したわけ。
アンプ部はQ5と同様にアンプカードに対応。デフォルトのカードAM3Eは2.5mmと4.4mmのバランス出力に対応。また、日本向け限定販売で人気を博していたAM3CもAM3Dと名前を変えて登場。こちらはすでに国内では予約受付が開始されている製品。

5ドライバ搭載のハイエンドイヤーモニター、FiiO FH7

昨年登場したFiiOのイヤホンの新ラインナップ、FHシリーズ。第1弾のFH5はダイナミックドライバー×1+BAドライバ×3のハイブリッド構成で高音質を実現。その第2弾のFH7はダイナミックドライバー×1+BAドライバ×4に。BAドライバは、FiiO製品ではおなじみのKnowles製を採用。低域に対応する13.6mmのダイナミックドライバーに加えて、中高域では各帯域で異なるBAドライバを採用。中域に対応するBAドライバはKnowlesとの協業によってオリジナルのカスタマイズされたものを搭載しているのもポイント。

ユーザーの好みに合わせて音の傾向を変えられるフィルターも3種類付属。イヤホンケーブルはOCC性のLC-3.5Cがデフォルトで付属し、イヤーチップはなんと15種類もついてくるように、ユーザー好みの音質を実現できるような工夫も嬉しい。449ドルで、6月末までに発売予定とのこと。

超小型のBluetoothレシーバー BTR5に、DAP M5

世界で初めてLDAC形式とHuawei HWA形式に対応した、BluetoothレシーバーBTR 3は当ブログでも登場直後に購入しレビュー。小型軽量でありながら高音質を手軽に体感できる製品として一押しの製品でした。そんなBTR 3よりは一回り大きくなるもののわずか38gと小型で音質にも更に磨きをかけたBluetoothレシーバーがBTR 5です。

高音質化のポイントは、DAC部とBluetoothレシーバー部。DACにはAK4377を採用。BTR 3のAK4376Aよりも出力が向上しただけでなくDSDの再生にも対応。また、Bluetooth部にはBTR 3と同じCSR8675を採用。

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小型のDAP部門としては、Shanling M0を彷彿とされる超小型DAP、M5が登場。1.54インチの240*240ディスプレイを搭載し、DAPとしても、Bluetoothレシーバーとしても両方で使える万能プレーヤー。CSR8675の採用で、Bluetoothの受信はapt-X HDもLDACにも対応。送信もapt-X HDに対応。DAC部はBTR 5と同じAK4377により有線接続時の音質も確保。

値段に関しては未だ未定ですが、2桁ドル台とかなり低価格に。5月末までの発売予定です。個人的にはShanling M0よりも更に高性能を攻めてきた印象で、期待が高まる製品です。

今回の発表内容を個人的に厳選してお届けした本記事。昨年のFiiOは高音質・高機能な製品を手軽にしていく方向でしたが、今年はガチなギーク向けの製品が登場。個人的にもそろそろ次のステップの製品を…とおもっていたころで、次のFiiOの新製品、ぜひ試してみたいもの。

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1 コメント

  1. M11は、現在、ALiExpressで購入可で、日本向けにも発送中の様です。

    一番のれびゅーを期待します。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています