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【SHARGE Pouch Mini】30W急速充電&9,800mAhのスタイリッシュなモバイルバッテリー!CCC認証で飛行機も持ち込めるSHARGE Pouch Miniレビュー【PR】

外出先でスマートフォンやPCを利用するうえで気にしたいのが充電。先日は屋外のバーベキューでも使えるポータブル電源としてBLUETTI AORA 30 V2のレビューをご紹介しましたが、これはあくまでもバーベキューやアウトドアシーンでガッツリ電力を使うときのもの。普段のお出かけや通勤の際には手軽に持ち出せる製品がベターです。

そんなときに便利なのがモバイルバッテリー。ただ、モバイルバッテリーは黒色で無骨な製品が多くせっかくスマートフォンケースを好みのデザインにしてもバッテリーが無骨で浮いてしまうことも。今回はデザインと性能の両方で妥協しない仕上がりになったモバイルバッテリーSHARGE Pouch Miniをメーカーより提供していただいたのでレビュー。

SHARGE Pouch MiniはUSB PD 30W出力に対応した9,800mAhのモバイルバッテリー。USB Type-Cケーブルを内蔵しており、別途ケーブルを持ち歩くことなくスマートフォンやタブレット、PCなどを充電できる製品です。USB Type-A端子とType-C端子を備えているため、最大3台の充電にも対応。モバイルバッテリーらしくないスタイリッシュなデザインが魅力的な製品です。現在Amazonでは4,999円で販売中。デザインと性能の両方で妥協したくないかたにぴったりな製品です。

電池らしさを逆手に取ったスタイリッシュなデザイン

パッケージデザインはかなり派手で、黒背景に製品の写真にロゴをあしらい、表紙の扉を開けるとライトグリーンのこれもまた派手な色合いの枠から製品が見えるようになっています。製品のデザインも奇抜で、内蔵されているリチウムイオンバッテリーの構造をそのまま製品デザインに反映した、バッテリー感のあふれるものに。ただ、赤色のケーブルにシルバーの本体、というようにバッテリーらしからぬ色合いがスタイリッシュさを引き立てています。

バッテリーセルの形がそのままなことからもわかるように、本体には21700リチウムイオンバッテリーを搭載。中身はサムスン製の車載規格(?)セルを採用。信頼性の高いバッテリーセルを使っているという触れ込みです。バッテリーセルのメーカーを明記する製品は少ない印象ですが、謎の中華メーカーセルではないというのは安心材料かなと。

本体の裏面には製品仕様と、各種認証マークが記載。CCC(中国強制認証)マークも取得しており、近年モバイルバッテリーの発火事故が相次いでおり、バッテリーの飛行機への持ち込みについて大幅に規制を強化しCCCなしでは持ち込み不可となっている中国の国内線の飛行機でも持ち込みが可能でした。

説明書については多言語対応になっており日本語の説明頁についても用意されていました。内容自体は必要最低限といった感じ。本体の重量は214gで、6.7インチのスマートフォン1台分と同じ、と思っておけばよさそうです。

USB Type-Cポート&内蔵Type-Cケーブルは最大20V/1.5A=30W出力に対応。手元のスマートフォン(ASUS Zenfone 12 Ultra)に接続したところ21Wで急速充電されていました。入力に関しても同じく30Wまで対応しており急速充電を行う事が可能です。

本体は丸みを帯びたデザインになっているものの、面全体を見れば平面になっているためスマートフォンの裏に合わせて手に持って利用することが十分可能。内蔵のUSB Type-Cケーブルは短めになっており、写真のようにスマートフォンの後ろに本体をまとめて握って持つ、ということも難なく可能です。

とりあえずカバンに入れておいて、国内も海外もすぐに使えるバッテリー

SHARGE Pouch Miniの一番のポイントは、ケーブル内蔵ですぐにどこにでも持っていけるところ。内蔵ケーブルを本体のUSB Type-C端子に差し込んでしまえばコンパクトにケーブルを収納した状態でカバンなどに収納しておくことが可能です。とりあえず普段遣いするカバンに入れておけばよいだけといいうわけ。

今回は中国・深圳(シンセン)にガジェットメーカーの取材のために訪問。香港までは預け荷物なしのLCC、香港=深圳間は高速鉄道と荷物を持って移動することが多く、荷物の量を多くしたくないところ。すぐに取り出せるバッテリーとしてSHARGE Pouch Miniをカバンに忍ばせて移動しました。

羽田発の深夜便で香港に飛び、そこから朝方の高速鉄道で深圳北駅を目指します。バッテリー容量の多いZenfone 12 Ultra(5,500mAh)であっても長時間の飛行機に朝方の移動ではバッテリーを消費していたので、ゆっくり(20分ほど)椅子に座って移動できる列車の中でサクッと充電してしまいます。

海外旅行で鬼門となるのが国内線の飛行機移動。本来は香港を往復して帰国する予定でしたが訪問時は折しも超巨大台風が香港に接近していたタイミングで帰国便が欠航。帰国予定日の翌日に本業での商談を控えていた私はピンチです。このため、急遽山西省の運城塩湖国際空港から名古屋経由で帰国することに。広東省深圳からは深圳航空の国内線で運城に飛び、一泊して帰国します。

中国国内の国内線のフライトは、近年のモバイルバッテリーの焼損事故を踏まえて規制が強化。CCC(中国強制認証)を取得しているモデルでなければ飛行機に持ち込むことができず廃棄が必要です。実は当日はもう一つ20,000mAhのバッテリーも持参していましたがこちらはCCC非認証品。それをXiaomi YU7の試乗でも活躍した郭さんにプレゼントし、SHARGE Pouch Miniのみを無事機内に持ち込みました。

日本国内でも規制が変わりモバイルバッテリーについては荷物棚への収納が禁止され、前の座席のポケットへの収納が必須に。飛行機に搭乗して荷物を棚に上げる際にはバッテリーだけ取り出す必要があります。Pouch Miniのシルバーのデザインと本体の独特な形状は手探りでもそれとわかるのもポイント。見つけ出したらすぐに取り出しておいておくことができました。

今回レビューしたSHARGE Pouch Miniはコンパクトでありつつも、30WのUSB PD出力に対応し9,800mAhのバッテリー容量を確保したモバイルバッテリー。サムスン21700セルを採用したことで信頼性を確保。中国で必須のCCC認証も取得し、安全性も確保した製品です。カバンの中に忍ばせておていていつでもスマホやタブレットを急速充電するというのに便利な製品でした。

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています