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【Sawcnreo NC3】1080P高解像度&25000ルーメンで鮮やか映像!レトロデザインと360°スタンドで手軽に大画面を楽しむ家庭用プロジェクターSawcnreo NC3レビュー【PR】

自宅でくつろぎながら大画面で映像を楽しむというのは、外出をせずに家にいる日には少し贅沢な過ごし方として楽しめるはず。大画面のテレビを購入するのは予算や、スペースの問題から難しいかもしれませんが、プロジェクターなら手軽に大画面を実現することが可能です。ただ、プロジェクターは本体が巨大だったり、スタンドを別途用意して設置したりと使う際の手間が大きいのも事実。簡単なようで簡単ではないというのがネックでした。

今回はレトロなデザインと高性能さを両立させた小型プロジェクター、Sawcneo NC3をメーカーより提供いただきレビュー。本機は1080P(フルHD)の高解像度と25000ルーメンの高輝度、自動台形補正、5Ghz帯のWi-Fi、双方向Bluetooth接続に対応した製品。製品本体にスタンドを搭載しているため他のスタンドなどを用意することなく利用できるのもポイントの製品です。Amazonなどでは約1万円で購入することが可能です。

Sawcnreo NC3のスペック

項目詳細
製品名Sawcnreo NC3(ホワイト)
明るさ25000ルーメン(400ANSIルーメン)
解像度1080P(フルHD)
投影サイズ23インチ~200インチ
ズーム機能75%~100%
フォーカス機能電動フォーカス
キーストーン補正自動台形補正(±15°)、電動台形補正(±45°)、4P補正対応
音響システム内蔵ステレオスピーカー
接続機能5Ghz WiFi、Bluetooth5.3、HDMI、USB、3.5mmオーディオ
投影距離0.67m~7m
冷却システム高効率冷却ファン
使用寿命80,000時間
電圧100-240V対応
本体サイズ18*15*10.5cm
重量1kg
付属品リモコン(電池別売)、HDMIケーブル、電源ケーブル、日本語取扱説明書

菱形レザーとアイボリーホワイトが織りなす高級感のあるデザイン

Sawcnreo NC3のパッケージは白を基調に本体写真と主要機能を記載したシンプルなデザイン。同梱品は、プロジェクター本体の他にはリモコン、HDMIケーブル、電源ケーブル、日本語の取扱説明書が付属します。リモコンは単4電池2本で動作するようになっています。

本機の特徴がそのデザイン。アイボリーホワイトのボディに菱形のレザー調素材を組み合わせたデザインは、レトロな温かみとモダンな洗練さを融合させた仕上がりになっています。本体サイズは18cm×15cm×10.5cmと小型、重量も1kgと軽量で使わない際にしまっておくのにも便利です。

底面には360°回転できるスタンドを内蔵。別途三脚を用意したり、角度を調整するために試行錯誤する必要なく利用することができます。スタンドは固めで、角度が不意に変わってしまうことを防ぐ事ができているのもグッドです。背面にはHDMI、USB、3.5mmステレオミニ端子を備えます。また、電源アダプターについてはメガネケーブルでした。リモコンは単4電池で動作します。

25000ルーメンと1080Pで鮮やかな映像を実現

Sawcnreo NC3は、25000ルーメン(400ANSIルーメン)の輝度と1080Pのネイティブ解像度を実現しています。投影サイズは23インチ~200インチの幅で対応しており、最小67cmの距離からスクリーンや壁に映像を投影することが可能です。光を特定の方向に集中させるのではなく、均一に広範囲に拡散させる技術である漫反射光技術(Diffuse Reflection Technology)によって、目に優しい映像を実現しているのもポイントです。

設定メニューなどのUIは日本語化されている
補正についても校正レンジを使って簡単に補正が可能

今回はカーテンを閉めた状態の昼間に実際に本機を利用して映像を投影。Amaon Fire TV Stickを接続したり、本機に搭載しているDLNAレシーバー機能、Miracastでの映像伝送を含めてテストしてみました。ベッド脇の壁に投影したため、角度は少し急な状態で投影。写真の角度の場合は、流石に台形補正の限界(45°)に近いこともあって少し端が歪んでしまっている印象。歪みを抑えたいのであれば±15°くらいに抑えたほうが良さそうです。

台形補正は自動での台形補正にも対応。設置場所の都合で利用中に少し本体の向きを変えるなんてこともあると思いますが、そうすると自動で適切な台形補正をかけてくれるのが特徴的。自宅で試している限りではこの自動台形補正はかなり優秀で、少しの角度であれば適切なレベルにピタリと調整してくれるため手動で頑張る必要はありませんでした。

フォーカスについてはリモコンを使った電動フォーカスを採用。高級機にあるようなオートフォーカス機能までは搭載していないものの、ちょうどよいフォーカスへピタリと合わせたら勝手にずれるということがないので便利でした。

Sawcnreo NC3のメニューはシンプル。最近は機種によってはGoogle TVを搭載するモデルもありますが、本機は独自OSを搭載しています。Wi-Fi接続、Bluetooth接続には対応するものの、Wi-FiはDLNAでの再生のみで利用しアプリのダウンロードなどはできません。また、NetflixやAmazonプライムビデオなどのストリーミングサービスもFireTV Stickなどのストリーミングデバイスを別途用意する必要があります。

まずはミラーリングメニューから。メニューを開くと有線接続か無線接続を選択ができます。今回は無線を利用するので無線を選択。Android、Windows PCの画面をそのまま伝送するMiracast、iOS系(iPhone・iPad・Mac OS)からの伝送のAirPlay、そして映像データのみを伝送するDLNAレシーバーのどれも利用できるようになっています。Jriver Media Centerでも自動的に本機を認識して、再生先として選択ができるようになっていました。

DLNAモードでは、スマートフォンなどから本機を再生先として動画を再生するだけ。私はBubbleUPnPを利用して再生しました。対応しているビデオコーデックはそんなに多くないようで、MP4の一部のファイルのみが問題なくストリーミングできた印象。Jriver Media Centerから動画を再生する際には、Jriver側で「H264-TS 1080p AutoFPS」に変換をする処理をいれる必要がありました。

実際に動画を再生してみると、なかなかスムーズに再生。元のデータが本機での再生に非対応のコーデックの場合、出力元のPCで変換を行うためそのPCのGPUの性能に依存するもののそれなりにスムーズな再生ができました。スマートフォンから再生したいファイルを選択するだけで勝手に再生してくれるというのはかなり便利です。

実際に再生してみた感じとしては、全体的に青みがある発色という感じ。部屋に外の光が入った状態だと、そこまで輝度が高くないこともあり色が薄くなってしまう場合がある印象でした。部屋を暗くしておけばいい感じに楽しむことができる印象です。大画面で手軽に楽しむというのには十分な感じです。

背面のHDMI端子を使えばFireTV Stickなどのストリーミングデバイスも接続が可能です。Amazonプライム・ビデオや、Youtubeなどを直接再生したい場合には接続すればOK。本機に搭載しているUSB端子からの給電でFireTV Stickであれば問題なく動作させることができました。

Youtubeの映像を実際に再生してみても、FireTV Stick側の性能でスムーズに再生。過去テレビスティックを購入していて余らせているという場合は、本機に接続しっぱなしにしてしまっても良いかも。激しい動きをするライブ映像もそのままの迫力で楽しむことができます。

双方向Bluetoothに対応しており、設定メニューからBluetoothを開けばBluetoothスピーカーなどとそのまま接続が可能です。なぜかメニュー名が「Bluetooth受信モード」と表示されていますが、ここから設定に入ればBluetoothスピーカーと問題なく接続可能。ライブ映像など、本体スピーカーでは物足りないような映像であっても臨場感あるサウンドを楽しむことができました。

手軽に大画面で映像を楽しめるプロジェクター。コンパクトで最低限の性能を簡単に実現

今回レビューしたSawcneo NC3はコンパクトでおしゃれなデザインに、25000ルーメンの明るさと1080Pのネイティブ解像度、そしてDLNAなどを通じたメディアストリーミング機能やBluetooth送受信に対応した抑えるべきポイントを抑えたプロジェクターでした。Google TVを内蔵したモデルが最近は多く登場していますが、自宅に余らせているテレビスティックを利用すれば機能性も十分補完可能。単体でもDLNA対応なので十分使える製品です。

スタンド内蔵型のため設置のしやすさが一番のポイントという感じの製品。プロジェクターは、場所を取ることが多く出し入れするのにも邪魔、設置するのもひと手間というので忌避しがちですがSawcneo NC3なら、使いたいときにさっと出して使って、使い終わったらすぐにしまうという事ができるのもポイントでした。手軽に大画面を楽しめるSawcneo NC3をぜひお試しいただければ。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています