10月のヘッドフォン祭りの際に、日本でもオヤイデ電気によって実機が展示されていた話題の機種。中国FiiOの最新デジタル・オーディオ・プレーヤー、FiiO X1 2ndをFiiOが主催するレビューツアーでお借りしているのでレビューいたします。”レビューツアー”と謳いながら、既に国内での正規販売も開始されてしまいましたが、まだまだレビューの少ない本機種を徹底レビューいたします。
なお、本稿はFiiO社がHead-Fi上で企画したレビューツアーに参加しての記事となり、日本国内の正規販売代理店であるオヤイデ電気は企画に関与していません。当記事についての問い合わせは、あーるか、FiiO本体にお願い致します。
FiiO X1 2ndのレビューツアーについては、Head-Fiの企画ページをご参照ください。
【秋のヘッドフォン祭り2016】FiiOの最新DAP、FiiO X1 2ndが展示中!タッチ式のホイールは新鮮です!
スタイリッシュに生まれ変わったデザイン
新しくなったFiiO X1 2nd。その最大の特徴はデザイン。これまでの物理ホイールから、タッチ式のホイールに変更となり、ディスプレイ部と操作部が一体化したデザインで、スタイリッシュに生まれ変わっています。
手元にはFiiO X3 2ndしかなく、第1世代のX1とは比較することができませんが、FiiO X3 2ndのような旧来のデザインのモデルと比較すると、圧倒的に薄くなりました。そして、端が丸みを帯びたことで非常にスッキリとしたデザインになっています。
外観レビュー・パッケージ内容
左側面に電源キー・ボリュームキーを搭載。
タッチ式ホイールの精度はイマイチ
本機の最大の特徴と言えるタッチ式のホイール。中華DAPメーカーとしては、かなり攻めてきたデザインで個人的にはかなり気に入っています。しかし、その精度に関しては物理ホイールを採用しているX3 2ndなどと比べてイマイチ。最新のFW1.41でも、まだ及第点をあげれるレベルではない印象でした。
音像・解像度ともにそこそこのレベル
ハイレゾ音源再生時にはハイレゾロゴが表示 |
基本的に、私は同じFiiOの製品であるFiiO X3 2ndを日常的に使用しています。FiiOの音の傾向自体は私は気に入っており、X1 2ndに関してもその傾向はしっかり引き継いでいて好感が持てました。
解像度、音像といった点に関しては、「そこそこ」との評価に留まるかと想います。値段を考えれば妥当な範囲でしょうか。