これまで散々紹介してきていながら購入には踏み切れていなかったデュアルカメラのスマートフォン、Huawei honor V8をようやく購入いたしました。ライカ提携のカメラではなくとも、1200万画素のデュアルカメラ構成で撮影後のピント変更にも対応した高性能なカメラを搭載したモデルです。
私が購入したhonor V8のモデルは5.7インチWQHD(2K)ディスプレイ搭載で、SoCにはKirinの最上位モデルKirin 955、4GM RAM、64GBストレージを搭載したHuaweiの最上位スマートフォンと言っても過言ではないモデル。(モデルはKNT-AL20)性能面では日本国内で発売されているHuawei P9を上回る仕上がりです。honor V8はディスプレイの解像度がフルHDのモデル、SoCがKirin950のモデル、3GB RAM、32GBストレージのモデルなど幾つかのモデルが登場しています。
今回はAliExpressのPophong Storeにて送料合わせて473ドルで購入しました。
購入してから気が付きましたが、Original China Brand MallではDHL便で464ドルですね。
AliExpressの購入ページへ
また、ディスプレイがフルHDでSoCがKirin950、4GB RAM、32GBストレージのAL-20はGeekbuyingで436ドルで購入可能です。
Geekbuyingの製品ページ(AL-10)へ
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外観レビュー・パッケージ内容
honor V8の外箱はこれまでレビューしたHuawei mate8などのような高級感を前面にした箱とは若干趣向が異なります。廉価版であるhonorシリーズの製品ということもあるのか、外箱は製品名のみ書かれた形です。
開け方は中箱を前に引き出すようにして取り出す形。
本体は中箱から引き出してやります。
前面は画面を消灯していることもあり真っ黒。ベゼルも含め全て真っ黒なので、ディスプレイとベゼルの間の区別がつきません。
液晶部は2.5Dのエッジがかかったものになっています。個人的には液晶保護フィルムが役に立たなくなってしまうので、あまり好きな仕様ではありません。
背面はP9を髣髴とさせるデザインです。カメラの付いている側はカバーの色が変わりコントラストが付いています。また、ロゴはhonorシリーズのロゴのみが付いています。
各部も見ていきましょう。まず上面。上部側面には3.5mmステレオミニジャックと赤外線センサー。
右側面には電源キーとボリュームキー、マルチファンクションキー。
左側面にはSIMカードスロット。
SIMスロットはnanoSIMとnanoSIM(microSDと共用)の構成。
下部側面にはUSB Type-C端子です。
そして、今回の記事では触れませんがデュアルカメラ構成。1200万画素で撮影可能です。
重さは191gと、5.7インチとしては若干重めな印象。
VRヘッドセットにもなる箱
実は製品の中箱は付属しているレンズを取り付けることでVRヘッドセットにすることができます。
実際に組み立ててはいませんが、それっぽいデザインにはなってますよね。
5.7インチの大型ディスプレイとVRは相性もいいでしょうし、粋なはからいに感じます。ただ、あくまで簡易的なものなのでスマートフォンを利用してVRという場合でも2,000円ほどの専用ヘッドセットを購入したほうが幸せかもしれません。
その他の付属品は、USB Type-Cケーブル、急速充電器、IMEIシール、専用ガラス保護フィルム
VIPカード、保証書、その他説明書など、となっています
Kirin955プロセッサーでHuaweiの最強端末に
honor V8、P9の前の世代のフラグシップ、mate8と2ショット |
honor V8の最上位版(AL20)はスペック面でも圧倒的。搭載しているSoCはKirin955プロセッサーで、現在のHuaweiの最上位端末であるP9と同じものになっています。(最上位以外のモデルはKirin950を採用)液晶部はHuaweiのブランドのスマートフォンでは初(Nexus 6PはNexusブランド)のWQHD(2560*1440=2K)、RAMは4GB、64GBのストレージでHuaweiのできる最高レベルが詰まった製品です。実際の使用感も全くもってストレスを感じさせないレベルでした。
Antutuベンチマークのスコアも確認してみます。スコアは95,739点となりKirin950採用のmate8の90,222点を少し上回る結果となりました。9万点台あれば日常生活では全くもってストレスを感じない性能で文句なしです。また、本機の特徴であるカメラ撮影後のピント調整(リアルタイムワイドアパーチャ)機能を利用する際も、パワフルなSoCのお陰でスムーズに作業できます。
美しい液晶。2Kの恩恵は不明なものの明るく、鮮やか。
honor V8(左)、mate8(右) |
honor V8の液晶部は何度も書いているようにWQHD(2560*1440=2K)で、実はHuaweiが自社のブランドで登場させるスマートフォンでは初の2K液晶となっています。それだけに液晶部の精細さは完全に眼で見て分かるレベルを超え、正直なところを言えばフルHDとあまり区別がつかないレベルに仕上がっています。
液晶の明るさや鮮やかさは、同じHuaweiの端末であるmate8とくらべてもより鮮やかに、そして鮮明になりました。mate8は若干青みがかかっていた印象がありましたが、honor V8では見事改善されています。
素のAndroidに近づいたEMUI 4.1
honor V8にはAndroidをベースに独自のカスタマイズが施されたEMUIが採用。現在の最新バージョンはEMUI 4.1で、デザインとしてはこれまでのEMUIに比べて素のAndroidに近づいたものになりました。先日レビューしたばかりのMi MAXが採用するMIUI 8も素のAndroidに近づいてきており、各メーカーの独自UIは独特さを追求するところからまた変わってきたようです。
HiAppからGoogle Playのインストールが必要 |
ただし、私が購入したモデルは中国国内のキャリア版ではないもののGoogle Playを始めとするGoogleのサービスには標準では非対応です。このため、自分自身でHuaweiの独自のアプリストアであるHi AppからGoogle Playを始めとする関連アプリをダウンロードする必要があります。
また、様々な情報を頼りにGoogle Contact Syncなどもインストールしたものの、連絡先についてのみGoogleのアカウントから同期することができずハタと困ってしまっております。誰か直し方を知っている方いらっしゃいましたらご連絡下さいませ。
指紋認証の精度は大満足
honor V8は背面に四角形の形をした指紋認証センサーを搭載し、登録した指でタップすることで指紋でロックの解除等ができる様になっています。センサー部は日本での発売が目前に迫ったhonor 8とは異なりあくまでもセンサーのみで、ボタンにはなっていません。センサーの精度並びに認証速度はピカイチで、指の一部が軽く触れるだけでロックが解除されストレスを一切感じません。
登録自体は日本語のメニューで完結し、またこちらも簡単に済ますことができます。
電波の受信感度も良好
基本性能は完璧なスマートフォン
【honor V8レビュー2】ボケも自由自在、スマホのレベルを超えたカメラのHuawei honor V8徹底レビュー
スペック(KNT-AL20)
今回はAliExpressのPophong Storeにて送料合わせて473ドルで購入しました。
購入してから気が付きましたが、Original China Brand MallではDHL便で464ドルですね。
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また、ディスプレイがフルHDでSoCがKirin950、4GB RAM、32GBストレージのAL-20はGeekbuyingで436ドルで購入可能です。
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