前回フォトレビューを公開した中華スマートウォッチ、SOCOOLE W08の使い方や、実際の使用感をご紹介いたしましょう。55ドルと非常に安価でありながら、高い防水・防塵性を誇り、そして案外操作性も高いスマートウォッチでした。日本語は表示できませんが…
なお、今回のW08は中華通販サイトのGearBest様からご提供いただきました。できればスマートフォンとかタブレットのほうが嬉しいのが本音ですが、ここでお礼申し上げます。PVが少ないブログなので贅沢はいえませんね。
【フォトレビュー】55ドルの中華防水スマートウォッチSOCOOLE W08フォトレビュー
スマートウォッチとのペアリングで通知の受信が可能に
スマートウォッチに時計機能を主に求める…なんて方はいらっしゃらないと思います。やはりいちばん気になるのは通知の受信機能でしょう。
ちょうどいいタイミングでLINEを送ってきてくれる人は、知り合いにはいません(というかPC版LINEに通知が行ってしまう)ので、Pushbulletを使って、ペアリングしたスマートフォンに”Hi!”と送ってみました。
きちんと表示されてますね。意外と文字も読みやすく、これなら普通に使えそうです。
しつこいですが、日本語がこうなります
スマートフォンとのペアリングも簡単
スマートフォンとのペアリングは非常に簡単でした。
このW08には専用のアプリが用意されているので、まずはそちらをダウンロードします。ダウンロードのリンクは、W08上にある”Quick response”というQRコードが表示されたところから出せてしまいます。
あろうことか、先日のXperiaアンバサダーミーティングでお借りしている、Xperia X PerformanceでQRコードを読み取っています。
その先から、App StoreやGoogle Playへのリンクが出てきますのでインストールしてやりましょう。
アプリのUIは案外しっかりしてます。Mi FitもHuawei Wearも同じようなUIですね。ただ、日本語表示はめちゃくちゃです。”人民”とか普通使わないですし。
ペアリングにはW08上のメニューから”BT connection”を選択します。このとき、スマートフォン側でもBluetoothを有効にして、検索されるようにしておきましょう。
BT connectionを表示させたら、”Search new device”を押してやると周辺で接続可能なデバイスが出てきます。
SONYさんには申し訳ありませんが、発売前のXperia X Peformanceを接続します。これで、世界で最初に中華スマートウォッチをXperia X Performanceに接続した人間になれました。嬉しくないです。
接続時にはスマートフォン側でも確認の画面が出ますので、承認してください。
Google Nowがスマートウォッチだけで使える
個人的に一番驚いた機能は、Google Nowの音声応答機能をW08だけで使えてしまうことです。メニューにある”Siri”を押してやって、出てきたマイクのロゴを押すと、Google Nowの”ピコン♪”という音が聞こえてきます。あとはW08に向かっていつものように声を吹き込むと、スマートウォッチのスピーカーからその答えが帰ってくるのです。
上の写真では、分かりやすいようにスマートフォンと一緒に写していますが、実際には、スマートフォンの画面は点灯せずに利用可能です。ちなみに、この機能を活用すれば、スマートウォッチ単体で電話やSMSを声だけでかけたり送れたりできます。
電話もスマートウォッチからかけれます
実用性はあまり高くない機能ではありますが、電話をW08からスマートフォン経由でかけることも可能です。実際にかけてみましょう。
電話のメニューを選択すると番号を入力できるオプションがある(スマートフォンの電話帳をW08上で表示させてそこからもかけれます)ので、入力していきます。
W08のSIMスロットは日本では役立たずなので、Xperiaを選択します。
本当にかけてます、電話を。本来はスマートフォンの画面は点灯しませんが、分かりやすいように画面をつけて分かりやすいようにしていますが、驚きですね。
通話はW08についているマイクとスピーカーから可能です。ただ、屋外でスマートウォッチから大きな音を出しながらハンズフリー通話というのは厳しいですね。公式の案内では運転中が想定されていますが、法令上は確かにハンズフリーなのでセーフなはずですがおすすめしません。
SMSも送れちゃいます(ただし英語のみ)
本体だけで、SMSも送信することが可能です。ちょうど2回線あることをいいことに送ってみることにしました。自分のスマートフォンに…何が楽しくてこんなこと…
とりあえず送ってみます。
SMSから”Write message”を押すと、とても小さいながらキーボードが登場します。今回は”test”と送ってみます。
その後、送信先を選択します。今回は、電話番号を打ち込んでみました。(省略)
そしてあとは”Send by BT”で
無事送信完了です。
実際に送信先のスマホでも受信できていることがわかります。
心拍数測定や、睡眠計測、カレンダーも表示可能
他の機能としては、心拍数測定機能や、睡眠計測、カレンダーなどもあります。
心拍数測定も簡単ですね。
カレンダーはただのカレンダーで予定の表示はできませんでした。
睡眠計測は、スマートウォッチ側で寝る前に操作をしてやる必要があり、若干面倒です。
スマホ側で朝になったら同期してやると、一応計測できているようです。
日本語表示はできないけど実用性の有りそうなスマートウォッチ
前回のフォトレビューでも触れたとおり、日本語の表示ができないので通知の受信では致命的な点の多いW08ですが、意外と使える機能もあるように感じました。え、感じない…?そうですか…残念です。
今後、また別のスマートウォッチも送られてきそうで戦々恐々としています楽しみですが、中華スマートウォッチに興味をお持ちの方の参考になったのであれば幸いです。
このW08はGearBestで55ドルですが、GearBestには日本語表示も可能で安価なスマートウォッチがたくさんありますので、一度ためしてみるのもいかがでしょうか…?
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