中国のオーディオメーカーとしてすっかり市民権を得たメーカー、FiiOから最新のフラグシップモデルFiiO X7 Mark2が発表となりました。初代FiiO X7の発表から2年弱。それ以降もFiiO X3 2nd(レビュー)やX1 2nd(レビュー)、X5 3rd(レビュー)を登場させ、製品自体の開発能力も向上したFiiOが遂に放つ最新フラグシップモデル。価格はFiiOらしさを失わず699ドルと据え置き。期待の機種と言えそうです。なお、遂に発売開始!699ドルですよ!!
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性能も、音も、一切妥協しないスペックに
まず最初はスペックから。まだまだAndroidスマートフォンのスタンダードには追いつかないものの、X7 Mark2では2GB RAMに64GBのストレージを搭載。また、最大256GBまでのmicroSDに対応したmicroSDスロットを2つ搭載し、合計で最大576GBを全部音楽のために利用可能。各曲が30MBでも19,000曲も入れれるとか。
DAC部にはESSの最新DACであるESS ES9028PROを採用。SNR比は129dB、またTHD+Nは-120dBという驚異的なスペックを実現。
X7 Mark2に付属するアンプモジュールはAM3A。オペアンプにはAD8620とOPA926を採用し、これまでから全く新しくなったアンプモジュールを実現しました。
X5 3rd譲りの全く新しいデザイン
端的に言ってしまえば、デザインに関してはサイド部がかなりかっこよくなったFiiO X5 3rd(フォトレビュー)の兄弟型に。
初代FiiO X7に比べて、長さは1.2mm、厚みは1.0mm、そして重さは10gも軽量化。
細かい利便性にもFiiOらしさが光ります
Android搭載DAPで度々問題となるのがその電池持ち。特に専用DACやアンプ部を持つDAPはスマートフォン以上にバッテリーを消費します。X7 MK2では、3,800mAhの大容量バッテリーと、急速充電規格に対応。
QuickCharge 2.0とMediaTekの独自規格、Pump Expressの両方に対応したことで、充電元の機器に関わらず急速充電を実現しました。QuickCharge 2.0なら、対応するモバイルバッテリーも多いためTronsmart Prestoでも買っておけば充電できるのは嬉しいですね。
予価699ドル。これは、見逃せない機種になりそう
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参照:FiiO