18日日曜日まで東京駅前のKITTE 丸の内の1階アトリウムにて開催中の「TAIWAN EXCELLENCE in TOKYO」訪ねてきました。会場では、Google Project Tango&Daydream対応スマートフォン、ASUS ZenFone ARや、台湾の新進気鋭のメーカーの商品を試してきましたのでレポートをお送りいたします。
TAIWAN EXCELLENCE in TOKYO |
今回のTAIWAN EXCELLENCE in TOKYOで体験したのはZenFone ARだけではなく、他にもユニークな製品も含め体験。きっと、読者の方も楽しめる商品があるはず。ぜひ、会期中にKITTE 丸の内を訪ねてみて欲しいところ。
昨年(2016年)のレポート
丸の内にて開催中のTAIWAN EXCELLENCE In TOKYOにてASUS ZenFone 3やZenBook 3をチェック。他にも魅力的な製品が沢山出展中!
携帯端末でAR(拡張現実)を体感できる、ZenFone ARは無敵
今回の展示の中で一番のお目当てはASUSが展示していたZenFone AR。世界初のGoogle Project Tango並びにDaydreamの両方に対応したスマートフォンです。ARとVRをよりスムーズに実現するため、スペック面も大幅強化。Snapdragon 821プロセッサーに8GB RAMを採用し、高性能さにも拘った一品です。
ディスプレイに関しては、2K解像度(2560*1440)のSuper AMOLEDを採用。5.7インチの大型ディスプレイで、高品質なVR体験を実現します。
背面にはARの実現のためASUS独自のTriCamシステムが搭載。2,300万画素のメインカメラに加え、モーショントラッキングカメラ、深度カメラの3つのカメラでまるで人間の目で見ているかのように周りの環境を認識、3Dモデルの作成を行うというわけ。
実際にデモアプリを利用してZenFone ARでの拡張現実を体験してみます。ASUSのお姉さんが実際にデモアプリ上で空間認識機能を利用。画面の中で色がついている部分が3Dモデリングが完了し、アプリ上で扱える領域。
解説員の方いわく、今回のTAIWAN EXCELLENCE in TOKYOの会場のように白が多い場所では、赤外線での認識が難しく思ったように空間認識が捗らないとか。Project Tangoに関しては始まったばかりのもので、今後の進化に期待したいところ。
とは言っても、実際にモデリングが完了したものを表示してみると、不完全なながらも感動するレベル。ピンチイン・ピンチアウトによって、立体的に実際の空間を3Dモデリングしたものをスマートフォンの画面上で扱えるというのは未来を感じる瞬間でした。
次のアプリはアメリカ自然史博物館が配信するアプリ、「Dinos Among Us」。恐竜を3Dグラフィックで再現し、実際のカメラの映像に合成して表示するもの。米国では教育用途としても用いられているとか。
実際に会場に「恐竜」を登場させてみたのが上の写真。しっかりと会場の地面を認識し、文字通り「地に足の着いた」状態。ZenFone ARを手に持った状態で近づけば恐竜が画面いっぱいに広がり、それをピンチイン・ピンチアウトや、スマートフォンを動かすことで様々な角度で見れるというのは驚きでした。
そんなZenFone AR。発売が待ち遠しいこのモデルは、日本国内でももちろん発売予定。発売日は現時点では非公開であるが、夏頃には発売とのこと。誰でもスマートフォンだけで手軽に拡張現実と仮想現実の両方を体験できるようになる日が来るのはあと少しの辛抱のようです。
ASUSやAcer、Transcend、ADATAの製品群も展示中
台湾檜で出来た檜のデジカメも登場?!
表裏ともにタイワンヒノキをふんだんに使用。表面にはレーザー刻印をすることで、好きなデザインをカスタマイズすることも可能。
広角レンズと魚眼レンズが付属し、また、カメラ内の4つの撮影モードによってコンパクトながら個性的な写真の撮影が簡単に可能な一品。タイワンヒノキを使用したモデルは国内未発売ですが、紙製ボディのモデルは既に国内販売中。
会期は明日18日まで。足を伸ばしてみては?
昨年(2016年)のレポート
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