【Boulies Master Rex】165°リクライニング&収納式オットマン搭載の高級PUレザーゲーミングチェア!4D調節ランバーサポートで腰痛対策も万全、イギリス発の快適チェアを徹底検証【PR】

デスクワーカーにとって良い姿勢で作業をすることは生産性を確保するうえでも、健康を維持するためにも重要。悪い姿勢で作業して腰を痛めてしまったら元も子もありません。当ブログではこれまでも数種類のオフィスチェアをレビューしてきましたが、メッシュタイプのオフィスチェアが苦手、という方もいらっしゃるかと。今回はPUレザーを大胆に利用したことで高級感のある見た目と、汚れにも強い素材を実現しつつ、人間工学に基づいた腰痛軽減や、165°のリクライニングなどを備えたゲーミングチェアBoulies Master Rexをメーカーより提供していただきレビュー。
Boulies Master Rexはイギリス初のブランドBouliesのハイエンドゲーミングチェア。汚れに強い高級PUレザーであるBoulies Ultraflex PUレザーとマイクロファイバースエードの組み合わせで滑らかな手触りと耐久性の高さを実現した製品。リクライニングは95°~165°まで調整可能で、前後左右、高さ、角度の4D調整機能を備えたアームレストや、調整可能なランバーサポート、身体を休められる収納式のオットマンを備えた高機能チェア。現在約35,000円で購入が可能です。
Boulies Master Rexのスペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 材質 | Boulies Ultraflex PU(汚れに強いPUレザー)、マイクロファイバースエード |
| 座面高さ | 45〜51cm |
| 重量 | 24.2kg |
| 推薦体重 | 110kgまで、限界耐荷重約135kg |
| 推薦身長 | 155〜180cm |
| 付属品 | 3Dヘッドレストクッション |
| リクライニング | 95°〜165° |
| アームレスト | 4D(前後左右、高さ、角度調整) |
| ランバーサポート | 4D調節式 |
| ロッキング機能 | 15°背座ロッキング |
| ガスシリンダー | SGS認証 Class 4 |
| ベース | アルミ合金五つ星ベース |
| キャスター | 静音PUキャスター |
| 回転 | 360° |
イギリス発のBouliesは「快適さ」を追求したブランド

Bouliesというメーカーは日本ではまだ聞き慣れない方が多いかと。2017年にイギリス・ロンドンで設立されたゲーミングチェア・オフィスチェア専門のブランドで、「Experience Comfort(快適さを体験する)」というスローガンを掲げています。創業のきっかけは、フランス出身のエンジニアが長時間のオフィスワークでも快適に座れるチェアを求めて自ら開発したことなんだとか。
多くのゲーミングチェアブランドが派手なデザインを売りにしている中、Bouliesは快適さを最優先に設計しているのが特徴。ゲーミング環境でもオフィス環境でも違和感なく使えるシックなデザインが魅力の製品です。日本には日本法人の株式会社ブーリスを設立済み。ただの輸入だけでなく、日本向けの座り心地を実現できるようにもしているとのことでした。
高級感のあるPUレザーと堅牢なアルミフレーム

今回レビューするBoulies Master Rexは、同社の人気モデル「Master」にオットマン(レッグレスト)を追加したアップグレードモデル。本製品の最大の特徴はスポーツカーのインテリアにインスピレーションを得たというBoulies Ultraflex PUレザーを採用していること。マイクロファイバースエードとの組み合わせで、バターのように滑らかな手触りを実現しているのがポイントです。

PUレザー素材は汚れを拭き取りやすいという実用的なメリットもあり、お菓子を食べながらゲームをするという方や、飲み物をこぼしてしまいがちという方にも安心。メッシュタイプのチェアは汚れが染み込んでしまうことがあるのに対して、本製品は簡単にメンテナンスができるというのも嬉しい点です。
本体のフレームには超強力スチールフレームを採用し、推薦体重110kg、限界耐荷重約135kgという頑丈さを実現。脚部分はアルミ合金製の五つ星ベースを採用しており、見た目の高級感はもちろんのこと耐久性についても十分なものを確保しています。キャスターは静音タイプのPUキャスターで、フローリングへの傷つきを抑えつつスムーズな移動が可能になっています。
4Dアームレストで最適な腕の位置を実現







デスクで作業をする際に重要なのが、アームレストが体にフィットしていること。Boulies Master Rexは4Dアームレストを搭載しており、前後左右の位置調整はもちろんのこと、高さ、そして向き(角度)まで調整することが可能。作業をする際にちょうどよい位置にアームレストを用意して腕を置けることで、余計な力を肩や首にかけさせないで済むようになっています。
アームレストの高さを机と同じ高さにすることの重要性というのは、最近でもX(Twitter)でも話題になっていたことは記憶に新しいかと。写真の落合陽一氏の姿勢(腰を曲げた状態)というのは良くないですが、腕を伸ばした形に近い姿勢で作業をできるようにできるとベターです。このちょうどよい高さというのを高さ調整ができるアームレストなら簡単に実現することができました。

アームレストのフレームはアルミニウム合金製を採用しており、プラスチック製のものに比べて強度と耐久性が高いのも特徴。実際に体重をかけてもぐらつきがなく、安定した使用感を実現してくれました。パッドの部分は程よい硬さで、長時間腕を置いていても痛くなりにくい印象です。
4D調整可能なランバーサポートで腰をしっかりサポート


本製品の注目機能の一つが4D調節式ランバーサポート。クッションを別途取り付けるタイプではなく、背もたれに内蔵されたランバーサポートを上下・前後に調整できる方式を採用しています。内蔵式のランバーサポートは通常、より高価格帯のチェアにしか搭載されていない機能で、この価格帯で採用されているのは嬉しいポイント。
ランバーサポートの位置調整は、腰を確実にサポートするうえで非常に重要。推薦身長155〜180cmという幅広い体型に対応できるよう、調整幅も十分に確保されています。正しい位置は、おしりから少し上にいって腰がくぼんでいる部分にぴったりフィットさせること。この位置を見つけられれば、長時間座っていても腰への負担を軽減できるようになります。
95°〜165°まで調整できるリクライニングで作業も休憩もカバー

Boulies Master Rexはリクライニング角度を95°〜165°まで調整できるのが魅力。デスクワーク時には背もたれを起こした状態で使い、休憩時には大きく倒してリラックスするという使い方が可能です。165°というかなりの角度まで倒せるため、ちょっとした仮眠をとりたいという場面でも十分に対応できる印象。

リクライニング機構は背もたれのみが倒れるタイプで、自然に体を伸ばすことが可能。倒した状態で角度をロックすることもできるため、不意にリクライニングが戻ってしまうこともありません。また、15°の背座ロッキング機能も搭載しており、ロッキングの強度はダイヤルで調整が可能。体重に合わせて最適な反発力に設定することで、体を預けながら作業するという使い方もできるようになっています。

リクライニングをガッツリ倒すと、背もたれがこれでもかと倒れてびっくりするレベル。一番倒した状態ではリクライニングのロック機構は使えないようで、140°くらいのところでロックされるようです。疲れて一眠りしようとするときには、目一杯倒した状態でいれば自然とフラットな状態に、戻すときには体をそのまま少し起こして、そこでロックを解除する、というのがちょうどよい感じでした。


Boulies Master Rexの名前の由来ともなっている特徴が収納式オットマン(レッグレスト)の搭載。座面の下にオットマンを収納しており、これを引き出して展開すれば、足を伸ばしてリラックスすることが可能です。165°までリクライニングを倒してオットマンを展開すれば、ほぼフラットに近い状態になり仮眠も快適にとれる印象。
オットマンは使わないときは座面下に完全に収納できるため、見た目のスッキリさも確保。在宅勤務で集中して作業をしたあとに、そのまま椅子でリラックスして休憩をとりたいという方には特におすすめの機能です。通常のMasterモデルとの違いはこのオットマンの有無で、休憩時の快適さを重視するならMaster Rexを選ぶ価値があるといえます。
3Dヘッドレストクッションで首もしっかりサポート

付属品として3Dヘッドレストクッションが同梱されているのもポイント。背もたれの上部に取り付けて使用するタイプで、首や頭をしっかりとサポートしてくれます。取り付け位置の調整も可能で、自身の体型に合わせて最適なポジションを見つけることができます。
ヘッドレストの素材は本体と同じPUレザーを採用しており、質感の統一感があるのもグッド。リクライニングを倒した状態では枕のような役割も果たしてくれるため、仮眠をとる際にも重宝する印象です。
組み立ては約40分で完了。背もたれの取り付けはクセがある印象

Boulies Master Rexは重量24.2kgとかなりの重量級。成人男性であればパッケージを移動させて、自室で組み立てることは可能なレベルでしたが、可能であれば2人で作業するのがおすすめです。
組み立て自体は付属の工具を使って行うことができ、所要時間は約40分程度。説明書に従って順番にパーツを取り付けていけば、特に難しい作業はありません。まずはアームレストを取り付け、チルトボックス、オットマンの装着をし座面部分を組み立て。その後脚部分にキャスターを取り付けガスシリンダーをセット。最後に座面を背もたれに取り付けるという流れ。

背もたれの取り付け時には、よくあるオフィスチェアの組み立てのように差し込んで、その後固定するという流れではなく両脇から固定をするという流れ。このため、背もたれをきちんと支えられていないと、ネジ留めの際に背もたれが動いてしまいきちんと固定が出来ないことに。他の部分の組み立ては1人でも十分可能ですが、背もたれ部分は2人で実施するのがベターでした。
実際の使用感は快適そのもの

身長166cmの私が実際に使用してみた感想としては、推薦身長155〜180cmの範囲内ということもあり、各部の調整で快適なポジションを見つけることができました。座面の高さは45〜51cmの範囲で調整可能で、一般的なデスク高さである70cm前後に合わせやすい設計になっています。
座面のクッションは100%コールドキュアフォーム(モールドウレタン)を採用。最初は少し硬めに感じるかもしれませんが、長時間座っていても体が沈み込みすぎることがなく、良い姿勢を維持しやすい印象。柔らかすぎるクッションは最初の座り心地は良くても、長時間使用すると姿勢が崩れやすくなるため、この硬さは快適な作業のためには重要なポイントです。

一方で、PUレザー素材の宿命として長時間使用時の蒸れについては気になる場面も。夏場や暖房の効いた部屋での使用時には、適度に立ち上がって換気するなどの工夫が必要かもしれません。メッシュタイプと比較すると通気性の面では劣るものの、その分汚れに強いというメリットもあるためトレードオフといえます。
冬場はメッシュタイプのチェアの場合は部屋の冷えた空気がそのまま椅子の背もたれや座面を突き抜けてくるため体が冷えてしまうのも難点。それに対して本機のPUレザー素材であれば冬の間は快適に過ごせるはず。夏場は頑張って冷房を効かせましょう。
在宅勤務もゲーミングも快適にこなせる一脚

今回レビューしたBoulies Master Rexは、高級PUレザーの質感と内蔵ランバーサポート、165°リクライニング、収納式オットマンという充実した機能を備えたゲーミングチェアでした。派手すぎないシックなデザインは、在宅勤務のオフィス環境にも違和感なく馴染むのが魅力。ゲーミングチェアというと派手なカラーリングの製品が多い中、本製品はブラックやブラウンといった落ち着いたカラーバリエーションを展開しているのもポイントです。
メッシュタイプのエルゴノミクスチェアが苦手という方や、汚れに強い素材の椅子を探しているという方、そして作業だけでなく休憩時のリラックスまで一脚でカバーしたいという方にはおすすめの製品。イギリス発のブランドならではの品質へのこだわりを感じられる一脚です。在宅勤務が当たり前になった今だからこそ、自宅の作業環境にこだわりたいもの。Boulies Master Rexで快適な作業環境を実現してみてはいかがでしょうか。

















