あっという間にクリスマスも終わりあとは年越しを迎えるばかり。銀行は30日まで絶賛営業中ですが、すでに仕事を納めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。年を越せば1月の真冬、寒い季節の真っ只中ですが、ウインタースポーツに良い季節でもあります。今年は例年にない大雪で、昨年までの雪不足から打って変わって雪がどこでも溢れてる状態。スキー場のコンディションも最高の状態です。
今回そんなスキー場の中でも、群馬県内と東京から行きやすい距離にありながら日本海側のようなベタ雪ではないパウダースノーを楽しめる万座温泉スキー場に行ってきたのでレポート。万座プリンスにも宿泊して、スキーも温泉も楽しんできました。
2021年のベストホテル第7位!
万座プリンスホテルは2021年に宿泊したホテルの中で、ベスト7位に選ばれました。
軽井沢まで新幹線で、上野から2時間ほどで万座に一直線
9月に万座を訪問した際は長野から万座道路を利用し毛無峠に寄り道をしながら万座を目指しましたが、鉄道+自動車で行くなら基本的なルートは軽井沢経由。東京から新幹線に揺られてわずか1時間に軽井沢に着いてしまうため、朝食の駅弁を食べて一休みしたら到着してしまうわけです。ヘッドホンの出番も正直あまりないレベル。
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軽井沢から万座へは各ホテルが出している無料バスを利用するか、西武観光バスの路線バス(2,800円/片道)、レンタカーの3通りの方法が選択可能。万座プリンスホテルの場合は朝8時台の便と、13時過ぎの2便が用意されており、利用すれば運転などの手間なくすぐに万座に到着できます。
今回はバスの時間が合わなかったこともあり駅レンタカーを利用。スタッドレス&4WDで30時間借りて11,000円ほどで意外とお安め。軽井沢を出てからは、中軽井沢を通り、星野リゾートや千ヶ滝温泉を横目にひたすら北上。鬼押ハイウェイを通りJRの万座・鹿沢口駅を通って万座ハイウェイへ。
軽井沢町内は雪が少なかったものの、山を超えて群馬県に入ってからは一気に雪が増え、万座ハイウェイで高度を上げていくとどんどん銀世界に変わっていきます。ただ、道路は上の写真のようにしっかりと除雪されておりカーブでの減速さえしっかりしていればスリップする不安もなくたどり着けます。
見渡す限りの純白の世界で一気に滑り降りるプリンスゲレンデ
訪問時に営業していたのは9本ゲレンデがあるうちのプリンスゲレンデ1本のみ。雪自体は足りているようでしたが、地盤固めなどの整備が終わっていなかったとか。12月26日からは全コースオープンしたので、これからが一番最高の状態になるようです。
プリンスゲレンデは万座の中では一番高度の低い場所に位置し、長さも330mと短め。初心者コースという位置づけになっているものの、平均斜度は14°、最高21°と、他のスキー場では中級分類されることも多いレベル感。このため、リフトから降りたら一気に中斜面を滑り降りていく感じ。短いコースながら十分楽しめるコースでした。
実のところ私自身はスキーに行くのは高校2年の冬以来で、約7年ぶりのスキー。一体どうなるものかと心配していましたが、スキー板さえ履いてしまえばなんだかんだ体が覚えていたので問題なし。大学から上京してスキーに行かなかったり、社会人になって…という方でも安心してスキーに復帰できます。
スキーに疲れたら白濁の万座温泉と、部屋でリラックス
今回の万座温泉も、9月の訪問時と同様に万座プリンスホテルを予約。プリンスホテル1泊2食に加え、スキー場のリフト券もセットになったプランでわずか4.5万円。Go to適用後はわずか3万円に。ここに7,000円分の地域共通クーポンもついてきたので、スキー板のレンタル料金に充当できます。
今回も宿泊したのは東館ツインルーム。万座プリンスの中では一番狭い部屋ではあるものの、ベッド2台にミニテーブル、肘掛け付きのチェアなど一通りそろっているのがポイント。万座プリンスのメインの大浴場は東館に隣接しており、温泉へのアクセスは部屋を出て1分でというのもグッドです。
今回の宿泊プランでは夕飯はコース料理ではなく、ビュッフェ形式のものに。プリンス系列ではビュッフェに関してはスタッフが取り分ける形をとっており、自分自身で取り分けるよりも見栄え良くとってくれます。
味自体は意外と良いというのが正直な感想。前回のディナーコースの際は、メインディッシュがポークだったのに対し、今回はローストビーフを食べれたりと、意外と万座の場合はディナーブッフェの方が中身も楽しめる感じ。その他、嬬恋キャベツを利用したメニューもあり、
万座と言えばスキーブームの先駆けにもなった映画、私をスキーに連れてっての聖地。万座温泉スキー場で滑っている様子も、この万座プリンスホテルも映画に登場。夕飯を終え、硫黄たっぷりの温泉に浸かったあとは、部屋のテレビにノートPCをHDMI接続すれば簡単に鑑賞会が可能です。
2日目は残念ながら強風のためゲレンデがクローズ。レイトチェックアウトが利用できたので、15時アウトにして部屋でゲレンデが開くのを待ち続けてみましたが、結局終日クローズのままに。昼前に温泉に再度浸かり、意外とお得なランチをして退散することにしました。
吹雪いていたのは万座温泉一帯のみで、帰り道の万座ハイウェイは写真のように快晴。嬬恋牧場付近の開けた場所ではこんな風に良い景色が拝めました。ハイウェイ自体の除雪はかなりしっかりされており、猛吹雪のあとでも全く問題ないレベルに落ち着いていました。
軽井沢からはまた新幹線を利用して帰京。帰りは運転を気にせずにビールを飲んでいけるのも嬉しいポイント。ちょうど峠の釜めしも残っていたので頬張りながら東京に戻りました。万座を発ったのが14時半頃で、上野着が18時ちょっと。3時間半ほどで戻ってこれ、意外とスピーディーに戻ってこれます。
久々スキーならマイペースで滑れる万座で
今回訪問した万座温泉スキー場。東京からのアクセスが悪いわけではなく、新幹線とレンタカーを利用することで、自分のペースで丸2日間スキーと温泉を楽しめる冬のリゾートステイを楽しめる場所でした。
12月26日からはいよいよ全コースオープンし、群馬県でありながら天然のパウダースノーを多彩なコースで楽しめるようになりました。私自身は2月に再訪予定ですが、久々にスキーをするという方も、今年は、という方も万座でスキーをしてみるのも良さそうです。
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