ガジェット レビュー

【SOUNDPeats Runfree】低音の表現力と音漏れを軽減しつつも、周りの音も聞こえるランニングイヤホン。SOUNDPeats RunFreeレビュー

まだ5月でありながら急に夏日になったり、かと思えば10℃台になったりと気温が落ち着かない季節。とはいえ、徐々に夏が近づいていることを感じる季節になってきました。先日公開したスマートウォッチ、Amazfit GTR Miniのレビューでも触れたように運動不足気味の方もそろそろ夏に向けて運動しないとですよね?
日常生活で常に音楽を再生し続けていたいと思ってしまう私にとっては、ランニングや筋トレといった運動中も音楽を聞きたいと思っており、数々のワイヤレスイヤホンを試してきました。ただ、イヤホンの場合は周りの音が聞こえなくなってしまい安全面では不安も。耳を塞がないオープンイヤー型のイヤホンが安全です。
今回はSOUNDPeatsから登場しているオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン、SOUNDPeats
RunFreeを提供していただいたのでレビュー。SOUNDPeats
RunFreeは新技術「ラムダ型音響空間」を利用してオープンイヤー型が苦手とする低音再生能力も向上させた製品。特別クーポン”RUNFREEH531″を利用することで4,676円(定価6,680円)で購入できるやすさも魅力的な製品です。

SOUNDPeats RunFreeのクーポン情報

・クーポンコード:RUNFREEH531
・期限: 2023/5/31  23:59
・割引:30%OFF(Amazon上のクーポンと併用で)
・通常価格:6680円
・最終価格:4676円
・購入ページ:https://amzn.to/3BS5fKl

重さを感じさせない細型の設計。大口径のドライバーで迫力あるサウンドを実現

     
まずはパッケージから確認。SoundPEATSのイヤホンをレビューするのは2020年にレビューした完全ワイヤレスイヤホン、SoundPEATS
TrueMini以来。当時のパッケージデザインと比べると本製品では製品写真のみを掲載し、裏面にスペックを記載したシンプルなものに仕上がっています。黒をベースにしたデザインなのは共通です。

同梱品は本体の他に説明書とSoundPEATSアプリの案内、USB Type-A to
Cケーブルが付属。後述するように、本製品は専用の充電アダプターや充電ケースを利用しないため、USB
Type-Cのみで充電することが可能です。

本体はイヤホン部分とコントローラー+バッテリー部分の耳に触れる場所と、左右両方をつなぐワイヤー部分がはっきりと大きさの違うデザイン。昨年レビューしたMu6 Ringは全体の太さの変わらないデザインでしたが、個人的にはSoundPEATS
RunFreeのデザインのほうが好み。

このバンド部分についてはニッケルチタン合金を用いることで弾性を高め、「超弾性」とSoundPEATSでは謳っているほど。そんなに持ち運ぶ場面が多いかと言われると微妙ではあるにせよ、カバンの中などに入れたときに壊れないかというところは大丈夫そう。実際に結構捻じ曲げてしまったりもしましたが、特に問題なく利用できており遠出の際に持っていくというときでも便利です。

本体のボタンは再生/一時停止+電源キー、ボリューム+/先送り、ボリューム-/曲戻しの3つのみ。ワイヤレスイヤホンでよくあるタッチ型ではなくボタン式です。使っていて気になった点を挙げるなら、電源キーが押しづらくよく電源を切り忘れてしまったこと。もうすこし大きめで配置してくれると押しやすかったのにとは感じました。
充電端子はUSB
Type-Cを採用。完全ワイヤレスイヤホンによくある専用ケースを利用して充電を行うのではなく、直接USB
Type-C端子に接続するだけのため、持ち運び時や自宅での充電時の手間を抑えることが可能。ワイヤーがついているタイプのイヤホンは、専用ケース不要なことが多いのは個人的には嬉しいところ。
バッテリーの容量は140mAh。決して多いわけではありませんが、最長再生時間は14時間と長くランニング+筋トレ程度ではまったく充電が不足することはありません。それこそ、運動のために一日中サイクリングをしたり、登山をする場面でも平気といえるレベルはなかなかのものかと。

SOUNDPeats
RunFreeの重量は30g。完全ワイヤレスイヤホンの本体だけと比べると重いものの、ケース込みと比べると軽量。装着時には両耳の耳たぶの上に引っ掛ける形のため、耳全体に重量の負荷が分散することもあり、実際の負担は重量に比べて少なめです。ヘッドバンド部分も含めてイヤホンをホールドするため、ランニングの際でもズレづらいのも個人的にはポイントでした。
今回はランニングの際やウォーキング時、移動中といった様々な場面にRunFreeをつけてその音質や使い勝手をテスト。本製品は「空気伝導型」とよばれるオープンイヤー型のイヤホンで、イヤホンから耳に音を伝える際に、カナル型のイヤホンのように直接耳孔に音を伝えるわけでも、骨伝導型のように骨を振動させて伝えるわけでもなく空気を経由しているというもの。
空気伝導型の場合、骨伝導型のように独特の不快感や音ではなく、あくまでもスピーカー経由の音を再生できるのが特徴。耳をふさがないため、音楽を再生しながら周りの音を聞くことができるため、ながら聞きにも、周りの音が聞こえたほうが良い場面でも安心して利用できるわけ。その反面音漏れしやすい点もあり、使う場面については注意が必要だったりします。

SOUNDPeats
RunFreeは16.2mmの大型のダイナミックドライバーを採用。大口径のドライバーによって迫力のある音の再生を可能としています。また、実際に耳に向けて音を再生するスピーカー部分に向けて「ラムダ型音響空間」技術を利用して音の伝播経路を工夫し重低音を落とさずに、また、音漏れを防ぐような設計を実現しています。
まずは自宅などの静かな空間で聞いてみます。どうしてもスピーカー部分と耳孔に距離があるため全体的な音はカチャカチャしてしまう印象。これは他のオープンイヤー型も同様といえば同様のイメージです。ただし、大口径ドライバーと「ラムダ型音響空間」のおかげか意外と低音も表現できているという感じ。意外とベースラインも拾える表現力には驚かされます。
ランニングをする機会があったので、その際にも聞いてみることに。普段は1MORE
ComfoBuds
Miniを利用しているため、完全に耳を密封した状態で音楽を聴きながらランニングをしており、RunFreeを使うとこんなに音が溢れているのかと驚かされます。また、それだけ周りの音をシャットアウトしていたと思うと、安全面で恐ろしくも感じます。
RunFreeのつけ心地はランニング時であっても良好。完全ワイヤレスイヤホンでは、どうしてもランニングの際の振動で徐々にイヤホンがズレていってしまうこともありますが、本機の場合はまったくズレないと言っても過言ではありませんでした。また、頭全体を使ってホールドしてくれるため、ランニング中の上下の振動でも不快な頭部との摩擦もなく快適な印象。音質という意味では、正直動いていることもありながら聞きができる程度、と思うくらいのレベル感でした。

意外と使えたのが電車内。こういったオープン型のイヤホンは電車内で使ったら音漏れもするわ、音楽はちゃんと聞こえないわで役に立たないと高を括っていましたが、意外と実用的。耳をふさがないことでアナウンスが聞こえやすいのはもちろん事、意外と聞ける音質なのも魅力的。ランニング中よりは低音も含めてリッチに表現できていました。

電車内で気になる音漏れについては、本機のスピーカー部分が耳孔向きに配置されて外に対して漏れづらい構造になっていることもあってかほとんど気になりませんでした。聴いている側が十分楽しめる音量で、首にかけたとしても聞こえないので、基本的には問題ないはず。
     
SOUNDPeats RunFreeには専用のSOUNDPeatsアプリも用意。アプリでは、本体のバッテリーの充電状況の確認やファームウェアアップデートの確認はもちろん、イコライザーなどのカスタマイズにも対応します。

  

カスタマイズ項目はかなり絞られており、基本的にはアクティブイコライザーと、イコライザーの設定のみ。イコライザーでは予め用意してあるプリセットから選択することも、自身で各周波数帯のゲインを調整するカスタマイズも可能。運動時や屋外で使うことが多い私の場合は低音強調のプリセットだとちょうどよい感じでした。

ながら聞きにも、スポーツの際にも使える万能イヤホン

今回レビューしたSOUNDPEATS RunFreeは新技術「ラムダ型音響空間」を利用してオープンイヤー型が苦手とする低音再生能力も向上させた製品。意外とリッチな表現力で音楽を楽しく聴けるのはもちろんのこと、オープン型だからこその外音の聞こえやすさ、そしてランニング時でもズレないフィット感もあってどこでも使える万能なイヤホンでした。
現在SOUNDPeats RunFreeはAmazonで6,680円で購入可能。特別クーポン”RUNFREEH531″を利用することで4,676円(定価6,680円)で購入できるやすさも魅力的な製品です。夏の季節は耳をふさがないイヤホンのほうが快適さもよく、ぜひオープンイヤー型のイヤホンを購入してみては。

SOUNDPeats RunFreeのクーポン情報

・クーポンコード:RUNFREEH531
・期限: 2023/5/31  23:59
・割引:30%OFF(Amazon上のクーポンと併用で)
・通常価格:6680円
・最終価格:4676円
・購入ページ:https://amzn.to/3BS5fKl

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています