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低音調整ダイヤル付きでいい感じ!CollectionAudio DZAT-DR10レビュー!

さて、久々にオーディオの話題をお送りいたします

CollectionAudio様からDZAT-DR10という中国のDZATというメーカーのイヤホンを頂きましたので、レビューいたします

抜かりのないデザイン

今回紹介するDZAT-DR10は典型的な中華イヤホンの一つで、実際に製造しているのは中国のDZATというメーカーです
WEBサイトもしっかりしているメーカーで、結構驚きました

早速開封の儀です

化粧箱は白を基調にして高級感を高めたデザインです
裏面にCollectionAudioが輸入をしていることを示すシールが貼られていました
箱を開けると、最初に本体が飛び出してきます
説明書や特性グラフも凝っています

イヤーチップはこの袋の中に入っているようです

コンプライタイプと普通のタイプが入っていましたが…

潰れすぎてて、開けた当初は利用不可です…Orz
持ち運び用のポーチもついています

音は弱ドンシャリサウンド

黒を基調としつつ、音調整ダイヤルの映えるデザイン
音に関して一番最初に言えるのは『ドンシャリ』ということでしょうか
付属のシリコン製のチップがちょうどフィットしたので、それで聴いていますが低音がドンドン言ってるサウンドです
解像度に関しては、現在のAmazonでの価格(約4,000円)に対しては明らかに、その価格帯以上のものとなっています
分離に関しては、価格相応のレベルかなという印象です
ボーカルが近めに聞こえつつも、他の音もきちんと鳴らしてくれている印象を受けています
ただ、細かい余韻についての再現については若干の難ありといった感じです
バラードよりはロックに合うサウンドですが、どんなジャンルでもそこそこの音を鳴らすことが出来ます
ピアノはちょっと綺麗には聴こえないかなと…それよりもドラムは聴き応えがありますし、ギターのソロパートのほうがいい感じに聴こえる印象を受けています

低音調整ダイヤルの効果は結構アリ

イヤホンの背面に低音調整ダイヤルがついており、音色を変えることが出来るようになっています
エージング前はどのダイヤルでもあまり変化はありませんでしたが、3,40時間程鳴らしてやったところだいぶ音の変化が出てくるようになりました
Hモードでも音の傾向自体は低音強めのドンシャリですが、Bモードでは低音が一気に増える感じです
ただ、低音増はあっても、それで上が潰されてしまうということなく、下の厚みが増す感じで捉えています
個人的にはどのモードでもそれぞれ楽しむことが出来る印象です

ちょっと気になる点が数点

音の傾向や音量調節ダイヤルの効果については、好印象を持っていますが若干普段使いでの問題点があるかなとも感じています
まず、ケーブルのタッチノイズが大きいことかなと
フラットケーブルに近いケーブルを採用しているのですが、服にケーブルが当たった時に滑らずそのままノイズが発生しています
今、屋内でPCを前にしている時でさえもタッチノイズが気になってしまうほどで、外出時にはさらにストレスになり得る印象です
もう一点は、静電気でのノイズが多い点です
インピーダンスは16Ωで、感度も110dBと標準的な範囲内なはずなのですが、静電気に弱くノイズが乗りやすい印象があります
何も接続していない状態でも、「ピリピリ」という音が聞こえることもありますね…

総合的には好印象です

タッチノイズが大きく、またケーブル長の長さから外出時にひっかかところが数点あるものの、それでもメリットのほうが大きいイヤホンだと思っています
低音調整ダイヤルによって複数のパターンの色を楽しめ、そこそこの解像度をもったドンシャリイヤホンは持っていて損はないもので、好印象を持っています

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています