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さて、ハイレゾを買いますか(ポリオミノ、シルシ購入

私自身、つくづくおかしいとは思っていたんですよ….

ハイレゾ対応のDAPを紹介s、DSDネイティブ、DSDネイティブ!って叫んでいたくせに、音源についてはこれっぽっちも触れていなかったのですから…

まぁ、一回やろうとしてしくじったのが

ハイレゾ音源を買いたくなってしまうような、しまわないようなお話

でしたね…

今回は、つい先日購入したやなぎなぎのポリオミノを紹介しつつハイレゾ音源について書いておこうと思います

ポリオミノ

多分、このページをご覧になっている方の半分くらいはご存知かと思いますので基本的に割愛します
moraから引用すれば

2013年7月に発売された1stアルバム「エウアル」はオリコンウィークリーチャート4位を記録。
メジャーソロデビュー以来、数々のアニメ主題歌を担当し、ライブやイベント出演も精力的にこなす「やなぎなぎ」の待望の2ndアルバム!

ハイ、このとおりです

Supercellのゲストボーカルも含め、この方の音源は好きでしたので、ハイレゾ版が出るというのを見つけ楽しみにしていたわけですね

今回はmoraで購入

moraとototoyでハイレゾ版が販売されているようですが、私が購入した深夜にはまだmoraのみでしたので今回はmoraにて購入しました

どうでもいい話ですが、moraではVisaデビットカードだと色々とややこしいのですが、JCBデビットでは難なくパスできます

千葉銀か大垣共立銀の口座をお持ちの方は、ぜひ

JCBデビットカードをつくるお話

そろそろ、↑の記事も続きを書かなきゃかもですね…

ファーストインプレッション

端的に言えば、今回のポリオミノのハイレゾ版は“当たり”の音源かなと思います
アコースティック系の音源は比較的ハイレゾの方がCDとの違いが分かりやすいですし、ハイレゾの利点が生かせるというのもありますが、当たりかな?
fripsideのinfinite synthesis 2のハイレゾ版を持っていたりもしますが、なんて言うんでしょう、そっちは違いがわからないんですよね…
分かるからいいということはないと思いますけども…
まぁ、せっかく記事にするのですから、感想だけじゃなくDAWで見てみたりもしてみましょうよ

波形を見てみまする

というわけで、手元にあるCD版のflacとハイレゾ版のflacをさっと、StudioOneに放り込んで見てみます
今回放り込むのはTrack14のクロスロードです
まぁ、こんな感じです
上がハイレゾ版
下がCD版
ですが、相当違いますね
CD版ではマスタリングの段階で相当コンプかリミッターを効かせてますね
音圧至上主義の弊害が思いっきり出ています
当然、こんな波形だとボーカルは潰れるわ、レンジは狭くなるわでアレな事になってしまうんですね
ハイレゾ版では、流石にそんなことにはなっておらず、ピークも抑えて、レンジを確保してやってます
こうなるだけで、ある程度の機材で聴いてやると良くなってるんですよねぇ
ちなみに、1分15秒付近の”気づいて!ひとりじゃないから!”のあたりの波形はこんな感じ
CD版ではボーカルが完全にくっついちゃって潰れてますね
勿体無いマスタリングをしてます

ラウドネス情報も見てみる

ラウドネスはこんな感じでした

とはいっても、所詮にわかですのでラウドネス情報についてアレコレ書くつもりはありません
ただ、チャンネルのピークがCD版では完全に0dbまで行ってるけど、ハイレゾ版では-1.5dbまで抑えてるくらいですね

スペクトラムアナライザーも通してみる

非常に不満ですが、StudioOneの付属のスペクトラムアナライザーでは20kまでしか出してくれません
わけわかんない!ヽ(`Д´)ノプンプン
マスタリングモードでもです!
CD以外のマスタリングにも対応させてるんだから、そこは表示できるようにしようよ!
VSTで他のアナライザーを…と思ったのですが、なんと定番のアレコレが64bit版のStudioOneでは使用できないため、今回は断念
代わりにJriver Media Centerので代用しました
クロスロード1:15 Hi-res

クロスロード 1:15 CD
なんだか全然違いますね….
スペクトラムだすにあたって、アップサンプリングは切っているので、一応これで正しいデータが出てるはずです
CD版の盛り方も凄いですね
まぁ、これは1:15できちんととスクショを撮れたわけじゃないというのもありますけどね
でも、あれですね…
20kあたりを境に落ちているのはなぜでしょう…?
おそらく録音時の環境かミキシングの環境に由来するかと…
ということは、本当にこの音源が24bit/96KHz環境下でミキシングされたかについては闇の中というわけですね
波形の形がアップサンプリングで作られた波形のようにも見えなくも…
だって、完璧に24bit/192KHz環境下で作った音源はこうなるじゃんwww
Dr. Chesky’s Sensational, Fantastic, and Simply Amazing Binaural Sound Showより”Pamafunk”
これはこれで、100k付近にあるノイズは一体何?!というのはありますけどね^^;
私のiBasso D55でノイズを鳴らしていた原因はこいつだな?!
人間の耳には聞こえませんから、完全にミキシング・マスタリングで見落とされたのでしょうね

という感じで…

制作環境について、疑問は残りますが、ポリオミノのハイレゾ版を買ってみて聴いてみました
波形一つでも色々と見えてきて面白いですよね
ただ、個人的に思うのは波形がどうである、スペックがどうであるよりは、レンジがきちんと取れて聴き疲れず、楽しめる音源であれば細かいところに目くじらを立てなくてもいいのかなとは思います
24bit/192KHz環境でレコーディング・ミキシング・マスタリングをしても、録音時のアナログ部分で、マイクのセッティングも含めてきちんとしてなければ音源としての価値はないと思いますしね
今回の記事は、せっかくなのでみてみた、でもあとは自分が楽しめればいいよね!ということで…
個人的には、この音源は好きですね~
ハイレゾ版ではボーカルが潰れずにちゃんと出てきてますしね

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています