ガジェット

【ポタフェス2016夏】SEIUN Pro Xの実機登場!CYBERDRIVEのブースレポート

SEIUN PHA

寄り道しながら少しずつ製品を増やしているCYBERDRIVEが今年のポタフェスにも出展していました。今回はクラウドファンディングで一躍注目を集めたSEIUN Pro XとSEIUN PHAの実機も展示されており、完成度の高い製品たちに感動してきました。

SEIUN Pro XはCYBERDRIVEが開発中のDAPで、Android 5.1を採用し、DSDネイティブ再生に対応、さらにフルHD液晶を搭載した最強と言っても過言ではないDAPです。出資者向けの発想開始は8月下旬を予定していますが、遂に今回実機がお披露目されました。

予め断っておきますが、音質のレビューに関してここ最近の誤威力不足から何を言っているのか分からないような状態になっております。ご了承ください。




SEIUN Pro Xは完成度の高いDAPに

SEIUN Pro X

モックではない実機は意外と軽く感じました。スマホレベルの重さになっているのではないでしょうか…?

左側面には電源キーとボリュームキー

右側面にはmicroSDスロット

下部には3.5mmステレオミニジャックとUSB Type-C端子です。

こう写真を撮ってみると、スマホと変わらないですね。ただ、ベゼルは広く感じます。

春のヘッドフォン祭りでのモックアップ

春のヘッドフォン祭りの記事の時に、LeTV 1Sと比較した写真がありますが、やはりPro Xは分厚いですね。

早速SEIUN Pro Xを試聴してみました。現在、ソフトウェア側にまだ問題があるようで、一度画面を消灯すると再起動するまで操作を受け付けなくなってしまうとか…再起動もまだ時間がかかっているようでした…

さて、肝心の音ですが一言で言えば、圧倒的、その言葉に尽きると思います。
音の傾向自体はフラットに近めの音作りで、SEIUN Playerの際に薄かった低域もしっかりと鳴らすようになっています。
解像度の高さはFiiO X3 2ndと比較するのが失礼な程に感じるレベルでした。

ここまで来ていれば、あとはソフトウェアの作り込みを終わらせ、生産を開始し発送を待つのみです。プロジェクトの進行は予定より遅れ気味でしたので不安に感じる点もありましたが、ここまでくれば安心できますね。

【秋のヘッドフォン祭り2016】CYBERDRIVEのブースではSEIUN Pro Xを展示。また、SEIUN Jr1は間もなく国内販売へ

SEIUN PHAもそろそろ登場

一度炎上事件を引き起こしたSEIUN PHAも実機を展示していました。ただ、試聴に関しては向こう側がセットアップした構成のみでの試聴となっていたため他のアンプと比較して…というものに関しては書けません。

ゼンハイザーHD800と接続したものと、SONY と接続したものの両方を視聴させていただきましたが、どちらもきっちり鳴らしきり、満足行くレベルになっていたように感じます。
お値段は出資では220ドル程ですが、実販売価格は500ドル超になるとの予定なので、欲しい方は今すぐ出資!と猛プッシュでしたね(汗)

SEIUN JR-1とJR-2も登場・販売中

前回のヘッドフォン祭りでお披露目されたSeiun Plusこと、Seiun JR-1, JR-2も登場していました。こちらはポタフェス限定特価で2万円(JR-1),3万円(JR-2)で販売もスタートしていました。近日中にAmazonでの取り扱いも始まるとのことです。

デザイン自体は、液晶部がSEIUN Playerと同じ小さな有機ELであることを除けば、Walkmanを彷彿とさせるデザインになっています。

本体単体での音楽再生(DSDネイティブ含・DSDネイティブはJR-2のみ)に加え、JR-2ではiOSやAndroidを始めとするスマートフォンからの音声や、PCからの音声入力にも対応し、高機能USB-DACとしても機能するまさしく一台2役の機種となっています。

同じく1台2役可能なFiiO X3 2ndではiOSやAndroidからの再生はできなかったのですが、こちらは実際に可能でした。
なお、DACモードではCYBERDRIVEの独自技術CAEE(Cyberdrive Audio Enhance Engine)によってすべての音源を32bit/384KHz相当にアップサンプリングして再生されるとのことです。

音自体は、春のヘッドフォン祭りの記事でも触れているように、SEIUN Playerから大きく向上し、高解像度で気持ちの良いサウンドです。
Pro Xの音も良かったのですが、正直JR-2でも満足できそうなクオリティーです。

2016年7月17日追記:販売品のストレージ容量が説明と違ったようです…私は購入していませんが、事態を注視しています。
追記:当日ブースにいらしゃった教皇様から購入者向けにCYBERDRIVEと連絡するようアナウンスが出ています。購入者の方はご確認ください。
http://natiochiharadai.blogspot.jp/2016/07/seiun-jr122016.html

CYBERDRIVEの製品群から目が離せない!

今回のポタフェスではCYBERDRIVEの注目の2機種であるSEIUN Pro XとSEIUN PHAの両機種が展示され、実際に試聴可能となっていました。
製品のクオリティーも非常に高く、Pro Xに出資している身としては一安心ですね。
あとは、無事Pro Xが届くのを心待ちにするだけではありますが、その間にもどんどんCYBERDRIVEは魅力的な製品を登場させており、目が離せませんね。




関連記事

【秋のヘッドフォン祭り2016】CYBERDRIVEのブースではSEIUN Pro Xを展示。また、SEIUN Jr1は間もなく国内販売へ
【秋のヘッドフォン祭り2016】FiiOの最新DAP、FiiO X1 2ndが展示中!タッチ式のホイールは新鮮です!

【ポタフェス2016夏】Android搭載で、本物の木を筐体に利用したEchobox THE EXPLORER X1が出展

【ポタフェス2016夏】SEIUN Pro Xの実機登場!CYBERDRIVEのブースレポート
【春のヘッドフォン祭り2016】CYBERDRIVEからはSEIUN PlusやProXのモックアップを出展!
【ポタフェス2015】コスパ最強のDAP、CYBERDRIVE Seiun PlayerやClarity Featherを聴いてきました
CYBERDRIVEのUSB-DAC Clarity Featherでスマホで快適な音楽再生を実現!
【レビュー】ハイレゾ再生対応でたったの4,200円!CYBERDRIVE SEIUN PLAYERを購入!


返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています