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【Redmi Proレビュー1】Xiaomiによるデュアルカメラスマホ、Xiaomi Redmi Proレビュー!基本性能チェック編

先日Huaweiのデュアルカメラスマートフォン、Huawei honor V8をレビューし、その性能の高さと写真撮影性能の高さを絶賛いたしましたが、今度は中華スマホの雄XiaomiによるデュアルカメラスマートフォンRedmi Proをレビューいたします。今回は自腹ではなく中華通販サイトのGearBest様から提供いただきました。足を向けて寝られないですね、寝ますけど。

Xiaomi Redmi Proは32GB,64GB,128GBの3バージョンが存在し、32GB版は3GB RAMにMediaTek Helio X20、64GB版は3GB RAMにHelio X25、128GB版は4GB RAMにHelio X25という構成になっています。今回GearBestから提供いただいたのは一番下の32GBストレージに3GB RAM、Helio X20搭載のモデル。とはいっても、MediaTekの最新SoCのHelio X20の性能はX10や、P10から更に向上し十分満足できるレベルになっていました。

Redmi Proは中華通販サイトのGearBestで32GB版(シルバー)はクーポンコード”miPro“利用で242ドル、64GB版(シルバー)はクーポンコード”miRedmiPro“で247ドルで販売中。(他色では使用不可)同じデュアルカメラのhonor V8を私は473ドルで購入していますから、それと比べると200ドル以上安くなっています。もちろん、安いことだけが全てではありませんけどね。それでは、開封の儀からお届けいたしましょう。
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外観レビュー・パッケージ内容

箱はXiaomiのRedmi note 3 Proなどと同様製品の写真がプリントされています。

裏面にはスペックの記載も。また、GearBestによる封印シールも貼られています。

開けると早速本体が登場。デザインはXiaomi Mi5と同じようにホームボタンが前面についている形。

背面には保護シートと認証シールが貼られています。

付属品はクイックスタートガイドとACアダプター、USB Type-Cケーブル。

本体の背面は全体がヘアライン加工されています。個人的には成金感が凄くてあまり好きではないですね…honor V8のようにシンプルな方が好み。

そして、Redmi Proの最大の特徴であるデュアルカメラも鎮座しています。Huaweiのデュアルカメラ端末のように上部にカメラがまとめられているのではなく、堂々とど真ん中に位置しています。ちょっとデザイン自体はダサいですね…

他のスマートフォンとも並べてみましょう。まずは、Huaweiのデュアルカメラ端末honor V8。Redmi Proの方が背面がごちゃごちゃしてる印象が否めませんね…Redmi Proが5.5インチに対しhonor V8は5.7インチのため一回りRedmi Proの方が小さくなっています。

せっかくなのでhonor V8(上)と重ねてみました。若干Redmi Pro(下)の方が厚めな印象です。

先日レビューしていた6.4インチのファブレットMi MAXとも並べてみます。5.5インチでもスマートフォンの中では大きい方ですが、6.4インチを前にするととても小さく見えますね。背面の加工や、指紋センサーの有無、カメラの配置が異なるため、同じXiaomiでも印象が変わってきます。

重量は176g。同じくデュアルカメラで5.7インチで一回り大きいhonor V8は191gでしたので、大分軽い印象を受けます。

各側面も見ていきます。まずは上面。3.5mmステレオミニジャックと赤外線センサー。

右側面にはボリュームキーと電源キー。

下部にはUSB Type-C端子。

左側面にはSIMスロットの構成。

SIMスロットは他のXiaomi製スマートフォンと同様、nanoSIM(microSD共用)と、microSIMの構成です。

中国版公式ROMを搭載

今回GearBestから提供していただいた32GB版は、珍しくショップROMではなく公式のROMが搭載されていました。Redmi Proは記事執筆時点では国際版のROMはMIUIのフォーラムにも公開されておらず、搭載されているのは中国語と英語のみの中国版。当然、Google Playなどもインストールされていないバージョンです。

なお、起動時はMIUI7が搭載されていましたが、標準のOTAでMIUI 8にアップデート可能でした。レビューについてもMIUI 8.0にアップデート後のもので行います。アップデート自体は20分ほどで終了です。

MIUI 8に関しては、先日Xiaomi Mi MAXのレビューの際に導入し、レビューをしているのであまり深くはコメントいたしませんがiOSをかなり意識したデザインでありながら、操作体系については素のAndroidに近づいたものになっています。

Google Playのインストールが必須

中国版のROMでの最初の難関は搭載されていないGoogle Play並びにGoogle関連サービスのインストール。今回はホーム画面にあるApp StoreからGoogle関連サービスをまとめてインストールします。まずは、App Storeの検索窓に”Google”を打ち込み検索。

百度での検索を押します。

谷歌安装器というアプリが登場するので”install”です。

谷歌安装器を起動し、全てのアプリをインストールしていきます。最初、アプリストア以外からのアプリのインストールに関する警告が出ますので、設定画面から許可してやりましょう。
インストールが全て完了すれば、Google Playも利用可能になります。

日本語化はMoreLocale 2で

日本語ロケールのはいっていないRedmi Proの場合、日本語化の作業も必要です。作業はMoreLocale 2を使用し、PCからADBでの操作を実施すればすぐに完了です。
MoreLocale 2の使い方に関しては、Orefolderさんが分かりやすくまとめてくださっていますので、こちらを御覧ください。

性能は上々。Antutuは85,000点台

Redmi Proに搭載しているSoCはMediaTekの最新デカコアSoC、Helio X20。上位版に搭載しているX25に比べると若干スペックは落ちますが十分高いスペックのものになっています。AnTuTuベンチマークでは85,029点。点数的にはKirin955搭載のhonor V8(9.5万点)から1万点ほど低い結果です。ただ、8万点もあれば日常生活で処理能力不足を感じることはまずなく、必要十二分な性能です。

特にデュアルカメラ搭載機では、ぼかしに関してはデジタル処理がなされるため、ある程度スペックが高いほうが処理の高速化には有効なのではないでしょうか?

指紋認証の精度はバッチリ

Redmi Proは前面のホームボタン部に指紋認証センサーを搭載。ホームボタンを押すことで認証とロック解除ができる仕様になっています。ホームボタンは画面ON時にはタップでも応答し、消灯時には押し込むことで反応するタイプです。

指紋認証の精度はそのセンサーの小ささ故心細いようにも感じますが、実際の精度はピカ一。基本的にどんな角度で指を当てても失敗することはなく十分満足のいく性能でした。

基本性能も文句なしの端末

ひとまず、基本性能に関してレビューいたしました。基本的な部分に関してはRedmi Proも十二分な性能を持っていることがお分かりいただけたかと感じます。価格帯としては240ドルほどとそこまで安い部類ではありませんがそこそこの価格帯でこの性能であれば文句なしではないでしょうか?

次回の記事ではXiaomi Redmi Proの最大の特徴であるデュアルカメラの性能に関し徹底レビューをいたしましょう。
カメラ性能の徹底レビューの前に、もしよければ同じくHuaweiによるデュアルカメラ端末で、日本ではこれの姉妹機の発売が決定しているHuawei honor V8での作例集もご覧頂ければ幸いです。既に何枚かRedmi Proで写真を撮っていますが、honor V8に比べると若干性能面では落ちる印象はあるものの、健闘しているように感じますよ…?
【Redmi Proレビュー2】242ドルから購入可能な格安デュアルカメラスマホ!Xiaomi Redmi Proの撮影性能をレビュー!
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Redmi Proは中華通販サイトのGearBestで32GB版(シルバー)はクーポンコード”miPro“利用で242ドル、64GB版(シルバー)はクーポンコード”miRedmiPro“で247ドルで購入可能です。(クーポンはシルバーのみ利用可能)安価にそこそこハイスペックな端末で、さらにデュアルカメラという機種が欲しい方にはピッタリかもしれません。

スペック

液晶: 5.5inch 1920 x 1080 FHD
CPU: MediaTek Helio X20/25
OS: Android 6.0 Marshmallow/MIUI8
RAM + ROM: 3GB/4GB RAM + 32GB/64GB/128GB ストレージ
カメラ: 1300万画素+500万画素(バックカメラ)、800万画素(フロントカメラ)
指紋認証: 搭載
Bluetooth: 4.2
USB:Type-C
SIM Card:デュアルSIM・デュアルスタンバイ(MicroSIM*1+nanoSIM*1)
バッテリー:4050mAh
重量:176g(本体のみ・実測値)
大きさ:15.15 x 7.62 x 0.82 cm
ネットワーク:
2G: GSM 900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz
4G: FDD-LTE 850/900/1800/2100/2600MHz

Redmi Pro 32GB(シルバー)
Redmi Pro 64GB(シルバー)

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています