9月21日から開催されている東京ゲームショウ。21日、22日はビジネスデイで基本的に業界関係者、もしくはメーカーからの招待客が参加します。今回はASUS Japanさまのご招待で東京ゲームショウにお邪魔してきたのでそのレポートを。まずはそのASUSのブースからご紹介いたします。最新のポータブルゲーム機「ROG
Ally」やゲーミングスマートフォン「ROG Phone 7」を始めとするROGシリーズのデバイスが多く登場中。
特に発売されたばかりのWindows 11搭載のポータブルゲーム機、ROG Allyはまさに発売されたばかり。今回触ってきたのはRyzen Z1 Extremeを搭載したROG Allyの上位モデル。下位モデルはRyzen Z1を搭載して9月21日より発売となったばかりでどちらも試遊ができるようになっています。
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どんなゲームだってパワフルに動く、Windows 11・Ryzen搭載のROG Ally
すでに前述のようにASUS・ROGのブースでは発売されたばかりのポータブルゲーム機であるROG Allyを展示中。スペックに関しては以下の表の通り。基本的にROG Allyの上位モデル(RC71L-Z1E512)と下位モデル(RC71L-Z1512)の違いはプロセッサーがRyzn Z1 ExtremeかZ2かどうかのみ。寸法やディスプレイのサイズ、解像度などもすべて同一でどこまでのパワーを求めるか次第というところ。
どうせ触ってくるならあえて下位モデルを触って、どこまで動かせるかを試すべき、というのが本音ですが触っていないのだから仕方なし。触った展示機ではモンスターハンターがXbox Game Libraly経由でインストール済み。そんなに長時間触ったわけではありませんが、場面移動などをしてもスムーズに動作している印象。
東京ゲームショウ1日目は幕張メッセ全体の空調の調子が悪かったのか、会場全体が蒸し風呂状態。歩き回っているだけで汗をかくどころではない高温多湿な環境でしたが、特殊なパイプを用いた「ゼログラビティ冷却システム」のおかげか問題なく動作し続けてくれました。
コントローラー部分は、一般的なゲーム機のそれと同じように搭載。画面の左右上部端にメニューなどの表示ボタンを搭載しています。なお、充電などには上部に搭載しているUSB 3.2端子(DisplyPort 1.4・DC入力対応)もしくは、ROG XG Mobileインターフェースを利用します。microSDカードスロットも搭載しており、UHS-Ⅱに対応しASUS曰くゲームのローディング時間では本体に搭載するPCIe Gen 4 SSDと同じレベルのロード時間を実現しているとか。
ROG Allyは上位モデル(RC71L-Z1E512)が109,800円、下位モデル(RC71L-Z1512)が89,800円で販売中。手軽に持ち運べるWindows搭載のゲーム機、いつでも冒険に出たい人には最高のソリューションかもしれません。
ASUS ROG Ally
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ROG Phone 7から50万円弱のCore i9搭載のノートPCまで
会場でもう一つ大きく紹介されていたのが、ゲーミングスマートフォンのROG Phone 7。Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2に6.78インチ AMOLEDフルHD+ (2448×1080 @165Hz)ディスプレイ、12/16GB RAMを搭載したハイエンドモデル。通常のスマートフォンとしても超高スペックですが、ゲーミング向けの機能も多く搭載しているモデル。
ROG Phoneの本体の端にはAir Trigger超音波タッチセンサーを搭載しており、タップやスライド、画面のタッチと組み合わせることで専用コントローラーでないとできない操作を可能としているもの。また、バイブレーションモーターも強力なリニアモーターを搭載し、下0夢中の臨場感を高めます。
通常のスマートフォンとしての性能も高く、6,000mAhの大容量バッテリーに65W急速充電対応、IP54の防水・防塵性能、SONY IMX766を採用した5,000万画素のバックカメラなど盛りだくさんの性能を実現。なお、おサイフケータイは搭載していないため私のようなモバイルSuica原理主義者の方はもう一台スマートフォンを用意しておくとベター。外装も美しいため、ケースに入れて運用すると持ったいない製品でした。
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会場にはROG Strix SCAR 18 G834JYを始めとしたゲーミングノートPCも搭載。G834JYは、Core i9-13980HXにNVIDIA GeForce RTX4090 Laptop、18インチ
2560×1600(@240Hz)のディスプレイを搭載したゲーミングラップトップ。売り文句にもある「最高を越えろ。限界を壊せ。」の通り、ちょっとしたデスクトップのゲーミングPCを軽く超えてくる性能を実現した製品。
2560×1600(@240Hz)のディスプレイを搭載したゲーミングラップトップ。売り文句にもある「最高を越えろ。限界を壊せ。」の通り、ちょっとしたデスクトップのゲーミングPCを軽く超えてくる性能を実現した製品。
会場ではWorld of Warshipsをプレイ可能。そこまで高スペックが求められる製品でもないため、当然のように超サクサクに動作。推奨スペックでCore i5-2300、GeForce GTX 660以上というゲームであれば余裕なのは当然のこと。他のゲームは試していませんが、ゲーミングにも大画面を活かして動画編集などで利用しても満足行く性能なはず。ただ、値段は手軽ではなく50万円弱します。
以前からASUSといえばWi-Fiルーターの性能が高いのもよく知られていました。当ブログでもASUSのRT-AX1800Uをレビューし基本性能だけでなく、VPNやポートフォワーディングなどのネットワーク設定の幅広さにも高評価をつけていました。今回の会場ではROGシリーズのWi-Fiルーターを展示。ROG TUF-AX4200は最大4200Mbps(3603Mbps+574Mbps)に、2.5GのWANポートで有線でも高い性能を実現した製品。
また、参考展示されていたルーターはROG Rapture GT-BE98。世界初のクアッドバンドWi-Fi7に対応し、担当者いわく「有線よりも速い」レベルを実現するという製品。なにせ、Wi-Fi 7の速度は25,000Mbpsにも達するとか。10Gbpsポート×2に2.5Gbpsポートは4つも搭載。超つよつよスペックのルーターです。
もちろんWi-Fi 6で運用しても最高の性能を実現してくれる製品。ASUSのメッシュWi-Fi機能のAiMeshを利用して無線のみでメッシュを構築してしまっても最高なはず。ただ、値段は「10万円は超える」とのこと。ただ、「ヤマハのルーターを買わなくてもそれだけの性能はある」との製品、最高のWi-Fi環境を実現したいなら注目しておいても良いかも。
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その他にASUSのブースでは、ROGシリーズのゲーミング製品をこれでもかと紹介。ROGシリーズでマウスからキーボード、グラフィックボードまで全部揃っちゃいます。もちろん、ゲーミング向けの製品だからこそのパワーと、安定性も兼ね備えているってわけ。
マザーボードも壁に貼り付けて展示というなかなかなスタイル。国内未発売品では、TUF GAMING Z790-PRO Wifiを展示中。ATX規格のマザーボードでDDR5-7800のRAMに対応し、拡張スロットはPCIe 5.0 ×16にPCIe 4.0×16×1などを搭載。Wi-Fi 6Eに対応し本体のWi-Fi機能で十分な高速通信を実現できます。
ブース内には各製品を組み合わせたデスク風の展示も。マウス、マウスパッド、キーボードが全部国内未発売品(おそらく発売予定あり)で「売ってないじゃん!」という面はありましたが面白い展示。ヘッドセットまでROGシリーズにあるので、本当にROGシリーズでゲーミング環境を揃えられちゃいます。
13.4インチの小型ディスプレイを搭載し、デタッチャブルキーボードを搭載したタブレットPC、ROG Flow Z13 GZ301VVも展示。13.4インチのタブレットにCore i9-13900H、GeForce RTX 4060 Laptop、16GB RAMを搭載するという超モリモリスペックでどこに需要があるのかもはや謎ですが面白い製品。30万円を超える価格なので簡単には買えませんが、もはや持ち運びと自宅内作業時には母艦程度で外部ディスプレイ利用で使えば意外と便利かも。
本記事では東京ゲームショウのうちまずはASUS・ROGのブースをご紹介しました。私自身はゲームをあまりしない(してもGTA 5や、Microsoft Flight Simulatorなど)ため、最新のゲーム事情には疎いのですが、ガジェットブログとしても面白いハードウェアが多く展示。他のブースについても徐々にレポートをしていくのでぜひチェックしてみてください。
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