ガジェット

【BLUETTI AORA 30 V2】可愛いミントグリーンで家でも外でも馴染む!4.3kg・288Wh、USB-C 140W対応でアウトドアBBQや停電対策にぴったりなBLUETTI AORA 30 V2レビュー【PR】

夏日の日があるものの夜は布団をかけておかないと寒いくらいの秋を感じる季節。屋外でバーベキューを楽しんだり、泊りがけで登山に行くなんてのも良い季節です。普段は意識しないものの、アウトドアや防災を楽しむ際に気になるのがポータブル電源。単にスマートフォンなどの電子機器を充電するだけでなく、扇風機などを使うというのにも持っておくと便利です。

今回はBLUETTIさまから日本向けに装いを一新し、日本の家庭でも似合う可愛らしいデザインと、わずか4.3kgの軽量性、そして最大1500Wの出力に対応したポータブル電源BLUETTI AORA30 V2を提供していただきレビュー。本製品は小型サイズながらリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、3,000回の充放電サイクル後でも80%の容量を維持する288Whバッテリーを搭載。スマートフォンなら16回充電できる容量でちょっとしたアウトドアや、万が一の停電に備えた電源としては十分。

AORA 30 V2は現在、本体のみで25,400円。ソーラーパネルセットは34,900円で販売中。他のポータブル電源と比較してもかなり安価な金額になっているのも特徴的。今回は実際に屋外でのバーベキューなどで利用してきましたが、4.3kgの軽量さのおかげで電車移動にも持ち運びやすく、車を持っていなくてもオールラウンドに使える電源でした。

BLUETTI AORA 30 V2のスペック

項目仕様
容量288Wh
バッテリータイプリン酸鉄リチウムイオン電池 (LiFePO4)
充放電サイクル数3,000回以上 (80%容量維持)
重量約4.3kg
本体サイズ250mm × 178mm × 167.5mm
AC出力2x 100V/6A、定格600W (純正弦波)、最大1500W (電力リフト機能)
USB-C出力1x 140W (5/9/12/15V、3A;20/28V、5A)、1x 100W (5/9/12/15V、3A;20V、5A)
USB-A出力2x 15W (5V/3A)
シガーライター出力1x 12V/10A
DC5521出力2x 12V/5A
AC入力最大380W (約45分で0~80%急速充電)
ソーラーパネル充電12V~28V、最大200W (ソーラー充電ケーブル別途必要)
シガーソケット充電12V/24V
パススルー充電対応
UPS機能10ms (0.01秒) 切り替え、最大980Wバイパス給電
充電温度0℃~45℃
放電温度-20℃~45℃
保管温度-20℃~45℃
騒音レベル≦30dB (静音設計)
バッテリーマネジメントBLUETOPUS BMS (過充電・過熱リアルタイム監視)
安全性UL94V-0認証難燃材、コバルトフリー
追加機能日本語画面、アプリ遠隔操作、耐熱防火設計、50Hz/60Hz対応

ミントグリーンの落ち着いた色合いで、家のどこにでもおいておけるデザイン

まずはパッケージから確認。段ボールの外箱の下に内箱がはいっており、内箱は本体のグリーン色に合わせた色合いに。背面には接続先の機器に応じた使用可能時間・回数も記載されています。付属品はシンプルで説明書の他にはAC充電ケーブル、シガーチャージャーのみ。ソーラーパネルから本機に電源供給するためのソーラー充電ケーブルはソーラーパネル購入時に一部モデルで付属するようです。(付属しないモデルは別途無償提供のようです)

本体のデザインは一言でいえばかなりかわいいデザイン。薄めのグリーンの色合いは、他のメーカーのポータブル電源の黒色やオレンジ色のように主張してくることなく、自宅のフローリングの上でも落ち着いたデザインに仕上がっています。全体的に丸みを帯びたデザインで、これも柔らかい印象になっている感じ。ポータブル電源らしくないデザインは好感が持てました。

前面にはバッテリーの状況を示すディスプレイを搭載。左上から反時計回りにソーラーパネルからの入力が可能なDC/PV入力、DC出力(シガータイプ・12V/8A端子タイプ)、USB出力(USB Type-C 140W、100W、USB Type-A 15W×2)、AC出力(100V・合計600Wまで)を搭載。各出力のON/OFFボタンはディスプレイの下に大きく搭載しており押しやすくなっています。側面部にAC入力も備えます。

ポータブル電源を購入すると考えてしまうのが、どこに置くかということ。押し入れの奥にしまってしまったら、いざというときに取り出せなくなってしまったり、そもそもアウトドアで頻繁に持ち出すというのにも不便に。ポータブル電源は、1ヶ月に一回くらいは充電しておくと性能を十二分に活かすこともできるので、手の届く場所においておくのがベター。

我が家の場合、最初はリビングのカウンターキッチン上に置いてみました。写真の場所は極端ですが、キッチンの水などが届かない場所のカウンター上においておき、いつでも本体を充電できるようにして、普段はスマートフォンの充電ステーションとして使う、という使い方も可能でした。どこにおいておいても不自然でない様になっているのが日本向けモデルとして用意されている本機ならではと感じます。

USB Type-C端子は2つ搭載。USB Type-A端子も2つ搭載するため4ポートをすべて使ってスマートフォンやタブレットを充電しても十分なパワーを確保。また、USB Type-C端子は最大140W出力と100W出力のものを1つずつ搭載しており、ノートPCなど高出力での充電が必要な機器であっても十分パワフルに充電が可能です。

ディスプレイでは残り利用時間も表示されており、残量53%の状態ではDC出力でノートPCに対して31Wで充電をしているときは残り35時間の表示に。スマートフォンやノートPCを充電する分には1,2日は余裕で持つ容量となっているようです。

本体の軽量さも嬉しいポイントで、重量4.3kgの軽量さは女性であっても簡単に持てるレベル。本体の背面に取っ手がついており、これを使って簡単に持ち上げる事が可能。自宅内で移動させるときはもちろんのこと、どこかに持っていくというときにもハンドルで持ち上げれば良いだけで簡単です。

専用アプリでバッテリーの状況をすぐに確認可能

BLUETTIのポータブル電源は、専用アプリであるBLUETTIアプリを利用することでバッテリーの状態を簡単に確認が可能に。デバイスの登録は非常に簡単で、BLUETTI AORA 30 V2を起動した状態でアプリからスキャンをすれば簡単にデバイスを追加して利用することが可能です。

専用アプリのUIは、1画面に入出力両方の情報を集約したデザイン。バッテリー残量を中心に各出力・入力の電力が表示されるようになっています。また、スイッチでON/OFFを切り替えるDC/AC出力についても画面上で切り替えられるようになっていました。現在の出力で何時間使えるかについても合わせて表示されています。

設定画面からは本体の利用によって節電できた電力をもとに二酸化炭素をどれだけ減らせたかを計算できる炭素排出係数や、稼働モード、充電モードや、高電力の機器が接続されたときに本体の定格出力(600W)を超えて出力する電力リフト機能などのON/OFFが可能です。

稼働モードに関してはUPSモードの設定が可能。この他充電モードについても、最大入力380Wの急速充電を利用することも、ファンの音を最小限に抑えるサイレントモード、バッテリーへの負担とのバランスを取る標準モードから選択が可能でした。

電源供給時には供給中の電力量が表示。利用している電源の種類がひと目で分かるようになっているのが見やすくてグッドでした。また残り時間も簡単に見えるのも良い感じ。残量64%の状態で65W出力していると残りは3時間12分。なかなか電源が持つなという印象です。

電車に載せて移動もらくらく。キャンプでの充電や扇風機にも活躍

今回はBLUETTI AORA 30 V2の性能を確かめるべく、東京・小金井公園で開催されたバーベキューに持参。火起こし時の扇風機への電源供給や、参加者のスマートフォンへの電源供給など様々な場面で利用し、その性能を確かめることとします。

小金井公園の会場までは電車とバスを利用。家から最寄りの駅まで、そして東小金井駅からは路線バスに乗車。持ち運びの際には、持参した布が厚手のトートバッグと、本体のハンドルを直接持って移動しました。基本的には本体のハンドルで持ってしまうのが一番手っ取り早く、両手を使いたいときにトートバッグに入れると良い感じでした。軽くて小さいので、電車の網棚に乗せるのも余裕です。

今回は扇風機に繋いでBBQコンロへの風の供給と、スマートフォンの充電に利用していきます。最初は上品にブルーシートの上に本機を置いて電源共有を開始していきます。本体の電源をONにして、コンセントに扇風機を接続し、AC電源のスイッチもONに。あとは、扇風機のスイッチを入れればすぐに風が吹いて利用できます。

電源に繋いだ状態でONにすればパワフルな扇風機をフル稼働することが可能に。通常のバーベキューでAC電源を用意するのは大変でしたが、BLUETTI AORA 30 V2を持っていけば良いだけなので楽ちんです。電源供給中はBLUETTIのアプリで出力状況は利用可能時間を確認可能。84%の残量で44W出力の場合は3時間26分という表示でした。

バーベキュー会場でも本体のグリーンのデザインは主張しすぎず使えるのがポイント。力強い電源を供給しつつ、縁の下の力持ちとして動いてくれます。取っ手の持ちやすさも活躍してくれて、手で持って使うというときにも、別の場所に移動させるというのにも便利でした。

バーベキューが盛り上がっていると、豚の丸焼きをしたりみんなで肉を焼いている様子を動画や写真に撮影していくことも多いかと。そういったときには、どんどんバッテリーを食ってしまいます。そうなると不安になってくるのがスマートフォンの充電。

扇風機への電源供給が必要なくなっても、テーブルの上に置いてUSBケーブルを接続してスマートフォンの充電スペースに利用が可能。いつでも電源供給できる状態で置いておけば自由にスマートフォンを充電するなんてことが可能でした。PCを持っていたりしても充電できるのがベター。

その後も扇風機への電源供給を続けていたところ、16時に電源が0%に。11時頃から電源を使い始めて、途中1時間ほどはスマホ充電器として利用。扇風機への電源供給も3,4時間は行う事ができた印象。ほぼ最後までの時間パワフルに働き続けてくれました。もう少し多くの機器に電源供給をするとなれば、同じくBLUETTIの1024Whモデル、BLUETTI AORA 100 V2を購入しても良いかも。ただ、容量が3.65倍になるのと引き換えに重量も2.6倍の11.5kg。なかなかの重量級のため電車の網棚に載せて移動、というのは大変かもしれません。

地面に床置きしてしまったため、どうしても土だらけになってしまいました。DC端子などはキャップがついているため土埃の侵入も抑えることが出来たのもベター。外装の汚れについても簡単に拭き取れるので、家に帰って雑巾で拭き取ったらすぐに綺麗な状態に拭き取ることが出来ました。外出先でハードに使うのならこれで安心です。

手軽に使えるけどパワフルなポータブル電源。はじめの1台目にぴったり

今回レビューしたBLUETTI AORA 30 V2は、わずか4.3kgの小型軽量、そして日本の住宅の中でも主張しすぎないデザインと、定格600Wの288Whで様々なところで使える家でも外でも使えるポータブル電源でした。容量は少なめではあるものの、小型、軽量なことで電車に持って乗って移動するというのもらくらく。車で持ち運べないようなアウトドアでもポータブル電源の利便性を享受することができる製品でした。BLUETTI AORA 30 V2は現在Amazonで25,400円で販売中です。

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています