赤札天国の福袋の記事でも触れていたように、EZCastなるものを購入してみたのでレビューしてみましょう。
形は、Chromecastにそっくりですが、ネット上の噂を見てみますと実はこのEZCastのほうが登場は先のようですね
デザインからあふれるパチもん臭とは裏腹に実は息の長い商品のようです
EZCastとはなんぞや
Chromecastという単語が記事に出てきているように、要はそういうものです
PCやAndroid端末から映像や写真などをストリーミングして、HDMIで接続されたテレビやモニターに写すためのもので、Apple TVやChromecastなどが近い商品になるかと思います。
ただ、Apple TVはAirplay対応である必要がありますし、Chromecastに至っては対応アプリ・ソフトウェアが少ないのが難点でしょうか
それに対して、EZCastはEZCastをインストールしたiOS、Android、PCの画面全体を映し出すこともできますし、Airplayやmiracastにも対応するのでEZCastをインストールしていない端末からもワイヤレスディスプレイとして使うことのできるスグレモノなわけです
とりあえず、開けてみる
ふむふむ、普通に本体と、日本語フォントが怪しそうなユーザーマニュアル、EZCastへの電源供給&Wi-Fiアンテナ用ケーブルが入っていますね
ユーザーマニュアルは写真にはとっていませんが、重要なところだけ日本語に訳して残りは英語のままといった感じでしょうか
手抜き感が…
まぁ、ほぼマニュアルに頼らずに出来ましたのでいらないといえばいらないです
じゃあ、使ってみる
ワタクシ自慢の、21:9ウルトラワイドモニターであるLGの25UM65-Pにさっそく接続してみましたよ!
接続して、入力を切り替えてみると….
こんな感じの画面になります
現在表示しているのは、既にルーターとの接続をした状態です
最初に接続する際は、AndroidかWindows、MACにEZCastをインストールし、そこから接続して設定を行います
設定編
まずは、EZCastをダウンロードしましょう
に各種OSのバージョンへのリンクがのっていますのでどうぞ
では、Android版のEZCastをつけてみますと…
はい、ついてます
虫眼鏡のアイコンをタップして、とりあえずEZCastに接続しましょう
タップすれば繋がります
おっ、繋がりましたね
初回時は、設定が表示されますので、Wi-Fiの設定を行います(画像は割愛
Wi-Fi設定後に、一度ファームウェアアップデートがかかりますので、気長に待ちましょう
結構頻繁にFWのアップデートは行われているようで、期待が高まりますね
何ができるの?
スクショを撮るのが面倒でしたので、あんまりとっていませんが、上のメニューのように、端末内の写真や動画をストリーミング再生できたり、WEB上の動画をストリーミング再生できたりします
試しに、”クラウドビデオ”を再生してみますと….
おっ、再生されましたね
まぁ、タブレットの動作はもっさりしますが、一応フルHDで転送できてます
※フルHD⇛1920×1080
売りの機能のミラーリングは?
Google ChromeをAndroidで開いてそれをミラーリングしている様子です
転送される画面サイズは、転送元の端末に依存しますので、解像度がかなり下がります
ウルトラワイドだと、非常にあらが目立つ印象ですね
新しく手に入った、CHUWI Vi8でも同じ感じでした
また、どうしても端末の動作がもっさりしてしまい、あんまり気持ちが良いものではなかったですね…
その他の機能
EZCastには、EZCastモードと、EZMirrorモードの2つがあります
今まで紹介してきたのは、EZCastの機能でした
EZMirrorとはなんぞやといいますと、完全にワイヤレスディスプレイとして使う機能です
MiracastやAirplayにも対応しているということはそういうことです
この場合は、端末はEZCastの出しているWi-Fiのアクセスポイントに接続し、P2P方式での接続になります
こんな感じで、AndroidやWindowsからワイヤレスディスプレイとして利用できます
感想
Chromecastよりも安価に、ワイヤレスディスプレイを利用できるのは非常にありがたいと思います
ただし、これはEZCastだからというよりはワイヤレスディスプレイ全体の問題だとは思いますが、機器に対する負荷も大きく、まだまだストレスフリーとはいえない気がします
おもちゃとしてはいいのですが、普通のPCのモニターとして使うにはあんまりおすすめできないですね…
過度な期待はしないほうがいいとは思います