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【Ulefone Power 3】丸2日充電なしOK!超大容量バッテリーと性能のバランスの取れたUlefone Power 3レビュー

ブログの更新よりも旅行にいくことのほうが、優先度が高くなってきている当ブログ。スマートフォンとPC、本を片手に温泉に出かけたりなんてことも良くしていますが、そんな時に欲しいのが電池の長持ちするスマートフォン。ある程度の操作性を犠牲にしてでも、長時間バッテリーが持つほうがいいという場面も時にはあります。

大容量バッテリーと、通常のスマートフォンとしてのスペック、デザインを両立させた機種として今回GearBestよりUlefone Power 3を提供していただきましたのでレビューいたします。若干癖はあるものの、バッテリー持ちはピカイチで、使いみちによってはなかなかイケる機種でした。

今回特別に20台限定のクーポンもいただきました。クーポンコード”JPSPPower3“で219ドルです。

6080mAhのバッテリー搭載とは思えないデザインを実現

パッケージ周りは、これまでのUlefone Gemini Proあたりと同様の黒のパッケージを採用。今回提供していただいた黒色と同じ配色で、スマートに仕上がっています。

本体は背面がつや消しのプラスチック、表面は18:9のディスプレイを搭載したこともあり、ほぼ全体がディスプレイという印象を受けます。前世代のUlefone Power 2は指紋認証は前面でしたが、背面に移ったこともありよりスタイリッシュな前面に仕上がって好感です。

18:9ディスプレイによる情報量の多さも魅力

2160*1080の6.0インチ18:9ディスプレイも特徴の一つ。縦画面での利用時には一度にできる情報量が多いのも特徴。ディスプレイの発色や輝度は十分なレベルで、見やすく使いやすい印象を受けます。

重量は213gと重め

右側面:電源キー・ボリュームキー

左側面:SIMスロット

下部:USB Type-C

SIMスロット:nanoSIM*2(1スロットはmicroSDと共用)

昨年もレビューしていたUlefone Power 2ではmicroUSBでしたが、本モデルからUSB端子はUSB Type-Cへ移行。その流れから、3.5mmステレオミニプラグも廃止となり、イヤホンの使用にはBluetoothか変換ケーブル(付属)が必要です。

付属品は、USB-ACアダプター(EUプラグ)、USB Type-C to 3.5mmステレオミニプラグアダプター、USB OTGケーブル、microUSB to Type-Cアダプター、シリコンケース、液晶保護フィルム、USB Type-Cケーブル、保証書、説明書と盛りだくさん。Type-Cケーブルを付属させながら、変換アダプターも付けているあたりが好感を持てます。

動作はミドルエンドモデルレベル。指紋認証はサクサク

スマートフォンの性能の要となるSoCはMediaTekのミドルハイ向けSoC、Helio P23のクロック制限版MT6763V/B。Cortex-A53の8コアですが最大周波数は2.0Ghzに制限されているようで、Antutuベンチマークのスコアも奮わず5.5万点
公式の動画や商品説明では7万点弱との表記がありましたが、測定結果としては1.5万点も下と流石に誤差の範囲内とは言えないレベルに。すでに実機レビューを公開しているガルマックスさんがブチ切れていましたが、性能に関してはミドルローエンドレベルです。
動作面に関しては、1画面内での文字情報・画像情報量が多いアプリの処理がかなり苦手な様で、TwitterやFacebook、SkypeなどのSNSはすこしモッサリ。画面がカクついてしまったり、場合によっては処理落ちしてしまう場面が多くストレスフルでした。この点は、当初のHelio P23に対する期待とはかなりかけ離れていて残念な結果でした。

デレステでは3D標準が推奨

3D標準の描写は比較的安定

ゲーム時の映像描写は比較的安定。デレステでは、3D標準が推奨設定となっており、実際のプレイ時でも安定した描写が出来ていました。体感では大きな遅延が発生するということもなく、GPU性能はMediaTek製SoCでも向上してきたという印象です。

背面指紋認証センサー

顔認証設定

指紋認証センサーは背面に搭載。Ulefoneのこれまでの経験はこの指紋認証センサーでは活かされており、認証スピードはなかなか高速。コンマ数秒単位で認証が完了するだけでなく、少し手が濡れているような状態でもキチンと認証できていたのは好感が持てます。

また、本機からインカメラを利用した顔認証にも対応。登録可能な顔は一つのみで、日によってメガネにしたり、コンタクトにしたりする私の場合は、コンタクトで登録するとメガネでも認証が可能でした。ただ、暗所や直射日光下では認証制度が下がってしまう場面があり、iPhoneのFaceIDに比べるとまだまだという印象が否めません。

ウィンドウ分割昨日なら、2つの情報を同時に確認可能

縦画面時での画面分割も利用可能

Android OSの機能によって、本機では画面分割機能も利用可能。横画面時や縦画面時に、上のスクリーンショットの様に同時に2つの画面を表示し、操作することが可能。上画面でYouTubeの動画を再生させながらブラウジングなど、使い方によっては便利そうです。ただ、2画面同時利用の際にはその分CPUのリソースも必要となるため、動作が重くなってしまう場合があるのは難点です。

カメラのクオリティは評価外

カメラ起動時

本機は2100万画素のカメラも搭載。背面の構成は今の流行りに合わせて1300万画素+2100万画素の構成。インカメラも500万画素と、なかなか高解像度を実現しています。また、デュアルカメラを活かし、対象物の背面をぼかす「ポートレートモード」も利用可能です。

ポートレートモード有効時

写真の仕上がりは、見ての通りかなりの薄味。全体的にピントも甘く、色の出も薄いためスマートフォンのカメラとしては正直厳しいクオリティでした。また、ポートレートモードも、以前レビューしたUlefoneのデュアルカメラ端末Ulefone Gemini Proとは異なり、選択地点以外の丸ボケのみ。評価には値しないカメラでした。

電池持ちは圧倒的。約2日は充電なしでもOK

実際にほぼメイン機として利用してみた際の電池の減り具合は上の通り。WEBブラウジングとTwitterがメインという使い方ではあるものの、6080mAhの大容量を活かして1日半経過時点でも20%以上の電池残量を維持。丸2日間は充電をしない状態で日常的に利用してもまったく問題ないレベルでした。

長持ちするスマートフォン。使いみちによってはアリです。

今回レビューしたUlefone power 3。基本性能に関しては若干不満が残る点はありましたが、かなり長持ちするバッテリーを搭載したモデルとしてはなかなかの仕上がりでした。本機は現在GearBestで229ドルで販売中。サブスマホとしての利用でも、旅行といった長時間電源がない状態の際の利用など、使いみちによっては活躍できる機種ではないでしょうか?

今回特別に20台限定のクーポンもいただきました。クーポンコード”JPSPPower3“で219ドルです。

スペック

液晶: 6.0inch 2160 x 1080
CPU: MediaTek Helio P23 2.0Ghz
OS: Android 7.1 Nougat
RAM + ROM: 6GB RAM + 64GB ストレージ
カメラ: 1300+2100万画素(バックカメラ)、800万画素(フロントカメラ)
指紋認証: 搭載
Bluetooth: 4.1
USB:micro
SIM Card:デュアルSIM・デュアルスタンバイ(nanoSIM*2・1スロットはmicroSD兼用)
バッテリー:6080mAh
重量:210g(本体のみ)
大きさ:19.20 x 10.10 x 5.70 cm
ネットワーク:
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600MHz

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています