本日21日は散々レビューし尽くしたZTE AXON 7の発売日。明日は中野サンプラザにて秋のヘッドフォン祭り。そんなブログの話題となるイベントが盛りだくさんの今日、中華通販サイトのGearBest様からXiaomiの最新スマートフォン、Xiaomi Mi5s Plusを提供頂きました。先日セール情報をお送りした記事は予想以上に反響を頂いていましたが、今回は実機のレビューです。「最強」の名をほしいままにする本機、これから全3回(予定)にわたってレビューをお届けいたしましょう。
Xiaomi Mi5s Plusは中国Xiaomiが放つ最新スマートフォン。SoCにはQualcomm Snapdragon 821を世界でも最速で採用し、6GB RAM、128GBストレージ、さらに1300万画素のデュアルカメラを搭載したモンスター機。圧倒的スペックで「最強」の名をほしいままにした機種と言って過言ではありません。
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外観レビュー・パッケージ内容
外箱はこれまでのXiaomiの様な製品画像のプリントされたものから、無地にMiロゴが加工されたものになりました。(左はRedmi Pro)
外箱を開けるとすぐに本体が登場。本体には画面保護フィルムが貼られており、気泡が目立ちます。
付属品は、SIMピン・説明書、プラスチックカバー、ACアダプター、USB Type-Cケーブル。
付属する充電機は12V/1.5Aまでの出力に対応します。
本体も見ていきましょう。せっかくですので、本機と同様に背面デュアルカメラを搭載しているRedmi Proとも並べてみます。
Redmi Proは5.5インチの製品、対するMi5s Plusは5.7インチ液晶を搭載しており、若干縦横の大きさは異なります。
背面は両機種ともスピン加工されている点は共通するものの、カメラの配置や指紋センサーの有無、アンテナ部分の加工の仕方がだいぶ異なる印象。
5.7インチ・デュアルカメラといえば、Huaweiの誇るhonor V8もありましたね。大きさは両機種ともほぼ同じ印象を受けますが、デザインに関してはかなり趣向が異なります。Mi5s Plusのデュアルカメラはだいぶコンパクトになりましたが、honor V8レベルではないですね。
各側面も見ていきます。まずは右側面。電源キーとボリュームキーです。
上面には3.5mmステレオミニジャックと赤外線ポート(リモコンとして利用可能)
左側面にはSIMスロット
SIMスロットはnanoSIMが2枚入る構成。なお、microSDは入りません。
下部にはUSB Type-C
せっかくなので5.7インチでデュアルカメラ構成のHuawei honor V8と重ねて見たりしてみます。側面のデザインはhonor V8がマルチファンクションキーを搭載している関係で一部ことなりますが、厚さはそんなに変わらない印象。
ただ、下から見るとデザインは若干異なっており、Mi5s Plusの方が背面がカーブして持ちやすくなっている印象。
両機種ともデュアルカメラを搭載しており、カメラの画質に関してはピカ一。
重量はMi5s Plusは169gと5.7インチの大画面にしては軽量。実際、レビューするために手に持った際も「軽い!」となって驚きました。
同じ大きさのHuawei honor V8は193g。今回はXiaomiがかなり健闘しています。
液晶の発色も素晴らしい
液晶画面の発色に関してはどちらも甲乙つけがたいレベル。写真では保護用のフィルムを付けているため暗く見えてしまいますが、実際の発色は非常に美しく大満足できるレベルです。honor V8はWQHD(=2K)解像度であり、フルHDのMi5s Plusの方が若干劣りますが、肉眼では差を感じる場面というのは殆ど無いかと思います。
ベゼルの幅もベゼルレスでは決してないもののだいぶ絞られており、個人的にはこれで十分といったところ。ただし、若干ベゼルと液晶の間に黒い縁が入ってしまっているのは残念です。
UIはMIUI 8を搭載
UIに関しては、これまでレビューしてきたXiaomi Mi MAXやRedmi Proと同様、Xiaomiの独自のROMであるMIUI8を搭載。今回GearBestから提供していただいたROMは日本語ロケールも入っているカスタム版。このカスタム版に関しては賛否両論あるかと思いますが、最初から日本語とGoogle Playが入っている点は評価できるかと思います。
MIUIのバージョンが存在しないバージョン |
焼けてるようで焼けていない |
ただし、Xiaomi Mi MAXのときに実施したように簡単に他の公式のROMを焼くことはできませんでした。そもそも、Mi5s Plusはグローバル版自体登場しておらず入れることができても中国版ではありますが、簡単に焼けなかったのは残念。近日中に試行錯誤して焼ければ良いのですが…
UIのデザインに関しては、これまでMi MAXのレビューでさんざん触れていましたので今回もう一度する必要はないでしょう。Mi MAXの記事でご確認ください。
軽量で最強スペック、これぞXiaomiの本機の端末
AnTuTuの計測結果は次回 |
Xiaomi Mi5s Plusのレビュー第1弾はあくまでもフォトレビューといたしました。しかし、この最強のスペックを誇りながら169gと軽量な筐体で、さらにデュアルカメラ搭載。5.7インチで発色・明るさともに優れたディスプレイを搭載した本機、写真だけでもかなり魅力が伝わったのではないでしょうか?次回以降、世界最強の名をほしいままにしたその性能、そして、一番の特徴であるカメラの性能に関してもレビューしていきましょう。
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