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【Yottamaster YS5】1.9万円で実測7000MB/s超の高速SSD!動画編集・ゲームやPS5拡張に最適な性能のYottamaster YS5レビュー【PR】

写真を多く撮影したり、動画を沢山撮影するというのは、スマートフォンのカメラでも簡単に4K動画を撮影できるようになったこともあり、多くの方で一般的になってきているかと。スマートフォンだけでなくカメラなどで撮影した写真や動画をPCに転送して編集していくと一気にPCのストレージを圧迫していきます。大容量のHDDでそれらのデータを処理するというのも良いですが、1ファイルあたりの容量が大きいものを頻繁に編集すると速度はどうしても低下してしまいます。

今回はSSDやストレージ関連商品を展開しているYottamasterから登場しているPCIe Gen 4接続のSSD、Yottamaster YS5 (2TB)を提供していただきレビュー。Yottamaster YS5は、コントローラーにMaxio MAP1602を搭載し、232層 3D TLC NANDフラッシュメモリを搭載したSSD。読み込み速度は最大7,450MB/s、書き込み速度は最大6,600MB/sの超高速伝送に対応した製品。耐久性も2TBモデルは1,200TBの耐久性を確保し、頻繁にデータを編集するような作業でも万全の性能を実現しました。クーポンを利用することで1.9万円購入可能です。

Yottamaster YS5のクーポン情報

  • クーポンコード: D495CV9T
  • 有効期限:2025年8月21日
  • 2TBモデル
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    • 販売価格:23,984円
    • 割引後:19,187円 (10%クーポン + 10% CODE)
  • 1TBモデル
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Yottamasterとは – 中国のストレージ市場で急速に存在感を高めるブランド

まずは今回当ブログで初登場したYottamasterについて解説。Yottamasterは現在急速のストレージデバイス市場で急速に存在感を高めているブランドで、コンピュータストレージ容量の最大単位「YottaByte」と「master(大師)」を組み合わせた造語で、「データを守る騎士」というコンセプトを視覚化したロゴデザインが特徴的。中国市場では「尤达大师」という名称で親しまれており、ブランドスローガンとして「智慧守护信息资产」(知恵で情報資産を守る)を掲げています。

日本でも単純なSSDという記憶媒体だけでなく、RAID機能に対応したHDDケースやファンを搭載したゲーミング向けのHDDケースも販売。Yottamasterの「全世界の中小企業と個人ユーザーに向けて高品質なデータストレージ体験を提供する」というミッションの通り、データの長期保存と安全性を重視した製品ラインアップが特徴的な製品になっています。

Yottamasterは深圳市元創時代科技有限公司が運営。この元創時代科技有限公司は中国で電子機器・ストレージデバイスを複数展開する元創集团(Yuanchuang Group)の一員で、その中でもハイエンドストレージを展開するブランドになっています。元創集团の他のブランドは、日本でも多くの製品を見かけるUSBハブ、外付けHDDケースを展開するORICO、同じくストレージを展開するPHIXERO、USBハブを展開するIAMAKER、SETMSPACEなどがあり、ストレージやUSB関連機器を多く展開しているのが特徴です。

日本でのYottamasterの知名度は低いものの、ORICOであれば見たことがあるという方はきっと多いハズ。大衆向けのORICOは2010年代の前半から多くの製品をリリースしておりストレージに関する知見も深い企業。そんなORICOグループのハイエンド帯として2018年から登場しているのがYottamasterです。

Yottamaster YS5 M.2 NVMe SSDのスペック

Yottamaster YS5のスペックは以下の通り。メーカーから提供していただいたスペック表をもとに記載していますが、特徴的なのがコントローラーを記載していること。Maxio MAP1602Aという中国系のSSDではよく見かけるコントローラー。蝉族SSDとも呼ばれることの多い、YMTC製のNANDフラッシュといっしょに使われることの多いもの。NANDフラッシュについての情報はメーカーから提供されていませんが、おそらくYMTC製のNANDフラッシュを利用していると思われます。

項目1TBモデル2TBモデル
製品名Yottamaster YS5 M.2 NVMe SSD with ヒートシンク
モデル番号YS5YS5
インターフェースNVMe 2.0NVMe 2.0
フォームファクタM.2 2280M.2 2280
接続規格PCIe 4.0 x4PCIe 4.0 x4
容量1TB2TB
連続読み取り速度最大7,450 MB/s最大7,450 MB/s
連続書き込み速度最大6,600 MB/s最大6,600 MB/s
ランダム読み取り最大1,128K IOPS最大1,000K IOPS
ランダム書き込み最大902K IOPS最大900K IOPS
コントローラーMaxio MAP1602AMaxio MAP1602A
NANDタイプ3D TLC NAND3D TLC NAND
耐久性(TBW)600TB1,200TB
MTBF215万時間215万時間
保証期間5年間5年間
ヒートシンク付属付属
同梱物SSD本体×1、取扱説明書×1SSD本体×1、取扱説明書×1

大型ヒートシンクが付属。アルミ合金製で効率的な放熱性を確保

パッケージはYottamasterのブランドカラーの青色と黒を組み合わせたデザイン。中国版と同じパッケージを利用しているようで、裏面のスペック表記は中国語と英語で記載。日本語では記載がありませんでした。製造会社の情報なども中国語でも記載されており、深圳の企業であることを全く隠さないのはなかなかめずらしく意外な印象です。

パッケージ内には本体の他に説明書、固定用のネジ、ドライバーが付属。SSDを購入するのに工具を用意していないということはあまりなさそうではありますが、すぐに利用できるドライバーが付属するのは親切な印象でした。取扱説明書には日本語のページも用意されています。

本体はアルミ合金製のヒートシンクを搭載。それなりに厚みのあるヒートシンクで、放熱性を高めるようになっています。ヒートシンクの表面はフィンを左右に配置し、真ん中の部分には空気が通って効率的に冷却できるようなエアフロー設計になっているのもポイントです。

説明書を確認すると、ヒートシンクの取り外し方についても記載があり、せっかくなので基盤部分も確認してみます。ヒートシンクと本体の基盤の間にはシリコンサーマルパッドが取り付けられており、ここでも冷却効果を高められるような設計になっていました。サーマルパッドは、左下のコントローラー部分とNANDフラッシュ部分を覆う形で取り付けられています。

YMTC製 232層 3D TLC NANDを採用。DRAMレスでも高速伝送を実現

コントローラーにはスペック表通りのMaxioTech製「MAP1602A」を搭載。PCIe Gen4 x4インターフェースに対応した4チャネル設計で、YMTCの232層3D TLC NANDに最適化されています。DRAMレス設計ながらHMB(Host Memory Buffer)活用し高速なデータ伝送を実現しています。

NANDフラッシュは刻印が読みづらいものの、YMNA0ATF181HPADとの記載でYMTC製を採用。Amazonの商品ページでは232層3D TLC NANDフラッシュを採用、と記載されておりYMTC製の232層NANDフラッシュメモリを採用していると思われます。片面実装でNANDフラッシュは4枚搭載していました。なお、このメモリについての情報は中国の情報を調べても分からず仕舞いでした。

NVMEの情報を調べられるMaxio nvme flash idを利用してみても全く情報は不明。NVMEの情報については本ツールのデータベースにも搭載されていませんでした。

Macio nvme flash idの結果

v0.37a
OS: 10.0 build 26100
Drive : 3(NVME)
Scsi : 1
Driver : W10
Model : Yotta
Fw : GT8ed336
HMB : 40960 – 40960 KB (Enabled, 40 M)
Size : 1953514 MB [2048.4 GB]
LBA Size: 512
AdminCmd: 0x00 0x01 0x02 0x04 0x05 0x06 0x08 0x09 0x0A 0x0C 0x10 0x11 0x14 0x80 0x81 0x82 0x84 0xC1 0xC2 0xFC
I/O Cmd : 0x00 0x01 0x02 0x04 0x05 0x08 0x09 0x80
Unknown xored id present:
ID: 90 34 34 03 | 4a 2d 91 5a | 42 92 5b 68 | 53 cf 77 d0
00: f8 1f d5 44 | 3b 4d 31 d8 | 1d a7 0b d9 | ba e8 6d 93
10: a9 3f 89 c6 | 18 60 eb 44 | 17 90 35 2e | db e2 ef 9c
20: 21 d9 d6 8a | 18 1b 01 20 | 13 8e f5 f9 | 5a 1b f3 48
30: 6c 74 31 ff | 39 91 70 de | 11 33 f3 84 | 19 72 41 1a
40: 0a ff 09 c6 | 09 59 47 87 | 62 d5 52 44 | d4 26 82 f8
50: 5a 73 f3 41 | cd 8a ae 35 | 61 d6 dc 3e | fe 30 0b 02
..
Controller : Unknown

今回は現在利用しているメインPCのCPU直結のM.2スロットに挿入してその性能を確認。ASRock Z690 Pro RSに挿入します。ヒートシンクは厚みはあるものの、本M.2スロットのすぐ下に取り付けているGPU(GeForce RTX 3060)に干渉せずにスムーズに取り付けることができました。

CrystalDiskInfoの結果についても確認。書き込み/読み込み量は0GBの状態でした。ファームウェアはGT8ed336。これも情報は一切なく、唯一ヒットしたのがORICOの2TB SSDと同じファームウェアバージョンだということ。

  • インターフェース:NVM Express
  • ファームウェア:GT8ed336
  • 対応転送モード:PCIe 4.0 x4
  • 対応規格:NVM Express 2.0
  • 対応機能:S.M.A.R.T., TRIM, VolatileWriteCache

NVME 2.0に対応していますが、PCIe 4.0×4で接続する分して一般的な利用する分にはNVME 1.4と特に変わりません。

HWInfoの結果についても分かる情報はほぼ同じ。ホストコントローラーがMaxio MAP1602Aであることが確認できるくらいでした。HMB(Host Memory Buffer)は40MBなこともここで確認できました。それ以外の情報は特に不明。謎が多いSSDといえます。

実測でも7,000MB/sを超える高速読み込み性能を実現。大容量のデータ伝送もスムーズ

Yottamaster YS5の性能を確かめるため、CrystalDiskMarkでベンチマークを実施。8GBにした状態での結果は、シーケンシャルリードで7,000MB/sを超える性能を実現。シーケンシャルライトでも6,306MB/sと非常に高速でスペック値と大きく乖離しない結果になりました。

この速度なら大容量のゲームや動画、写真を扱う際にも安心のスピードと言えるかと。本製品のメインターゲットはPS5のストレージの拡張。大容量のゲームをどんどん保存し高速で読み込みをする、という用途でもパワフルに利用できるはずです。

テスト項目書き込み速度(MB/s)読み込み速度(MB/s)
SEQ1M Q8T16,306.357,036.87
SEQ128K Q32T16,258.466,230.59
RND4K Q32T162,884.034,008.59
RND4K Q1T1293.5786.94

フォーマット時の初期容量は1907.73GBでした。NANDメモリの一部を呼び領域として割り当てる場合もありますが、Yottamaster YS5では予備領域に使わずにそのままユーザー領域として利用できるようになっています。

今回はYottamaster YS5をAdobe Lightroomを利用した写真現像の作業用ストレージとして利用することに。もともと、作業用ストレージは1TBのSSD(5400MB/sのもの)を利用していましたが、容量を倍増させてより多くの画像を一気に編集できるようにします。もともとの作業用SSDをUSB接続してデータをYottamaster YS5側に移行します。

移行作業にはEaseUS Partion Master Proを利用。828GBのデータを一気に転送していきます。読み込み側がUSB 3.0接続のためここがボトルネックになり、転送速度はおよそ約338.83 MB/秒という結果に。最初から最後まで速度を落とさずに転送することができました。

高速伝送のSSDを手軽な価格で手に入れたい方にピッタリ

今回レビューしたYottamaster YS5は、YMTC 232層 3D TLC NANDフラッシュを採用し実測値でも読み込みで7,000MB/s超、書き込みでも6,300MB/s超を実現した超高速なSSDでした。2TBモデルでクーポン利用後は1.9万円で購入できる価格も魅力の製品。アルミ合金製ヒートシンクを搭載しており、別途ヒートシンクを用意せずともそのまま十分本体を冷却しながら利用できるのも嬉しいポイントです。

日本ではまだまだ知名度がないものの、着実に高い性能のSSDを投入している中国YottamasterのSSD、ぜひこれを機会にお試しいただければ。大容量のゲームを楽しむ方はもちろんのこと、写真や動画編集用のセカンドストレージが欲しい方、ノートPCのSSDをパワーアップさせたい方にもまさにぴったりな製品です。

Yottamaster YS5のクーポン情報

  • クーポンコード: D495CV9T
  • 有効期限:2025年8月21日
  • 2TBモデル
    • 商品リンク: https://amzn.to/3UoCcaF
    • 販売価格:23,984円
    • 割引後:19,187円 (10%クーポン + 10% CODE)
  • 1TBモデル
    • 商品リンク: https://amzn.to/4eYIZkS
    • 販売価格:14,384円
    • 割引後:10,068円 (20%クーポン + 10% CODE)

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています