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【Dreame Aqua10 Ultra Roller】30,000Pa超吸引力×100℃熱水モップ×8cm段差乗り越え、AquaRollリアルタイム浄水で床ピカピカのハイエンドロボット掃除機Dreame Aqua10 Ultra Rollerレビュー【PR】

最近のロボット掃除機の発展は凄まじく、単純にブラシを使ってた吸引掃除ができるだけでなく水タンクを搭載して家中を水拭き掃除できるモデルや、回転モップを搭載して家中をパワフルにモップ掛けできる製品など多くの製品が登場しています。製品としてだいぶ成熟してきたとも思ってしまうロボット掃除機市場に中国・Dreameがさらなる性能を追い求めた新機種、Dreame Aqua10 Ultra Rollerを投入。今回はメーカーより製品を提供していただき、その実力をレビューします。

Dreame Aqua10 Ultra Rollerはこれまでの他のロボット掃除機の上位モデルに多い、6,000Paや8,000Paを大きく超える30,000PaのTurboForceモーターを搭載し、圧倒的な吸引力を実現したパワフルなモデル。モップに関しては100℃の熱水で洗浄することで細菌・油汚れを徹底除去。FluffRoll逆回転システムによってモップのふわふわさをキープして利用ができます。そして日本の家では避けて通れない段差の乗り越え機能。なんと8cmまでの段差を乗り越えることができるProLeapシステムによって立ち往生することなく家中を掃除できるモデルです。現在GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを実施中。2026年1月頃までに製品を受け取れる35%オフプランが販売中です。

Dreame Aqua10 Ultra Rollerのスペック

項目Dreame Aqua10 Ultra Roller
製品名Dreame Aqua10 Ultra Roller
本体サイズ約35×35×9.8cm (LDS収納時) / 約35×35×12cm (LDS展開時)
ステーションサイズ約42×44×50.5cm
本体重量約5.8kg
ステーション重量約11.1kg
最大吸引力30,000Pa
ナビゲーションVersaLift LDS + デュアル160°高解像度カメラ + 3D構造光 + LEDライト (OmniSight 2.0)
障害物回避AstroVision AI (NVIDIA RL) / 240種類以上 / 約1mm精度
モップ機能AquaRoll リアルタイム浄水ローラーモップ + FluffRoll逆回転 + AutoSealローラーガード
モップ洗浄約100℃ ThermoHub熱水洗浄 + PTC急冷 + 70℃熱風 / 60℃ヒートバー乾燥
段差乗り越え最大8cm (二段4cm+4cm) / ProLeap + Triple-Wheel AgiLift
ブラシHyperStream デタングリング・デュオブラシ (ハードフロア用 + カーペット用)
バッテリー6,400mAh
ダストボックス220ml (本体)
水タンク浄水4L / 汚水3.5L (ステーション) / 本体100ml+140ml
自動集塵3.2Lダストバッグ (最大約100日分) / 50℃乾燥
自動機能ゴミ収集 / 給水・排水 / 洗剤自動投入 / 汚れ検知再掃除 / モップ昇降・伸長
スマート機能Matter対応 / “OK Dreame”音声 / ペットVlog / ペット音声 / Apple Watch対応
その他銀イオン殺菌 / ペット消臭液分離タンク / TÜV・UL認証 / 3年保証

フロアクリーナーだけでなく、ペット向けの消臭液も利用可能。手入れしやすい大容量水タンクも搭載

日本向けの製品に関してはクラウドファンディング中でまだ完成していないため、今回はオーストラリア版を提供していただきDreame Aqua10 Ultra Rollerの実力をテストしていきます。同梱品は電源アダプターの他にフロアクリーナー、そしてペットのニオイ向けの消臭液、紙パック、手入れ用のブラシが付属します。Dreame Aqua10 Ultra Rollerの特徴の一つとしてペット向けの機能を豊富に搭載していること、ペット用の消臭液を利用できるのはもちろんのこと、後述するように本体をペットカメラとして使うことも可能です。

掃除機本体に関しても確認していきます。本体のデザインは他のロボット掃除機と大きく変わらず、LiDARセンサーが上部に配置された構造。サイドブラシは右側に一つ搭載していました。メインブラシはHyperStream™ 絡まり防止 DuoBrushを採用し、2つのブラシによって絡みを防止しながら強力にゴミを収集できる構造に。そしてモップはローラーモップを搭載しています。

