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【CHUWI SurBook】中華メーカーCHUWIから本機でSurface対抗の2-in-1が登場。319ドル~クラウドファンディング中

当ブログの中において記念碑となる成果を残したレビュー品というのはいくつかあります。特に昨年2016年の4月にレビューしていたCHUWIの2-in-1端末、CHUWI HiBook(レビュー)は、当ブログが本格的にレビューブログと成長するきっかけとなった製品で、未だに思い出深い製品でした。

その後も当ブログではCHUWIのタブレットをいくつかレビューしてきましたが、どの製品も質と性能の両方が高く、バランスの取れた良機種が多かった印象でした。そんなCHUWIからMicrosoft Surfaceに本機で対抗したSurBookが登場。現在、クラウドファンディングサイトのIndiegogoで319ドル~予約受付中で、見逃せません。


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12.3インチ・2Kディスプレイにパワフルな性能の製品

ディスプレイサイズは、Surface対抗というとおり、Surface Pro 4と同じ12.3インチ。解像度も当然に全く同じ2736*1824(=2K)でPPIは267という仕上がり。10ポイントマルチタッチ対応というのもそのままです。
性能の要となるCPUに関してはIntel Celeron N3450。Surface Pro 4のCore m3に比べてコア数が4コアと多く、イイぞ!と、CHUWIは言っていますがそんなことはありませんのでご注意を。基本性能で言えば最低でもCore m3のSurface Pro 4の方が上です。とはいっても、AtomからCeleronにアップしただけでもかなり性能は向上。なかなかにパワフルだったりします。
RAMの容量はなかなか頑張り、中華2-in-1の中では大きい6GB RAMを搭載。また、ストレージに関しては64GBもしくは128GBの構成で、モバイルノートとして十二分な性能を誇ります。

キーボードにスタイラス、豊富な端子類でどこでも便利

SurBookは専用のデタッチャブルキーボードと組み合わせることで簡単にノートPCとして利用可能。また、Surfaceと同じくキックスタンドを背面に搭載していることで、本体のみで自立可能なのはミソ。

スタイラスペンでの入力にも対応。認識可能な精度は1024段階と、これもまたSurface Pro 4と同じ。お絵かきに対してどこまで対処可能かというのはありますが、あると便利な機能がちゃんと入っています。

キックスタンドの開閉は0°~最大125°まで対応。20000万回以上の開閉操作のテストをパスし、力強くサポートしてくれます。

SurBookの特徴はそれだけではありません。フルサイズのUSB Type-A端子を2つ、さらに、今日どんどん採用例の増えているUSB Type-C端子も搭載しデータのやり取りや、外部のマウスの利用でも高い拡張性を実現。充電に関しては、12V/2Aの24WでのUSB PD充電に対応したことで、充電しやすく、かつ、スピーディーに充電できるようになっています。

キーボードセットでも379ドル。これは良いかも

今回ご紹介したCHUWI SurBook。基本的に完成品をリリースしているCHUWIとしては初めてクラウドファンディングでの出資を受付。おそらく自社で開発・製造費は出せ、プロモーションの意味が強い感じもするものの、出資価格は予定価格よりもお買い得。
本体(64GBモデル)のみなら319ドルから、キーボードセットでも379ドル。128GB SSDのモデルでもセットで439ドルというのは驚きです。パワフルに使える2-in-1端末が気になっている方、Surfaceを考えていた方は一つの選択肢としても面白そうです。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています