こんな状態でも充電できてしまいます |
ここ最近ガジェット界隈を騒がせていたAuleyの10ポート70W対応の充電器PA-T8をついにゲットいたしました。ちょうどAmazonを覗いていたら偶然安くなっており3,999円で購入できました。記事執筆時点では4,299円に値上がっておりちょうどいいタイミングでしたね。
さて、このAukey PA-T8はQualcommの急速充電規格であるQuick Charge3.0対応ポートを2ポート搭載しながら、合計で10ポート、70W出力で同時に充電が出来てしまうというマンモス充電器です。ここ最近はデジタルカメラまでもがUSB経由での充電という時代で、USB充電器のニーズはガジェット好きでなくとも増してきているでしょう。充電ポートが足りない!!というあなたにも強い味方になりそうな製品です。
外観・パッケージ内容
パッケージのデザインは流行りのものですね。それだけです。
中身は、メガネケーブルと、microUSBケーブル、各ポートのキャップに、ケーブル束ねるアレ、本体、簡易説明書、保証書です。
本体です。
上部側面に電源の挿入口と、このタイプには珍しい電源ボタンです。
電源を入れると、右上の小さいロゴのとことが発行するようになっています。
本体はかなり巨大で、Huawei mate 8とくらべてもこんな感じです。横にあるの、6インチのスマートフォンです。
昔の記事で紹介しているAnkerの6ポート充電器と比べてもこんな感じです。デカイ…
厚みは案外同じです。
改めて見てみても、この重厚感は凄いですね…心が揺さぶられます。
充電性能に関しては若干疑問の余地が…
ひとまず、5%まで残量を落とします |
Quick Charge3.0対応の充電器!と聞いたら、ひとまず試したくなってしまうのが性ですので、いつものQC3.0対応機であるLeeco Le MAX 2で試してみました。5%まで放電させたLeeco Le MAX 2と、他にデジタル一眼レフやら、タブレットやら、Xiaomi IR Remote Controllerやらを大量に接続した状態で充電開始です。
充電開始は午前2時51分です。ここから画面を消灯して、履歴を後から確認してみたのですが…
結果として満充電となったのは午前9時5分。約6時間14分かかっています。QC3.0の端子に接続しているのに、です。
ケーブルに関してもいつもの計測時と同じケーブルを使用していましたが、10ポートをフルで使用している際には70Wでは足りなくなってしまうようですね。せっかくQC3.0のポートを搭載しているのに、勿体無く感じてしまいます。また、一緒に通常のポートで充電していたHuawei Watchには過電圧がかかっていたようで朝にはオーバーヒートし、再起動を繰り返していました…
充電性能に関して、私の今回のように完全に10ポート使用したうえで更にQC3.0対応機をぶっ刺している状態はそんなに多くはないと思いますが、過度な期待は厳禁です。
でも、10ポート同時充電は便利
さて、比較的といいますか、結構厳しい意見を書きましたが、実際に使用し始めて早数日、10ポート同時充電は予想以上に便利でした。
これまで、机上には6ポートのAnker製のものと、4ポートのものを別々に設置していましたが、この10ポート充電器のおかげで一箇所に集約することができました。Ankerの6ポートこそ、製品が1年以上経過しており容量不足な印象も最近は感じていましたしね。
Quick Charge3.0の検証に関しては残念ながらうまく行きませんでしたが、10ポートの大容量充電器、みなさまの充電器の救世主ともなり得るこの製品、いかがでしょうか…?