2017年の夏商戦に向けて国内外でも様々なメーカーがフラグシップモデルを投入している今日このごろ。なかなかそういった高価格帯には手が届かないもののちょっと使える端末がほしいという需要もあるのではないでしょうか?今回、僅か79ドルながらギリギリまでベゼルを狭めデザインにも優れたスマートフォン、LEAGOO M5 EdgeをTOMTOP様より提供して頂きましたのでレビューいたします。
LEAGOO M5 EdgeはLEAGOOから登場しているローエンドスマートフォン。SoCはクアッドコアのMTK6737で、2GB RAMに16GGBストレージとお世辞にも高性能とは言えない部類。ただ、LTE回線にはしっかり対応し、動作もそこそこキビキビ、そしてデザインは高価格帯モデルに負けない仕上がりで、安く、使えるスマートフォンを探している方にはピッタリの一台です。現在、TOMTOPで100台限定で79ドル。これはお買い得ですね。
よかったところ
メタルフレームのお陰で高級感のある本体
意外とキビキビ動くチューニング
爆速な指紋認証
悪かったところ
カメラの画質の悪さ
スペックが低すぎるのは不安
高価格帯モデルに負けない高級感のあるデザイン
まずはパッケージから。本製品は商品名に“Edge”と銘打っているように画面いっぱいに広がったディスプレイが特徴の端末。パッケージにおいても、そのエッジレスディスプレイを強調していました。
実際に本体を取り出してみると、そのコンパクトさに驚かされます。この手の低価格帯スマートフォンというと、ベゼルがやけに大きく、さらにはプラスチック感丸出しというイメージが大きいのですが、本機はそれらとは一線を画し79ドルとは決して見えないレベルのクオリティでした。
説明類の書かれているフィルムを剥がすと、保護フィルムが登場 |
本体の他の付属品としては、製品に最初から貼り付けられている保護フィルムに加え、電源アダプター、イヤホン、microUSBケーブル、端末保護カバー、説明書が付属。中華マイナーメーカーの製品では、液晶保護フィルムや保護カバーを探すのも一苦労な事が多く、最初から全て付属し、本体だけを買えばそれですべて事足りるというのはありがたいもの。
本体重量は、5.0インチにしては若干重めの166g。プラスチックボディだけでなく、メタルフレームを採用していることでこの重みといったところでしょうか?ただ、この重さなら十分許容範囲内ですので、問題なさそうです。
本機のSIMスロットやmicroSDスロットは本体の裏カバーを開けた場所に位置。SIMスロットはmicroSIM*2で、microSDスロットとは独立しています。
なお、バッテリーは着脱可能なタイプ。初回起動時には、バッテリーが絶縁体で止められているので、必ず一度絶縁体を剥がす必要があります。
メタルフレームによって高価格帯モデルにも負けないレベルの高級な筺体を実現したLEAGOO M5 Edge。実際に各面を見てみても、とても79ドルには見えません。
端子類は右側に電源キーとボリュームキー、上部には3.5mmステレオミニジャック、そして下部にmicroUSB端子のベーシックな構成。そろそろ、こういった低価格機にもUSB Type-Cが広がればとも思いますが、まだ、その日は遠そうです。
また、背面には1300万画素のカメラと、指紋認証センサーを搭載。カメラと指紋認証の性能に関しては後述しますが、個人的には指紋認証の感度の良さに驚かされました。今のところまだ、一度も失敗してませんしね。
低性能でも、キビキビ動いて日常使いできるクオリティ
カスタマイズ性に優れたUI。豊富なメニュー類も搭載
クイック設定ツールも緑色に統一 |
高価格機顔負けの指紋認証
カメラは設定項目が豊富で、意外と使える
霞が関 |
東京駅八重洲口前 |
東京駅八重洲口 |
カレーうどん |
東京交通会館 |
農林水産省 |
サブ機にも。低価格ですぐに使えるスマホにもイケます
当然ながら、高価格帯のスマートフォンに対しては敵わない点は多いものの、100ドルを大きく切る価格ながら普通に使えてしまい、見た目的には十分高価格帯のモデルとも張り合えるLEAGOO M5 Edge。サブで小さめのスマートフォンが欲しいという場合にも、緊急で低価格機が欲しい!という場合でも第一選択肢として挙げれるスマートフォンと感じました。