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【河津桜2024】春の訪れを感じる、菜の花と河津桜のピンクが映える南伊豆町、みなみの桜と菜の花まつりを訪ねました

2月もいつの間にか半分が過ぎあっという間に春の訪れを感じる日々。3月半ばになれば東京でも桜を楽しめる季節になりますが、伊豆半島では早咲きの桜である河津桜が見頃に。今回は伊豆半島の南端にある南伊豆町で見れる青野川沿いの「みなみの桜と菜の花まつり」を訪ねたのでレポート。すでに本家・河津町の河津桜は有名ですが、南伊豆町の河津桜は菜の花の黄色とのコントラストも楽しめるものになっていました。

青野川沿いに2kmも河津桜が広がる景色は圧巻。のんびり流れる空気が楽しい

南伊豆町の「みなみの桜と菜の花まつり」は、南伊豆町・下賀茂温泉にある青野川の河川敷2kmにわたって約800本の河津桜が植えられている場所で開催。一斉にピンク色に咲き誇る河津桜を楽しめるスポットに。本家河津町の桜に比べて桜の本数は少ないものの、大幅に混雑することなくのんびりとした川沿いの雰囲気を楽しむことが出来ます。

今回訪問したのは2月18日。ちょうど見頃といった感じで濃いピンク色の河津桜が咲き誇り緑色の河川敷とのコントラストが美しい見頃を迎えていました。河津桜は一般的に見かける桜であるソメイヨシノと比べるとピンク色がはっきりとした花になっており、晴れた日でも色が映えるのが特徴。若干葉が出てきていても花の大きさもあってむしろ良いアクセントになってくれているとも言えます。
この桜まつりのメインの会場(道の駅・下賀茂温泉
湯の花)のあたりで青野川は弧を描くように曲がっており、上のように河津桜の桜並木を背景に咲いている花を撮影することも簡単に出来るのも魅力的。今回はTAMRONの100mm-400mmレンズであるTAMRON
100-400mm
A035で撮影しましたが、撮りたい桜と背景の桜を混ざらない程よいコントラストで撮影ができました。

南伊豆町の青野川沿いには菜の花も植えられており、場所によっては写真のように菜の花の黄色と河津桜のピンク色の共演も楽しむことが出来ます。河川敷全体が広いことと、朝の段階ではそこまで人が多いわけでもなく、花の周りを子供が走り回っていたのも穏やかな空気で良い感じ。
なお、今回は立ち寄りませんでしたがこの会場からもう少し南に行くと、菜の花が咲き誇る菜の花畑も位置。駐車場は河津桜の多い青野川と、菜の花畑の両方に設置されており一回駐車料金(運営協力金)を支払えば終日どちらでも停められるようになっていました。(駐車料金は1日500円)

道の駅の建物の中ではへらへら団子(団子に餡をからめた和菓子)や焼き芋を始めとしたお菓子や、旬の野菜、海産物も販売。ちょっとしたお菓子を購入して川沿いを桜を眺めながら散歩するのものんびりした空気を味わえて良い感じ。
訪問した際には写真のように河川敷の階段部分に腰掛けてお菓子を食べたり、川をSUPで下っている人を眺めたりしてボーっと過ごしても周りを気にする必要がない感じ。河津町側の桜まつりに比べると出見世の数は少ないものの、その分落ち着いて過ごすにはぴったりな場所でした。

修善寺・伊豆長岡の伊豆の国パノラマパーク(葛城山)の河津桜も見頃

今回の伊豆訪問は1日3往復のみが走る伊豆箱根鉄道駿豆線・修善寺駅を発着する修善寺踊り子を利用。南伊豆に向かう途中で伊豆長岡の伊豆の国パノラマパークにも寄ってきました。東京から伊豆の国パノラマパークの最寄り駅である伊豆長岡駅までは約2時間ほど。東海道線を乗り継いでもたどり着けますが、乗り換え無しの一本で行ける踊り子の快適さはなかなか。
特急・踊り子といえば昔は国鉄型特急車両である185系が走り古い印象でしたが、今では中央本線・総武本線を走っていたE257系が充当。踊り子号投入を前にE257系は塗装から内装までリニューアルされ、伊豆の爽やかさを感じる青色になっているのも特徴的。実際の乗車レポートは以前川奈ホテルを訪問したときの記事があるのでそちらをぜひ。
伊豆長岡駅からパノラマパークまでは徒歩では30分ほどの距離。流石に歩くには遠いため通常はバスが第一選択肢になります。ただ、せっかく天気が良いのならレンタサイクルを利用しても良いかも。東京でもおなじみのソフトバンク系のシェアサイクル、HELLO
CYCLINGも利用可能。伊豆長岡駅の付近には2箇所、パノラマパークの山麓駅にもステーションがあるため荷物が少なければ自転車で移動したほうが早くて便利でした。

伊豆の国パノラマパークは、葛城山の山麓と山頂を結ぶゴンドラと山頂一体で楽しめるスポット。ゴンドラは高低差は411mとスキー場のゴンドラに慣れている身としてはあまり長くはないものの、移動距離は1,791mと非常に長いのが魅力的。出発してから徐々に標高を上げたかと思ったら、少し下がってまた登るというダイナミックな空中散歩を楽しむことが出来ます。

葛城山山頂には食事処と展望台を兼ねた「富士見テラス」が位置。天気が良い日には富士山を眺めることも、見えなくても駿河湾の景色を眺めながらコーヒーに団子、食事を楽しむことができます。追加料金を支払うことでプライベートな空間で楽しめるプレミアムラウンジもあり、日帰りであれば利用しても良さそうです。

そんな葛城山の山頂にも河津桜が植えられており、桜並木を楽しむこともできるのもポイント。山頂の河津桜の周りにはメジロもやってきていて、蜜を吸っている様子をのんびり眺めることもできました。人の気があまり多くない場所だからこそ楽しめる風景という感じかも。

山頂にはフォトスポットもいくつか設置されていて、おそらく天気が良い日に富士山を水面に反射させて撮影できる池なども用意。あまり狙ったインスタ映えスポットというのは好きではありませんが、良い感じに撮影したい方には良いかもしれません。
一通り楽しんだらまたゴンドラに乗って下山。約10分間の空中散歩を楽しんだら山麓駅にあっという間に到着します。場所柄ゴンドラは風の通り道になっているようで、結構風の音がしたり揺れがある印象。架線自体は地上から高い場所を通るため高所恐怖症の方には若干ハードかもしれません。

今回の訪問では伊豆の国パノラマパークの山麓駅から1分ほどの、とんかつ・ニュー雅生でお昼ごはんに。もうこの美味しさは見れば分かるかと思いますが卵とじのエビフライとカツがなかなかな味とボリュームに。自転車移動と車移動を控えていたためノンアルコールビールですが、大満足なお昼ごはんを楽しむことができました。

春の伊豆には魅力がいっぱい。休日の小旅行にぴったりかも

今回は河津桜が見頃を迎えた伊豆半島を訪問。河津桜は見頃の時期が少し長いのも嬉しいところで、本記事の執筆の段階ではまだまだ見頃。ぜひ、今の時期の伊豆半島を楽しんでもらえたら。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています