ガジェット レビュー

【1MORE ComfoBuds Z】睡眠環境を向上するワイヤレスイヤホン、寝ホンに最適。わずか2g強の重さを実現したイヤホン1MORE ComfoBuds Zレビュー

厚すぎる夏は夜でもクーラーが欠かせなかったり、もしくは扇風機を回し続けなければならなかったりと睡眠時の環境は快適というわけではありません。また、人通りが多い場所の近くだと外から深夜まで飲んだ人の声や、野生の猫の鳴き声に起こされることも。そんな夏の快適ではない睡眠の質を向上させるのが「寝ホン」と呼ばれる、寝ながらイヤホンを使うこと。
今回はオーディオブランドの1MOREから、寝ホンのために作られたイヤホン、1MORE ComfoBuds Zを提供していただいたのでレビュー。これまで小さいと言われてきたイヤホンの比ではない小ささで、装着感を限りなく低減。周りの騒音をシャットアウトして、かつ、入眠時にはリラックスサウンドを流す、そんな使い方ができるイヤホンです。
【1MORE SonoFlow】1万円台ながら解像感と音場表現に優れ、パワフルなアクティブノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスヘッドホン、1MORE SonoFlowレビュー

まったく耳から飛び出さない驚きの小型さ。両耳合わせて5gの軽さも魅力

     

先日レビューした1MORE ComfoBuds Miniの兄弟モデルにあたるComfoBuds
ZはパッケージデザインはMiniと同じ感じ。同梱品は本体の他に他のサイズのイヤーチップと充電用のUSB
Type-Cケーブル、キャリングポーチと説明書のみ。

     

    

充電ケースの時点ですでに小型さが分かるかと。ケースのバッテリー容量は410mAhで充電ケースを合わせると最長10時間(音楽モード)、14時間(落ち着くモード)の再生が可能。本体単体でも3.5時間(落ち着くモード)の再生が可能で、入眠時のリラックスサウンドの再生ではまったく困りません。なお、ケース+本体の重量は40gと軽量で、自宅で使うだけでなく旅行先に通常のイヤホンと別で持っていくのにも困らない軽さです。

驚くべきなのは小さく、軽量なこと。片耳あたりわずか2.7g、両耳合わせて5g強という軽さを実現。指の上にのせてもどれだけ小ぶりなのかが分かるかと。小型軽量さを実現するため、ComfoBuds
Zは他のイヤホンにあるようなタッチセンサーや、マイクを排除し、純粋に耳にフィットし、音を再生することだけに特化しているわけ。

     
その小ささは同じメーカーのイヤホンで、アクティブノイズキャンセリング搭載イヤホンの中でも最小レベルを実現した1MORE ComfoBuds Miniと比較しても一目瞭然。ComfoBuds
Miniでも耳にぴったりフィットくらいだったのが、本機ではさらにその奥に収まっています。この小型さで、寝ている際に寝返りを打っても枕や寝具と干渉せずに耳にフィットし続ける事が可能なわけ。
私自身は、睡眠の際には隣に人がいるだけで眠りが浅くなる、雨の日の雨音でさえも眠りを妨げるくらいには周囲の音や何かが睡眠時にあることで影響を受けやすく敏感です。そんな私でもComfoBuds
Zをつけて入眠することができました。最も、寝返りが多いときには自然に外れてしまっていることもありましたが。
     
1MORE ComfoBuds
Zはスマートフォンと接続して操作。リスニングモードは「音楽」と「落ち着く」モードの2つを用意しており、一部のメーカーにあるような睡眠用の音のみの再生に限らず通常の音楽も再生可能。なお、AAC接続にも対応しており、通常のワイヤレスイヤホンとして高音質な音楽を楽しむことも可能です。

 

就寝時にホワイトノイズや自然の音を流すことで、より快適に入眠できるようにしてくれるのが「落ち着くサウンド」という機能。予めComfoBuds
Zの場合6種類の音源をイヤホン内に内蔵していますが、1MORE側で用意している十数種類のサウンドから好きなものをダウンロード、イヤホンに転送することも可能。個人的には波の音や、焚き火の音が落ち着いて良かったかなと。

落ち着くサウンドは30/60/90/120/150分間のタイマーで再生可能。眠りにつくまでの短時間だけ、もしくは一定時間は流し続けることで周りの騒音もシャットアウトしたいというのにも利用できます。あくまでもイヤホン内に転送しているため、スマートフォンの挙動に左右されないのも嬉しいポイントです。

なお、1MORE曰く本機はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載していないものの、耳にフィットすることで最大24dBの遮音性を実現しているとか。例えばいびきの大きい人(私の場合父親)と一緒の部屋で寝るといったときに本製品があることでそのダメージを軽減できるかもしれません。また、家の外の騒音もこれでシャットアウトできるわけです。

寝ホンで睡眠環境をアップグレード。活用の幅の広いComfoBudz Z

今回レビューした1MORE ComfoBuds
Z。マツコの部屋でも紹介され、徐々に市民権を得始めている「寝ホン」を可能にするワイヤレスイヤホンの中でも、軽量小型さにより装着感を大きく向上。睡眠時の環境をアップグレードしつつ、通常の音楽を聴くイヤホンとしても利用でき活用の幅が広いことも特徴的でした。
睡眠時の環境を向上し、どうしても騒音の多い夏場でも快適な睡眠、そして翌日以降の活動もよくできる寝ホン。5,000円台から購入できる超小型ワイヤレスイヤホンの1MORE
ComfoBuds Zをぜひお試しください。

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています