Galaxy Note8 |
1年前、そこには確かにNote7がありました。昨年の9月に発売され、バッテリーの発熱や発火が原因となり、2度の回収により発売が中止。当時の私も台湾にて購入しており、帰国したその日に全数回収が発表されました。ギリギリ飛行機に乗せて帰って来ることが出来ましたが、その日以降は機内はおろか、受託手荷物として預けることも出来なくなりました。
結局当時は、Samsung Mobileの日本法人を通して返金を受け、Note7は返品…この時は悔しかった…その悔しさが1年の時を経て…そうです。Galaxy Note8へとパワーアップして帰ってきました。
間違いなく最高の出来といえる機種でした。
それでは早速レビューをしていきましょう!
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購入は台湾のSamsungの公式ストアで
念願のGalaxy Note8 |
今回もNote7同様に台湾で入手し、三創生活園区内のSamsung公式ストアにて購入いたしました。
店員さんに動作確認をしてもらう |
フォロワーさんに予約していただいていたので、予約特典としてPremium-careが付属します。目の前でシュリンクを切られ、動作確認を店員さんがしてくれます。
Galaxy Note8ショッパー |
この時のワクワク感は1年前を超えるもので、嬉しさのあまり叫びたくなるほど。はやる気持ちを抑えつつ、動作確認を待ちます。WiFiやタッチパネルの動作確認が終了すると引き渡しがされます。
公式ストアで購入すると、帰国時に空港にて5%の税金返還を受けられるため、光華商場などの携帯電話ショップよりも安く購入できるかもしれません。
付属品
- イヤホン
- USBケーブル
- OTGアダプタ
- microUSB to Type-C converter
- USBチャージャー
- クリアケース
- Sペン替え芯
- 替え芯取り外し治具
- SIMピン
付属の充電器に関してはAdaptive Fast Chargingに対応しており、最大9V/1.67Aで急速充電することが出来ます。Adaptive Fast Chargingの大きな特徴として、Quick Charge対応充電器であれば急速充電が可能なこと。そのため、多くの急速充電対応の充電器や、モバイルバッテリーが使用可能です。
イヤホンもAKG製と音質にこだわったイヤホンが採用。イヤーチップもS/M/Lサイズがついているので耳に合わせて交換が可能です。
まだまだmicroUSB端子を搭載するスマートフォンや周辺機器が多い中、本機はUSB Type-Cを採用。付属品にmicroUSB to Type-Cの変換コネクタが付いていますので、手持ちのmicroUSBケーブルも活用できる点はありがたいところでした。
星紫灰が映えるデザイン
背面は鏡面仕上げ。星紫灰色が映えて所有欲が満たされます。 |
今回購入したカラーは星紫灰。シルバーにバイオレットが入っているといった感じの色で、グレーというよりは「シルバーバイオレット」と呼ぶのがぴったりかもしれません。
上部・SIMスロット |
右側面・電源キー |
左側面・音量キー、Bixbyキー |
下部・USB Type-C端子、3.5mmステレオミニジャック、Sペンスロット |
上部にSIMスロット(デュアル)、右側に電源キー、左側には音量キーとBixbyキーがあります。下部にはUSB Type-C端子を搭載していることは前述の通り。また、3.5mmステレオミニジャックも搭載しているので、有線イヤホン派の方も安心です。Galaxy Noteシリーズお馴染のSペンも収納可能です。
「伝えること」をより加速させる豊富な新機能
ライブメッセージ利用時 |
Galaxy Note8では、コミュニケーションや写真撮影で活躍すること間違い無しの新機能を多く搭載。特に、今回の目玉機能の一つとして注目していたのが「ライブメッセージ機能」です。
ライブメッセージサンプル |
Sペンを使ってメッセージをアニメーションGIFでつくることが出来る機能。気軽にポップなメッセージを送ることが出来ます。
日本でよく使われているメッセージサービスのLINEではGIFのアニメーションに対応しているので、友人へのメッセージにも最適。もちろんtwitterやFacebookにも投稿してシェアすることができ、もっと直感的なやり取りが可能になるのです。
Galaxyシリーズにもデュアルカメラが到来
ついにGalaxyシリーズにも登場したデュアルカメラ |
もう一つの目玉は、ついにGalaxyシリーズでも採用になった背面デュアルカメラ。この分野ではLeicaカメラを搭載したHuawei Mate 9などを手がけるHuaweiが先行していましたが、Galaxyもついに参戦。このデュアルカメラのおかげで光学2倍ズームや、撮影後のピント変更を可能とする「ライブフォーカス機能」が利用できるようになりました。
これまでのスマートフォンに搭載されていたデジタルズームでは、どうしても画像の粗が気になりましたが、本機の光学ズームなら自然なズームが可能に。日常的にもズームを利用することは多いハズなので、あっても損はなさそうです。
ライブフォーカス機能利用には1.2m以上被写体から離れる必要がある |
「ライブフォーカス」機能は、2つの背面カメラを利用して被写界深度の異なる写真を撮影撮影し、それらを合成することで撮影後にフォーカスを調整することの出来る機能。すでにHuaweiのスマートフォンでは「ワイドアパーチャ」機能として、他にもXiaomi Mi 6やUlefone Gemini Proで採用されています。
Galaxy Note8では1.2m離れることが要件となっており、目の前のご飯などを撮影するにはあまり向かないものとなっています。人物など、距離をとって撮影するものであればきれいなボケ味を楽しむことが出来ます。
他の端末とはちがい、
・ライブフォーカスで合成された写真
・広角
これら2枚の写真を撮影することができるのが大きな特徴です。
広角の写真から必要な部分を切り取って使うなど、様々な使い方も提案できます。
どんな状態でもロック解除できる虹彩認証
本製品には光彩認証もあり、手がビショビショに濡れていてもロック解除が可能。雨の日には手が濡れてしまうこともあり、指紋センサーが反応しにくくなってしまいます。しかし、虹彩認証を使えばパスワードを入力するよりも速くロックの解除が可能となります。
暗所でも使用可能なので場面を問わずに利用が可能です。他にも台所で調理中にレシピサイトを見たり、水場で遊ぶ際には活用できそうです。
なんでもできる高性能SoC。Exynos 8895の性能を実感
Antutu ベンチマーク |
Antutuスコアは176418点というかなりのハイスコアを記録しています。3Dの多用されているリズムゲームも快適に動作することが出来ます。
本製品はExynos 8895を採用していますが、Snapdragon835を採用したOnePlus 5よりもほんの少しではありますが勝る結果となっています。(国内版はSnapdragon 835を採用)現時点で最強のスペックを誇っており、これ1台あれば困らないという端末です。
スペック
画面サイズ:6.3インチ
画面解像度:2960×1440(有機ELディスプレイ)
SoC:Exynos 8895(日本版はSnapdragon 835)
RAM:6GB
ROM:64GB
カメラ(リア):1200万画素、F1.7+1200万画素、F2.4
(フロント):800万画素、F1.7
サイズ:162.5mm×74.8mm×8.6mm(長さ×幅×高さ)
重量:195g
バッテリー容量:3300mAh
カラーバリエーション:星紫灰、星燦金、星紗粉
価格:29900台湾ドル(約11万円)
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