側面部にも本機の特徴が詰まっています。まず前面部にはAIカメラを2つ搭載。これによって床に落ちているものなどをLDS(LiDAR)とデュアルカメラで立体的に捉えることで、避けるべきものなのかなどをぶつかることなく分析して掃除していくことが可能。また、LEDライトも搭載することで暗い場所であっても確実に障害物を認識することができます。

もう一つ注目したいのが後ろ側。通常モップタイプのロボット掃除機はベースステーションでモップを洗浄したら、設定した時間ごとにベースステーションでモップを洗浄しまた掃除に戻るという動き方で掃除中はどんどんモップに汚れが蓄積し、拭き取った汚れを部屋中に広げてしまう問題がありました。本機では本体にも水タンクを搭載しAquaRollリアルタイム浄水モップ機構によって常に清潔な水だけをモップへ供給し汚れた水を除去しながら床を掃除してくれるようになっています。

仕組みはシンプルでありながら革新的。まず常に清潔な水をモップにスプレーしてくれ、それと同時に高圧ポンプによって汚れた水を除去。汚れの状況や床面に応じて9~11Nのスマート加圧を行うことで油汚れや液体のこぼれ、頑固なシミまでこすりおとす事ができるため床をただ服だけでなく、本当に清潔な状態にしてくれるようです。

本体の上部のカバーを外すとペアリング用のQRコードと、リセットスイッチ、ダストボックスにアクセス可能。基本的にダストボックス内のゴミは自動的にステーション側で回収してくれるので普段は意識する必要はありませんが、定期的にメンテナンスをするときにはここから水洗いを行うことが可能です。

ステーションはなかなかなの大きさ。ベースステーションのランプ延長セットがついており、ステーションに掃除機があるときには床に掃除機本体が当たらないようになっています。水が漏れたりしたりしても床には汚れが当たらないようになっているのは嬉しいところ。ステーションの上蓋をあけると水タンクが2つ登場。左の黒色のものは汚水タンク、白色のものは清水タンクになっています。蓋があるタンクのため水を入れ替える際には両方をまとめて持ち運んで水の入れ替えをしてそのまま戻すだけなので結構やりやすいのもベターでした。

ダストバッグは紙パックのものを搭載。横向きにかなり広げられるようになっており最大100日間のゴミ収集に対応できるんだとか。メンテナンスの手間なく利用できるのでこれも嬉しいポイントです。なお、毎回の掃除のたびにダストバッグについても熱風で乾燥するようになっているのも特徴的。湿ったゴミなどによってダストバッグから異臭が発生してしまうというのも避けられるようになっているわけです。

洗浄液を入れておく洗浄液ボックスも用意。ここに付属している洗浄溶液と消臭液を入れて奥で自動的にモップ洗浄の際に混合してくれるのもポイント。通常のロボット掃除機でこういった洗浄液を使おうとすると、水を入れ替える際に毎回入れておく必要がありますが、本機なら専用の洗浄液を用意しておけば良いので楽ちん。ペットを飼っている方はBの方に消臭液を入れておくことで自動的に消臭機能も利用できるわけです。

専用アプリでセットアップは簡単。必要な初期設定もウィザードで完了

本機の初期セットアップは非常に簡単。スマートフォンでDreamehomeアプリをダウンロードして、会員登録を済ませたら本機を追加していくことが可能です。掃除機本体を待機モードにするのは簡単でアプリの指示に従って本体のスタートボタンと再充電を長押ししていくだけ。あとは自宅のWi-Fiに接続していけば自動的にセットアップを進めていくことが可能です。

Dreame Aqua10 Ultra Rollerの特徴的な機能についても、ここでON/OFFの設定が可能。AI駆動MopExtend機能はモップを角の掃除の際には伸ばして隅まで掃除しきってくれる機能。SideReach機能はサイドブラシを振り出すことで部屋の角のゴミを取り切るもの。LDSの自動上昇機能ではソファーの下など高さが低い場所を掃除する際にレーザーセンサー部分を下げて掃除してくれるもの。このあたりの機能はすべてONにしておくとよいかと。

もう一つDreame Aqua10 Ultra Rollerのポイントはペットに優しい仕組みになっていること。自宅にペットを飼っている場合には、障害物回避をより慎重にしてくれるんだとか。犬や猫にぶつかって驚かせることのないようにしてくれるわけ。また、抜け毛も判別してゴミ収集の頻度を変えたり、消臭液を適度に利用してくれるように動作します。私の家では特にペットは飼っていないので、これはOFFのままにしてしまいます。

部屋のマッピングでは家具まで認識。コードやリュックを自動認識して避けることも可能

初回清掃ではまだ地図が作成されていないため、自動的に家中を清掃しながらマッピングしてくれます。最初は念入りクリーニングをしてくれるようで、掃除機を一旦全体にかけたあとに水拭きをするという念入りっぷり。ロボット掃除機を購入する前の家の床はとても汚い、という前提に立っているようです。マッピングにはLDSセンサーを利用してかなり高精度に地図を作成していってくれます。

実際に作成された地図がこちら。4LDKの我が家をかなり正確にマッピングしてくれました。LDSセンサーの限界として段ボールなど背のあるが置かれていたり、センサーよりも低い場所にしか空間のない棚などは認識されず部屋が狭く表記されています。

自動的に部屋に名前、種類も設定していってくれているのもポイント。本機では音声認識で指定した部屋だけを清掃する、ということも可能で設定した部屋の種類で音声操作が可能なんだとか。自動で設定された分類ではリビング・ダイニングが変に分割されてしまっていたのでこのあたりは調整機能で修正していきます。

マップ編集機能では単純に部屋わけを帰るだけでなく、部屋の種類を帰ることはもちろんのこと、掃除禁止エリアを指定したり、部屋の床材がフローリングなのか、カーペットなのかを選択しておくことも可能。上の画像での”部屋4″は和室のため、すでに床材はカーペットとして認識されており、モップ掃除はされないようになっていました。ただ、”畳”という種類は用意されていない様子です。

どんな家具があるかというのも家具を配置するメニューから設定が可能。これの設定があることで掃除がどう変わっているのかは正直よく分からないところもありましたが、なにかに使ってくれているはず。ベッドとテーブルは自動で認識してくれていて、冷蔵庫あたりは自分で設置してみました。

Dreame Aqua10 Ultra RollerはAIカメラを側面に搭載。このカメラを使って床に落ちているものや、垂れ下がってきているケーブルを自動判別することができるのもポイントです。掃除中や、掃除完了後にマップ上にアイコンが表示され、中身を確認すると掃除機で何を見つけたのかを確認することが可能。ロボット掃除機にとってコードはブラシに絡まってしまう大敵ですが、自動で識別することでサイドブラシの動きや本体の向きを調整してエラーが発生することを回避してくれます。

床にリュックを置いているようなときには、これもまた自動で識別。障害物として認識してくれてぶつからないように掃除を進めてくれます。この他にも大きめのゴミを見つけたときにも認識して、吸引力を上げて掃除できるようになっているのもポイント。これまでのロボット掃除機のように単純にLiDARセンサーで障害物を見つけるだけでなく、カメラという眼で障害物に応じた動きをできる頭の良さが本機の特徴というわけです。

実際に掃除をしている様子を見ていると、床に落ちているものを認識してそれをうまく避けながら掃除していってくれます。床に置いていたリュックについては紐が少しサイドブラシに当たってしまう事がありましたが、紐が絡みそうになるとブラシの回転を止めたり、遅くして絡まないように回避してくれたのもポイント。今まで利用していたロボット掃除機では1週間に1回くらいは何かしらの障害物などでエラーで止まる事がありましたが、Dreame Aqua10 Ultra Rollerの場合、2週間使ってもエラーで掃除が止まること一度もなく優秀さに驚いています。

とにかく部屋をピカピカにしてくれる強力な掃除性能。4LDKを1時間以上かけて徹底掃除

Dreame Aqua10 Ultra Rollerの掃除はとにかく丁寧。私の自宅の場合、4LDK、延床面積は90㎡あるそれなりに広い部屋で他のロボット掃除機の場合は1時間弱で掃除してくれるサイズ感です。本機は各部屋を徹底的に掃除することから時間は毎回70分ほどかけて掃除してくれます。

実際に掃除を開始する前に、床に少しコーヒーをこぼしてしまったり、コーヒー豆のカスが落ちてしまった状態で掃除を開始。特定の場所を掃除したい場合にはCleanGeniusモードからカスタムモードに切り替えれば特定の部屋や場所だけを掃除させる事が可能です。

このコーヒーの汚れは特に大きな汚れとは認識されず、サクサクと掃除されるだけで掃除が完了。コーヒー豆については角の部分にたまっていたためどこまで回収できるか不安でしたが、大部分を清掃してくれました。この部分掃除のあとに、自宅全体の掃除も実施したため写真に残っていたコーヒー豆は完全に除去。確実に掃除を仕上げてくれました。

実際に掃除をしていると、前述したSideReach機能が活躍。通常時は2枚目のように普通のサイドブラシとして動作していますが、ひとたび角の部分に差し掛かると1枚目のようにサイドブラシが伸びることで角の部分のゴミも収集してくれるわけ。なお、このブラシが飛び出る瞬間は一瞬で必要なときだけ伸びて、あとはもと通りの収集をすることで掻き出したゴミをきちんとメインブラシに回収できるようになっています。

もう一つのポイントがMopExtend機能。これも壁際の掃除をパワフルにする機能で、通常のモップでは届かない壁際を掃除するためにモップが横に4cmずれることで隅まで掃除をしてくれるというもの。ただ、私の自宅の場合、キッチンの棚部分の床からの距離はかなり低いためMopExtend機能を使っても完全には端に届いていないのが残念。それ以外の壁際はぴったりまでモップがあたることで床拭き漏れを防ぐことができました。

部屋の中に段差があるような場合でも安心なのが本製品。新開発の8cm ProLeapシステムによって4cm+4cmの段差が連続しているような場所を乗り越えて進んでいくことが可能。多くのロボット掃除機が段差の部分で立ち往生してしまうのに対し、本機はこれを一気に乗り越えていくため家中を止まることなく巡回できるというわけです。段差があるときには三輪アクティブリフト機構によって前輪を持ち上げたあとに後輪を持ち上げることで段差を階段を登るような形で登っていくことが可能。ガタンと落ちるようなことのないように動作するため騒音も抑えられるのもポイントです。

ロボット掃除機を駆動させるタイミングは、家を不在にしているタイミングなどが多いかと。不在の場合には家の電気は消しているので窓のない洗面所などは真っ暗になっています。そんな場所でも確実に障害物を確認できるよう暗い場所では自動的にLEDライトが点灯して障害物をカメラで確認しながら進んでくれました。

掃除の様子はリアルタイムでアプリ上から確認可能。掃除が完了したらアプリに通知も届くため、いつ終わったかを気にする必要もありません。掃除中は定期的にモップの洗浄液を入れ替えたり、本体にたまったホコリを回収するためベースステーションに戻るようになっており、常に最適なパフォーマンスを発揮してくれました。

床を掃除している最中、常にモップに水を供給し汚水を回収しているため4LDKの我が家の場合は一回の掃除のたびに汚水タンクが満タンになり、清水タンクが空っぽに。清水タンクが4L、汚水タンク容量が3.5Lありますが、おそらく3.5Lくらいは清水を使って掃除を行っている感じ。雑巾で床掃除をしてもそんなに水洗いをしてないように、雑巾がけよりも遥かにきれいな水で家中をモップ掛けしていると言えます。

我が家はもともと水でのモップがけを行うロボット掃除機を導入していましたが、Dreame Aqua10 Ultra Rollerで掃除を行ったところ汚水タンクからは文字通りの汚水が出てきて衝撃。ただ水で濡らしたモップで掃除をしているだけでは部屋の床はまだ綺麗になっていないわけで、Dreame Aqua10 Ultra Rollerの床掃除がどれだけ徹底しているのかを痛感しました。

豊富な設定で掃除を徹底サポート。好みのモードで使っていくことが可能

DreameHomeアプリでは、これまで実施した掃除の状況を確認したり、掃除の設定を詳細に設定することが可能。項目数はかなり多く、掃除の設定を詳細に行うことができるようになっています。

カーペットクリーニングの設定と、フロアクリーニングの設定だけでもこれだけの項目があるのがなかなか。カーペットがあった場合には、単純に掃除機をかけるだけとすることも、カーペット部分を避けていくことも、無視してモップ掛けしたり、通過だけするようにするという風に設定が可能。基本的には掃除機はかけておきたいので”掃除機をかける”モードにしておくのが良いかと。

フロアクリーニングに関しては、レーザーセンサー部分(LDS)を自動で上下させるLDSの自動上昇モードや、壁や家具などにぶつからないように隙間を開けるようにする”衝突回避モード”などの設定が可能。写真では衝突回避モードをONにしていますが、利用している感じではOFFのほうが角をきちんと掃除できている印象でした。この他、床板の向きにあわせて掃除をしたり、汚れを自動認識するモードなども設定が可能でした。

AIを利用して部屋の隅の徹底掃除をするAI駆動MopExtendについてもON/OFFの設定が可能。基本的にこのあたりはONにしておくとベター。インテリジェント障害物回避機能についてもONにしておいて、写真も撮影するようにしておくと、あとから先程のように写真で障害物の内容を確認できるので良いかなと。Dreameのサーバーに写真のデータを保存することになりますが、部屋においてある物の写真で困ることはないはずです。

ベース設定に関しても詳細に設定が可能。洗剤タンクを利用するかどうかの設定はもちろんのこと、モップ洗浄をどの程度の頻度で行うかや温水利用の有無もここで設定。また、紙パックの乾燥機能やモップ乾燥モード、ごみ収集についても詳細に設定しておけます。基本的にはすべてONにしておくとベター。ロボット掃除機が温水のために使う電力はたかが知れているので、電気代は気にしなくて良いかなと思います。

フィルターやサイドブラシ、メインブラシやセンサー掃除のタイミングについてもアプリから確認可能。Dreameのロボット掃除機はフィルターやブラシといった消耗品は幅広く交換品を販売しているため、あらかじめ購入しておくとベターです。AliExpressではすでに一式販売されており、ローラーやフィルターのセットでも24ドルなので安心です。

Accessories for Dreame Aqua10 Ultra Roller
created by Rinker

ペットカメラや防犯カメラにも使えるカメラ機能も嬉しい

すでにご紹介しているようにDreame Aqua10 Ultra RollerにはAIカメラを前面に搭載。かなり精細な画像を撮影できるカメラになっており、ただ床に置いてあるものの識別用に使うのはもったいないはず。そんな点を意識してか本機のカメラをペットカメラとして利用することが可能なのも面白いポイントです。

カメラ機能については、初回利用時にアクセスコードを設定。万が一DreameHomeのアカウントが第三者にアクセスされてしまっても、勝手にカメラにはアクセスできないように最後の砦になっています。カメラ画面は通常のセキュリティカメラなどと同じUIに。シャッターボタンや動画ボタンも用意しているので、ペットの様子をこのまま撮影して保存することが可能です。

ペットカメラと同じように、鳴き声や足音、ゴロゴロ音などを出すことも可能。また、マイクボタンを使えばロボット掃除機側の音を聞いたり、こちらから直接話しかけることもできるようになっています。面白い機能では、予約走行機能も備えており定期的にペットが居る場所に向けてマップ内を走行するということもでき、自動走行できるペットカメラとしてなかなか便利に使えるという感じでした。ペットを飼っていない場合は、万が一泥棒が入ってもカメラとバレずに撮影できるものとして使えるかも。ただ、自動で撮影はしてくれないので役に立つかは微妙です。

障害物の自動認識と、つねに清潔な水で部屋を掃除し続けるモップ機能で、床に寝転がれる掃除を実現するDreame Aqua10 Ultra Roller

今回レビューしたDreame Aqua10 Ultra Roller、クラウドファンディングの35%オフの超早割でも162,370円とロボッろ掃除機の中ではかなり高価な部類に入る製品でした。ただ、それだけの価値を実現していてAIカメラによって障害物の有無だけでなく、ケーブル類なのか障害物なのかを認識したり、ローラー式のモップは掃除中にも水を供給、汚水の回収をし続けるAquaRoll リアルタイム浄水モップシステムも搭載。サイドブラシやモップを部屋の角にあわせて伸縮することでどんな場所のゴミも必ず収集できるようになっているのも魅力的です。

これまでのロボット掃除機が苦手としていた、部屋の隅の掃除も、モップ機能で汚れを部屋全体に拡散してしまうことも、ケーブルにサイドブラシが絡まってしまうことも、段差で掃除が止まってしまうこともDreame Aqua10 Ultra Rollerではすべて解消。最高の掃除性能を実現する今の技術を惜しみなく注ぎ込んだ製品に仕上がっています。現在はGEEN FUNDINGで2026年1月の出荷分がクラウドファンディング中。最高の自宅掃除を実現したい方は今すぐチェックして欲しい製品です。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています