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【中華スマホ入門特集Vol.3】せっかく購入した中華スマホにトラブル発生!どうする?保証は?

私がトラブルを起こした端末はこちらのUlefone Be Touch 3

これまで、第1回、第2回と中華スマホ入門特集では中華スマホの選び方等をご紹介いたしました。第3回目の連載では万が一購入したスマートフォンにトラブルが発生してしまったら、そんな時どうするのか、また、そもそもどんなトラブルが発生し得るのかご紹介いたしましょう。
【新連載・中華スマホ入門特集Vol.1】初めての中華スマホ!中華スマホとは?なぜ一部で人気なのか?
【中華スマホ入門特集Vol.2】気になる中華スマホ、何を基準に選ぶ?あーるの基準をご紹介
【中華スマホ入門特集Vol.4】生活に密着してるからこそ再確認を。Androidスマホを紛失した時の対処法

商品が届かない!キレそう!

お前だよ!発送遅いサイトは!GearBest!
まずはじめにそもそも製品を注文したにも関わらず発送されない、もしくは届かない、そんな自体に関しても一応ご紹介しましょう。ただ、今回の記事の本題ではありませんので軽くですが。
実のところ、当サイトによく製品を提供してくださる中華通販サイトのGearBestですが私は2度ほどやられました。1度目は2週間経っても発送されなかった例(最終的に届きました)、2度目は注文したにもかかわらず在庫切れで返金になった例の計2回。そんなGBは現在セール開催中。もしよかったらご覧くださいませ
1度目の際にはまだGearBestとは提携も何もなかったため、完全にサポートに喧嘩腰のメールを送信することになりました。万が一発送されない場合は下手に出るのは海外相手では良くなく、場合によってはPaypalへのクレーム申請もチラつかせる必要があります。また、英語でのやり取りになりますので、機械翻訳に頼らず英語で戦えるようにしておくべきです。ちなみに、この際は直後に発送されました。
2度目の際は在庫切れで発送できないというメールが届き、返金方法について連絡するようメールが届きました。在庫切れなどで発送不能の場合GearBestの通常対応では、GearBest内で使える”GB Wallet”への返金(若干ポイントが上乗せされます)か、PayPal等への返金を選択することになります。返金方法に関しては、何も言わないでいると勝手にGB Walletに返金されてしまう場合があり、Paypalへの返金を必要とする場合は注意が必要です。

受け取った製品が壊れてた、初期不良。キレそう!

honor V8(473ドル)。もしこれが初期不良で届いたらブチ切れますよね?
最近は品質が安定してきたように感じる中華製品。私自身は幸運にも初期不良に遭遇しませんでしたが、当ブログ内のコメント欄にも初期不良の報告が時折入るように、どうしても不良は発生します。特に初期不良は一番心に来ますよね、せっかく海外発送品を楽しみにしていたのに初期不良だなんて、通販サイトごと爆破…おっと、とりあえず怒りを感じるでしょう。
中華通販サイトのGearBestの場合、初期不良対応に関しては到着から3日以内にサービスセンターへの連絡する必要があります。公式ブログの内容を参照すると、「該当商品については新しい商品と無料で交換 (返品時の配送料については払い戻しいたします)、または商品購入時に支払った全額返金のどちらかをお選びいただけます。」と記載されており、現在では送料を含めGB負担になっているようです。(以前はGearBestは送料は払い戻さない場合が多く報告されており、改善したと考えておきます。)
ただし、初期不良対応にあたっては初期不良であることをサポートに分かるように画像などで伝えること、また、返送料の払い戻しには条件がついていることに注意が必要です。

通常使用中に故障!悔しい…

今回の主役、Ulefone Be Touch3
私が故障という最悪のトラブルに遭遇したのは、MediaTek MTK6753搭載のUlefone Be Touch3、今でこそUlefoneはUlefone Futureといったデザインも優れた端末を出していますが、去年はまだまだチープなスマホだらけのメーカーでした。そんな、Ulefone Be Touch3、使いはじめて1ヶ月ほど経った頃からディスプレイの中心部分のごく一部がタップできなくなる事象が発生。見事に故障しました。
当時と今ではGearBestの保証規定は変わっており一概に私の例がそのまま適用となるわけではありません。今回の場合は45日以内であったので即サポートに連絡したところ、「30ドル分だけ返金するから我慢して、それか交換」と言われました。現在の保証規定では、「お買い求めいただいた商品に思いもよらぬ欠陥がある場合、ほとんどの商品については受け取ってから 45 日以内に返送していただければ、返金または商品を交換いたします。こちらにつきましては、返送時の配送料を補償いたしません。」とあり、対応は異なってくるはずです。
最終的にBe Touch3については返送料を自腹で払い(小型包装物で送るよう指示されたため、返送料はEMSよりも高く付きました)交換対応の予定でした。しかし、無効に到着後在庫切れのため返金になり、Paypal経由での返金となっています。購入時から返金時にかけて30日以上経過していたため、PayPalでの払い戻しでも為替レートの影響を受け、為替差損も発生してしまいました。なお、返金自体は意外とスピーディーで、返金決定から1週間以内に払い戻しされました。
ちなみに、現在のGearBestの保証規定では、45日以内であれば返送料は自腹で返品もしくは交換、1年以内であれば無料修理の対象(送料は一部負担)となるようになっています。他の通販サイトの場合はそれぞれ対応が異なってきますのでよく保証規定を確認するようにしてください。(流石にその全てを紹介する余裕は私にはありません)

中華製品にはトラブルが付き物。覚悟は必要。

中華スマホ特集、第3回目は中華スマホでのトラブルについて私自身の経験を少し書かせていただきました。GearBestについては一応日本語話者が在籍しており、万が一の際には日本語でもサポートを出来るようにしているようですが、基本的に海外通販では英語でのやり取りが必須です。
なにも問題が発生しなければ英語の読み書きができなくてもなんとかなるものの、私個人としては英語で最低限の意思を伝えることができない、その自信がない場合は中華スマホを始めとする中華製品を輸入することはオススメいたしません。中華製品であれば、日本のAmazonでも一応取扱がありますし、Amazon FBA使用品であれば初期不良対応などはAmazon本体です。
今回は、簡単に中華スマホで発生しうるトラブルについて記載しました。次回は中華スマホに限らずスマートフォンを失くしてしまった場合の対応に関して掲載いたします。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています