久々に主観をメインとした記事を書きます。不思議な縁から私は中華通販サイトのGearBest様からLeeco Le MAX 2とOnePlus 3という2016年度上半期に発表されたスマートフォンの中でトップに位置する機種を提供していただくことができました。
実際にLe MAX 2もOnePlus 3もAntutuベンチマークのランキングでは1位をとっていましたし、OnePlus 3は今も1位に君臨しています。そんな中、この2機種を実際に手元において使ってみて、結局OnePlus 3に私が乗り換えてしまった理由を書いていきたいと思います。
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メーカーによる独自UIは使いづらかった
なぜ乗り換えたのか、その最大の理由はメーカーの独自UIを最後まで好きになれなかったことです。Leeco Le MAX 2はLeecoの独自UIであるEUIが搭載されており、LeTV 1SのAndroid 5.0ベースのものでも、Le MAX 2のAndroid 6.0ベースのものでもほとんど機能が変わらないものとなっており、その中での乗り換えは非常にやりやすいものでした。しかし、独自UIのせいでGoogle Tap Nowは使用不可でしたし、一部のアプリは設定を弄っても挙動が完璧とはいえない点があり、その弊害を多く感じてきました。
結局、Leeco Le MAX 2にはCyanogenModのカスタムビルド版が登場したことで、CM13を入れて運用することとなりました。しかし、CM13環境下ではWi-Fi周りに不具合がありましたし、発熱がこれまでよりも酷くなったり、電池持ちが悪化したりーと、様々な問題を抱えることとなってしまいました。Antutuのベンチマークのスコアも1万点以上下がってしまいましたしね。
性能や一部の機能性を犠牲にしてまでLe MAX 2でAOSPに近いUIを使用する意味はありませんでしたし、かといってゴリゴリにカスタマイズされたEUIを使う気にもなれず、結局ほぼAOSP準拠のOnePlus 3を使うほうが幸せでした。
2K液晶である必要は全く無かった
Leeco Le MAX 2の誇れる点として、2K液晶を採用し解像度がフルHDに対しても高くなってた点がありました。しかし、5.7インチで2Kになったところで私の眼はフルHDとの違いを特に感じることはなく、わざわざ電力とGPUを消費する2K液晶を必要とする理由はなかったように感じています。
また、Leecoの液晶も非常に綺麗でしたが、正直な感想を言えば前世代のLeTV 1Sから発色などで向上した印象は感じず、実のことを言うと「あれ…?」と最初は拍子抜けしたことを覚えています。それに対してOnePlus 3のOptic AMOLEDの発色は非常に明るく、そして深みのある色で感動させられました。Xperia X Performanceと比較できればよかったんですけどね。