【ALLDOCUBE Mix Plusレビュー】トータル約400ドルで圧倒的スペックの2-in-1タブを!自由自在に使えるCore-M搭載10.6インチタブ、Cube Mix Plusレビュー
あっという間に10月も半ば。先日CHUWIのタブレットセールの記事を公開後、ドローンを担いで福井旅行に出かけておりましたが、本日より更新再開です。旅行先でも、日常生活でも、何か作業をしたり、メールをしたりという場面ではノートPCが欲しい場面は多いですよね。でも、娯楽用途にタブレットも欲しい…そんな欲張りな願望を満たしてくれる最強タブレットをGearBestより提供していただきましたのでレビューいたします。
今回提供していただいたCube Mix Plusは、Intel Core-Mプロセッサーを搭載した2-in-1タブレット。10.6インチの小型サイズながらフルHDディスプレイ、1024段階のワコム製デジタイザー、4GB RAM、128GB SSDを搭載したなんでも入りタブレット。それでいながら、本体は343ドル、専用キーボードと合わせても約400ドルとかなりお買い得な機種です。
落ち着いたシンプルなホワイトのデザイン。しかも軽量。
パッケージ:Windowsのタイル状で特徴が描かれたシンプルなデザイン |
本体前面・ベゼルは少し太め。Windowsキーは横向き下部に位置。 |
液晶保護フィルムは付属せず、別途購入する必要がある。 |
背面には、Cubeのロゴとカメラが鎮座 |
Xiaomi Mi Notebook Air 13(右)と |
本体重量は711g |
パッケージや外観は、白をベースにしたシンプルな仕上がり。若干同スペックのノートPC、Xiaomi Mi Notebook Air 12と比べるとベゼルが広いものの、許容範囲のデザインでした。液晶保護フィルムは付属していないため、別途保護フィルムを購入する必要があります。私は、PDA工房さんの『Crystal Shield CUBE Mix Plus』を購入しました。(後半の写真は貼付け後の写真)
PDA工房
付属品一式 |
ACアダプター |
付属品は、
・ACアダプター
・microUSB 3.0 to USB Type-Aケーブル
・説明書
など。ACアダプターは、USB Type-C端子のUSB PD給電のものではなく、独自のDC端子を採用しています。なお、出力は12V=2Aで24W。
側面部 |
DC電源入力 |
マイクロソリューションのUSB PDアダプターでの給電 |
USB PDでも20V/1.5Aで給電できている |
USB PD対応のXiaomi ZMI QB820でも充電できた |
側面の端子は、左からDC入力、microUSB 3.0、USB Type-C、microSD、3.5mmステレオミニプラグ。充電は基本的に前述の専用ACアダプターで行うものの、写真のようにUSB Type-C端子を利用しUSB PDでも可能。マイクロソリューションのUSB PDアダプターでは、19.5V/1.56Aでの給電がなされていることを確認できました。また、先日紹介していたZMIのモバイルバッテリーZMI QB820でも充電でき、外出先でも安心です。
6段配列でうち心地も良好な専用キーボード
専用キーボードの箱も白色で統一 |
キーボードは6段配列 |
打鍵感も十分なキーボード |
今回は専用キーボード「CDK09」も一緒に提供してもらいました。本体の配色にピッタリ合う白色のデザインのキーボード。配列は6段で中華タブレット独特の配列に悩まされることも無いのは好感。アイソレーションタイプで、うち心地も程よい打鍵感と、なかなか良い感じの仕上がりでした。
側面にUSB Type-Aを搭載(反対側にも搭載) |
底面部はかなりシンプル |
本体装着時の重量は合計で1.3kgで持ち運びにも最適 |
キーボードはヒンジ付きのため、取り付けた状態では完全にラップトップPCとして利用可能。厚みはかなり抑えられており、重量も合計で1.3kgとなかなか軽量。そこまで負担にならない重さで、簡単に拡張性を増して使えるようになるのならば、なかなか良いのではないでしょうか?
使い勝手は抜群。OfficeもWebもサクサク。
実際の性能に関しても確認していきます。本機のプロセッサーはCore-Mプロセッサーを搭載し、同サイズ帯の2-in-1機のメインストリームであるAtomプロセッサーや、Celeronプロセッサーに比べると、かなりパワフル。その高い性能を活かし、通常のOfficeやGoogle Chromeを利用したWebブラウジングなどはもちろんのこと、動画再生などのマルチメディアでも、他機種を圧倒する快適さを実現していました。
また、4GB RAMはそこまで変わりませんが、128GBのSSDを搭載していることもミソ。大容量のファイルを扱う際のスピードがeMMC機とは比べ物になりませんし、ちょっとしたソフトウェアの起動も高速でした。ガッツリ作業でも、簡単にこなせる性能を兼ね備えた機種なのです。
高い性能に加えて、本機はディスプレイの性能も非常に良好。残念ながら、今回はワコム製デジタイザーを活かすスタイラスペンは入手しませんでしたが、簡易式の専用ペンを購入。しかし、それでもかき心地も、タッチ感度も非常によく、思い通りのタッチ操作が可能でした。
SketchBook(無料版) |
SketchBook(無料版) |
SketchBook(無料版) |
今回はプリインストールされていたSketchBook(無料版)を利用して、その実力をテスト。スタイラスペンではなく、ただの静電容量式のタッチペンでありながら、思い通りのタッチ操作で、簡単に温泉への想いを描くことが出来ました。文字の記入も、実用十二分なレベル。これなら、ちょっとメモをとるという場面でもさくっと取れそうです。
これ一台で完璧。そう考えたら最強の安さを実現するタブレットです。
キーボードと合わせてラップトップとしての使用時 |
タブレットとして使用時 |
世の中にはすでに中華2-in-1タブレットは多く存在していますが、本機は10.6インチというコンパクトサイズながら、Core-Mプロセッサー、128GB SSD、4GB RAM、フルHDディスプレイといたれ尽くせりな性能を実現した唯一無二の機種。専用キーボードと合わせて通常のラップトップとして使用するも良し、単体で公正なタブレットとしても使用するも良しー、という万能なタブレットでした。
実際に私の友人にも、卒業論文の作成のためのPCとして貸し出して見ましたが、かなり気に入ってくれた様子。自腹で、もう一台購入して実際に使い始めるほどの実用性の高さを見せつけていました。本体単体で343ドル、キーボードと合わせて403ドルと、決して安くないものの、「1台で完結する」と考えれば超ハイコストパフォーマンスモデルではないでしょうか…?
スペック
OS:Windows10
CPU:Intel Core M3-7Y30(Kaby Lake)
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB
ROM:128GB
液晶:10.6インチ 1920*1080
カメラ:フロント200万画素・バック500万画素
バッテリー:4300mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:USB Type-C,microUSB 3.0,microSD
重量:700g(本体のみ)
大きさ:27.30 x 17.20 x 0.96 cm