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【Tronsmart S5】完全ワイヤレスで快適リスニング!2,780円で購入できるワイヤレスBluetoothイヤホンTronsmart S5レビュー

当ブログではどんな季節でもFiiO(記事一覧)やxDuooのDAPを紹介し、音質最重視!という姿勢を貫いていますが、蒸し暑いこの時期は大型のDAPはおろか、太いケーブルのイヤホンさえもストレスになってしまったり。今回は、そのストレスフリーの究極系ともいえる完全ワイヤレスを実現したBluetoothイヤホンをTronsmart様(日本語Twitter @TronsmartJapan)より提供していただきましたのでレビューいたします。

今回提供していただいたのは、Tronsmart S5。Earinによって国内での認知度が広がったワイヤレスのBluetoothイヤホンの一つです。驚くべき点はその価格。わずか2,780円(記事執筆時点)。それでいながら、実用に耐えうる音質と、耳掛けフックによって高い装着感を実現した機種でした。

良かった点

・バランスの取れた音作り
・安定した接続性で、ストレスなく音楽に没頭できるところ
・耳掛けフックで運動時でもフィットし続けるところ

悪かったところ

・電池持ちの短さ(4時間ほど)

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耳掛けフック付きで激しい運動でもOK

パッケージは以前レビューしていたネックバンド型のBluetoothイヤホン、Tronsmart S4と同様の紫をベースとしたデザイン。本体の入れ方は中国メーカーと言う感じでプラスチック成形のケースにはめられている形でした。

なお、技適マークに関しては本体のスペースの都合上箱に記載。番号は204-520206です。(相互認証)

中身は本体の他に、収納用のポーチと換えのイヤーピース、充電用の二股microUSBケーブル、説明書(英語のみ)が付属。
本体は黒ベースのシンプルなデザイン。他社の同じようなケーブルレスイヤホンと異なる点は、ちょっと大きめであることと、耳にかけれるフックがついていること。このフックのお陰で、耳にはめるだけの製品に比べて耳に掛かる負担が小さくなり、また、運動時にも外れづらくなっているのもグッド。
左右合わせた重量は23g。片耳あたり11.5gで、3.5gのEarinと比べるとかなり重め。とはいっても、フック部分の重量もあり単純比較するのは難しそうです。

フック部分を本体から外すと充電用のmicroUSB端子が登場。専用ケースに入れることで充電できる機種が多い中、本機は充電に関しては有線となってしまうのはちょっぴり残念。ただし、確実に接続して充電するというのはある意味安心感もあります。

バランスの取れた音。バッテリーは4時間が限界

アイキャッチでも利用した装着した様子(モデル:後輩)
実際にスマートフォン・DAPと接続して利用してみました。ペアリング自体は、L側のみを電源ONにしてスマートフォンと接続してからR側としても、L側とR側を接続してからスマートフォンとペアリングしてもどちらでもステレオでのペアリングが可能。
なお、左側のみをペアリングした状態であれば、片耳のヘッドセットとしても利用可能。左側のマイクを利用して、通話を行うことも出来るのはその時時に応じて使い方を変えれて便利でした。
実際の装着感に関しては、耳掛けフック部分が形状記憶合金になっており、自分の耳に合うように形を変えてはめることができ、フィット。ただし、完全に耳にはまるというよりは、若干浮き上がっている感じがあるのも本音。この点はイヤーチップを替えてみるなど工夫が必要そうでした。
気になる音質に関しては、音が悪いと言われがちな完全ケーブルレス機器にしては良いなという本音。Bluetoothイヤホンに対してどこまで期待するかというところですが、解像度は価格なりでした。
ただし、音のバランスに関しては意外と素直な音作りで、普段聞いている音楽をそのまま流しても特に不満を感じない音。とはいっても、音像の表現に関しては弱く、若干薄っぺらい音でもあった感じです。
夕暮れ時の新橋駅前
今回はこのTronsmart S5を装着した状態で、夕方の新橋駅前など人混みを歩いてみたりもしてみました。流石に新橋駅前の中ではたまに音が途切れることもありましたが、その程度。軽く混んでいる程度の電車内では全く音が途切れるということもなく、快適に音楽を聞くことが出来たのは驚きでした。
連続で音楽を聞けた時間は合計で4時間くらいが限界でした。公称では3時間のため、上々という結果でしょうか。ここは、流石に完全ワイヤレスであることがどうしてもネックになっている感じ。長時間の外出時に利用する際には、充電ケーブルを持ち歩く必要がありそうです。

お手軽価格で、キラリと光る一品。おすすめです

今回レビューしたTronsmart S5。2,780円(記事執筆時点)という価格でありながら、十分期待に答える音質、接続性を保ちながら、他のイヤホンとは異なり耳掛けフック付きで運動時でも外れないようになっていたりと、使う人のことを考えた仕上がりになった機種でした。まさに他社とは違ったキラリと光る一品という感じ。
私自身も、実は毎日持ち歩いて移動中にケーブルレスの快適な移動をしていたり。これまでまだ完全ワイヤレスのイヤホンを使ったことがないという方も、運動時の装着の問題から敬遠していた方も試してみてはいかがでしょうか?

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています