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Remix OS搭載が中華タブレットではブーム!Remix OS搭載の2-in-1機を4機種ご紹介!

CHUWI Hi10 Pro

当ブログでも何度か取り上げているRemix OSをご存知でしょうか?Remix OSとはAndroidベースのOSでありながら、タスクバーを画面下部に搭載し、またマルチウインドウに対応したことで、2-in-1端末などでデスクトップ型での利用に適したOS。現在はRemix OS 3.0までリリースされています。当ブログ内では、Onda V919 AirにRemix OSをインストールする記事を書いていましたね。当時はまだRemix OS 2.0が登場したばかり、さらにOnda V919向けは1.x系統でしたので、随分進化したものです。

さて、今回はそんな便利なRemix OSを最初から搭載したタブレット、特にキーボードと接続してノートPCの様に使用可能なものをご紹介いたしましょう。Windowsも搭載したデュアルブートモデルもあれば、Remix OSのみのタイプもあり、それぞれ独自の強みのある機種になっています。

CHUWI Hi10 Pro

まず最初にご紹介するのは、中華タブレットの廉価でかつハイスペック、デザイン性も高い2-in-1モデルを多く登場させたCHUWIです。その中でも最新機種の一つ、CHUWI Hi10 Proです。

Hi10は10.1インチフルHD(1920*1080)液晶にIntel Atom X5-Z8300プロセッサー、4GB RAM、64GBストレージを搭載し、OSにWindows10とAndroid 5.1Remix OS 2.0(Android5.1ベース)を搭載したハイスペックモデル。さらに、キーボードとの接続は物理端子は勿論のこと、ヒンジ付きのタイプで完全な形のノートPCとして利用できる機種です。

また、CHUWI HiPen H2を利用することで、スタイラスペンを利用することも可能となっています。バッテリーは6500mAhで6から8時間の連続駆動に対応です。充電はUSB Type-C端子を利用して5V/3Aでの急速充電に対応です。

現在、CHUWI Hi10は中華通販サイトのGearBestで178ドルで販売中です。なお、専用キーボードはCHUWI HiBookのものと共通で41ドル。合計で約219ドルとなっています。

【レビュー】CPUがAtom Z8350にパワーアップ&スタイラス対応した2-In-1端末、CHUWI Hi10 Proレビュー!

2016年12月2日追記:CHUWI Hi10 Proは仕様の変更によりWindows 10+Android 5.1の構成に変更になり、Remix OSは搭載していません

スペック

OS:Windows10+Android 5.1
CPU:Intel Atom X5-Z8350
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB
ROM:64GB
液晶:10.1インチ 1920*1080
カメラ:フロント200万画素・バック200万画素
バッテリー:6500mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:USB Type-C,microUSB,microSD,microHDMI
重量:562g(本体のみ)
大きさ:26.18 x 16.73 x 0.85 cm

CHUWI Hi10/Vi10 Plusシリーズ

2機種目も同じくCHUWIです。今度は若干サイズが大きくなって10.8インチ、そして価格は下がり、また、専用キーボードが簡易的なものになりました。製品画像を見る限り3機種とも同じ筐体を利用しているはずですので、まとめてご紹介いたします。

Hi10/Vi10 Plusシリーズは10.8インチフルHD(1920*1280)液晶を搭載、RAMは4GB(Hi10)/2GB(Vi10)を搭載し、64GB(Hi10)/32GB(Vi10)のストレージを搭載しています。CPUは全モデルともIntel Atom X5-Z8300を搭載し、スペック的にはそこそこのものに仕上がりました。液晶部のアスペクト比は3:2なので、WEBサイトの閲覧時には便利そうですね。

比較的廉価なモデルではありますが3機種とも専用のスタイラスペンを利用することで細かい線の入力にも対応しています。

専用キーボードの形状は、膝上使用には適さないタイプです。Surfaceを意識したものになっていますが、個人的にはヒンジ付きモデルのほうが嬉しかった本音もあります。ただ、机上での利用は何ら問題ないので、私のような一部の膝上派のみ影響がありそうですね。

そんなCHUWI Hi10/Vi10 Plusは中華通販サイトのGearBestで販売中もしくは予約受付中です。価格は
Hi10 PLUS(Windows10+Remix OS 2.0・4GB RAM/64GB ROM):221ドル
Vi10 PLUS(Windows10+Remix OS 2.0・2GB RAM/32GB ROM):159ドル
Vi10 PLUS(Remix OS 2.0・2GB RAM/32GB ROM):131ドル
となっています。専用キーボードはセット購入が可能なモデルでは25ドル、不可能な場合は27ドルとなっており、最安の構成では156ドルで購入可能となっています。かなり安くなってる印象、これなら意識を、おっと…

Hi10 PLUS(Windows10+Remix OS 2.0・4GB/64GB)
Vi10 PLUS(Windows10+Remix OS 2.0・4GB/32GB)
Vi10 PLUS(Remix OS 2.0・2GB/32GB)

スペック

OS:Windows10+Remix OS 2.0(一部Remix OS 2.0のみ)
CPU:Intel Atom X5-Z8300
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB/2GB
ROM:64GB/32GB
液晶:10.8インチ 1920*1080
カメラ:フロント200万画素・バック200万画素
バッテリー:8400mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:USB Type-C,microUSB,microSD,microHDMI
重量:686g(本体のみ)
大きさ:27.64 x 18.48 x 0.88 cm

Onda oBook10 SE

お次はoBookシリーズで最近は有名なOndaの製品です。oBookシリーズは以前、2Kパネル搭載モデルが登場!なんて記事を書いた記憶があるのですが、あの話、どこに行ったんでしょうか…消えましたね。oBook10 SEはCPUにIntel Bay Trail Z3735F、2GB RAMに32GBストレージ、液晶は10.1インチHD(1280*800)と若干心細いスペックの機種。ただ、その代わり価格は中華通販サイトのGearBestで本体が119ドル、専用キーボードは43ドルとなっています。

スペック

OS:Remix OS 2.0
CPU:Intel Bay Trail Z3735F
GPU: Intel HD Graphics 第7世代
RAM:2GB
ROM:32GB
液晶:10.1インチ 1280*800
カメラ:フロント200万画素
バッテリー:5400mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 b/g/n
端子類:microUSB,microSD,microHDMI
重量:680g(本体のみ)
大きさ:25.00 x 16.40 x 0.80 cm

Onda oBook 10

最後にご紹介するのもOndaの製品です。こちらは若干古めの製品ですがCHUWIの同スペック品に対して若干安価になっています。CPUにIntel Atom X5-Z8300を搭載、4GB RAMに64GBストレージで、10.1インチHD液晶(1280*800)を搭載したモデルで、液晶以外のスペック的にはCHUWI Hi10やHiBookに並ぶ機種です。

現在、中華通販サイトのGearBestでは149ドルで販売中。専用キーボードは43ドルですので、合計193ドル。単体のHiBook Pro(199ドル)レベルの価格でセットで購入できると考えたら比較的安い機種と言えますね。

スペック

OS:Windows10+Remix OS 2.0
CPU:Intel Atom X5-Z8300
GPU: Intel HD Graphics 第8世代
RAM:4GB
ROM:64GB
液晶:10.1インチ 1280*800
カメラ:フロント200万画素
バッテリー:6000mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 a/b/g/n
端子類:microUSB,microSD,microHDMI
重量:565g(本体のみ)
大きさ:25.00 x 16.40 x 0.70 cm

以上4機種をご紹介!Remix OSデビュー、いかがでしょうか?

さて、これまでRemix OSを搭載した2-in-1タブレットを4機種一気にご紹介してみました。安いモデルであればキーボードとセットで156ドルから購入可能となっている2-in-1のRemix OS搭載機、Remix OSが話題になっているけども試したことがない!という方や、既にAndroid OS搭載の2-in-1を利用しているものの、痒いところに手が届かないーなんて感じている方、紹介したモデルでRemix OSデビュー、いかがでしょうか?

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銀行をやめて人材系のHRテックらしいメガベンチャーにいたかと思えば、今はSIerで企画とかしています