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【レビュー】Xiaomiの最新イヤフォン、独特なデザインが特徴のMi Capsuleレビュー!

Xiaomiといえば、miシリーズを始めとするスマートフォンや、Mi Padといったタブレットで有名ですが、イヤフォンやヘッドフォンといったオーディオ部門でも意欲的な製品を登場させています。今回レビューするMi CapsuleはそんなXiaomiの最新イヤフォンで、非常に独特なスパイラルデザインを採用したイヤフォンとなっています。

今回は、中華通販サイトのGearBest様からサンプルの提供を受けてレビュー致します。ここでお礼申し上げます。

GearBestでの製品ページ




開封の儀

イヤフォンレビューではお馴染みの開封の儀から始めていきます。
GearBestによってシールを貼られてしまいました…
外箱は、まさにXiaomiという感じの箱ですね。
開けるとすぐにイヤフォン本体が登場します。
独特な形状からか、装着図の入ったカードと、簡易の説明書が入っていました。

外観チェック

レビューを投稿しよう投稿しようと思い続けてはや数ヶ月となってしまった、同じくXiaomiのイヤフォン、Xiaomi Piston 3との比較です。今回のMi Capsuleの方がケーブルの材質も異なり、そしてデザインも大きく変わっています。
ハウジング部の形状は非常に独特で、全体がゴム状の材質となり、そして、イヤーチップ部がスパイラル形状となって耳に入るようになっています。
裏側も、このようにゴムを使っています。
スマートフォン等で使用可能なマイクと、音楽再生時の先送り/巻き戻しキー(兼ボリュームキー)があります。

装着感も独特で、やや難あり

開封の儀のなかで、付属品に耳への装着方法を説明したカードが入っていると書いているように、このMi Capsuleの装着方法は非常に独特です。
Xiaomiのイメージ画像では、下の写真のような感じです。
通常、イヤフォンを耳に装着する際には、イヤーチップ部を外耳に押しこむ形になります。
しかし、このMi Capsuleでは、耳介の部分にハウジング部を置いてやって、外耳に直接差し込まずに装着する様になっています。(言葉では伝えづらいですね)
私自身も、装着時には最初通常のイヤフォンの様に押しこんだりして悪戦苦闘していましたが、深く考えずに耳介に置いてやると自然とフィットしました。
外耳などでイヤフォンを密着させているわけではありませんので、装着感は若干不安定です。走ったりすると確実にイヤフォンが取れます。

音質は価格以上であることは確実

このMi Capusleについて言えるのは、音質は現在の約15ドルという価格以上の性能だということです。それだけは間違いありません。
解像度に関しては、ちゃっちい見た目や価格からは予想を超える高解像度となっています。もちろん、あくまでその価格での話であり、1万円クラスだなんて言うつもりはありません。
音の傾向としては、高温域に関しては非常にクリアです。ただし、低域はその独特な装着方法ゆえ外耳に直接音が行かないためスカスカになります。
また、ステレオ感は非常に低い音になります。Piston 3はレビューは投稿していないものの、レビュー前提で一時期聞いていましたが、Piston 3もMi Capsuleもどちらも音像、要は立体感であったり、ステレオ感に関しては表現力が低い印象があります。
Piston 3の音の傾向は、このMi Capsuleとは違い低音過多に近かったと認識はしていますが。
独特な装着方法から想像がついた方もいらっしゃいますが、外ではまず使えません。意外と音漏れ自体は少ないのですが、遮音性は皆無ですので外の音がダイレクトに耳に入ってくることで、外ではおそらく聞くに耐えない状況になるかと感じます。実際、製品紹介でも屋内ユースを想定している画像しか見えません。

家用に装着感の少ない高音質なイヤフォンを求める方にはアリ

総評としては、この見出しのとおりです。屋内ユース限定で、装着感に関してはカナル型に対して負担が低い、でもインナーイヤー型はいやだ、そんな方にオススメの機種です。需要あるか分かりませんが。少なくとも私にとってはVE MONKの方が好みです。
あとは何でしょうか、ちょっとした散歩の際には自動車などの音も聞こえるほうが安全には良いですから、そのような時のお供には使えそうですね。音自体は普通に使えるレベルの音ですし。
せっかくレビュー機を頂いたにも関わらず、酷評してしまいましたが、音はいいんだけども使い道が思い浮かばないMi Capsule、中華通販サイトのGearBestでは15ドルで販売中ですので、物好きな方は一ついかがでしょうか…?



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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています